俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句435・痛覚8・片山白城1・2019-06-10(月)
○「胸痛きまで万緑の中に入る」(片山白城1)
○季語(万緑・三夏)(「俳句界201407」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:これは肉体の痛覚ではありません。心の痛覚であります。作者は「痛いほど赤裸々な万緑」の只中に入ってしまったのです。
●片山白城(かたやまはくじょう)(1922~2017)
○好きな一句「コーヒーのミルクは渦にみどりの夜」2
○季語(みどりの夜・初夏)(引用同上)
【Profile】:長崎県出身。17歳より作句。1974年「河」入会、同人。1977年「地平」入会、同人。後継誌「青嶺」同人。