俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●特集俳句0298・美し俳句07・水見壽男01・2016-09-30(金)
○「野菊晴とは美しき国の空」(水見壽男01)
○季語(野菊晴・秋) 「のぎくばれとはうつくしきくにのそら」(「俳句201206」より引用)【→特集俳句-索引1・索引2 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:九月最終日。「野菊晴」とはなんと美しい言葉なのでしょう。野菊のように清楚にあくまでも澄みきった秋の空です。
●水見壽男(みずみひさお)
○好きな一句「纜の朽ち色に溶け秋の蝶」02
○季語(秋の蝶) 「ともづなのくちいろにとけあきのちょう」(「俳句界201210」より引用)
【Profile】:1935年、北海道古平町出身。→荒川あつしに師事。「ホトトギス」同人。「悠」主宰。第4句集「九線譜」にて2007年文學の森俳句大賞準大賞受賞。千葉県ホトトギス会会長。中央大学中央俳句会名誉顧問、日本伝統俳句協会会員。
↓
水見壽男掲載句
03秋蝶の一筆書きの如く去ぬ(秋蝶・三秋)〈方法・比喩(直喩)=如く〉2017/11/8