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俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●特集俳句0297・美し俳句06・足立威宏01・2016-09-23(金)

2016-09-23 04:56:00 | 特集俳句

●特集俳句0297・美し俳句06・足立威宏01・2016-09-23(金)
○「原発へ橋美しく冷まじく」(足立威宏01)
季語(冷まじ・秋) 「げんぱつへはしうつくしくすさまじく」(→「朝日俳壇」より引用)【→特集俳句-索引1索引2 →俳人一覧(うえおかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:原発へと通ずる橋。あくまでも美しい撓りをたたえながら冬を迎える冷たさを帯びる。5年と半年を経過した原発列島をすでに「冷まじく」予感しています。

 

足立威宏(あだちたけひろ)
○好きな一句「里芋といふ極上の土食らふ」(「第27回朝日俳壇賞受賞句」2011)02
季語(里芋・秋) 「さといもといふごくじょうのつちくらふ」

【Profile】:1933年生まれ。 朝日俳壇入選句、年間秀句多数。兵庫県養父市在住。小中学校の教員になり、定年前の1987年ごろから朝日俳壇への投句を続けている。第27回朝日俳壇賞(2011年→金子兜太選)他多数受賞。

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