俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句0198・視覚012・佐藤風人01・2014-10-27(月)
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○「一目見て野菊の君と決めている」(佐藤風人01)
季語(野菊・秋) 「ひとめみてのぎくのきみときめている」 (「俳句例句データベース」より引用http://taka.no.coocan.jp/a5/cgi-bin/HAIKUreikuDB/ZOU/NINGEN/430.htm)
【鑑賞】:野菊を見ている君でしょうか。野菊を持っている君でしょうか。野菊の道を歩く君でしょうか。ともかくも僕は野菊の君に一目惚れです。
○佐藤風人(さとうふうじん)
●好きな一句「仔を生んで虻の音楽聞く豚舎」02
季語(虻・春) 「こをうんであぶのおんがくきくとんしゃ」 (『現代秀句歳時記(新星教育出版)』より)
【Profile】:1916年、群馬県中之条町出身。父は大正時代の中之条町朝日座興行主の佐藤代吉。北条秀司、舞踊劇作家・長田午狂に師事。日本文芸家協会、日本ペンクラブ、現代俳句協会、日本演劇協会、日本劇作家協会会員。神奈川俳友会顧問。