俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句018・顔01・中村苑子
○「火を消して一つの顔を覚えおく」(→中村苑子04)
季語(無季)
灯りを消して一人の顔が浮かんで来ました。その顔を覚えて床に就きます。ここでは、その顔についての説明は一切ありません。その顔の持ち主と、どのようなことがあったかたは読者にはわかりませんが、「覚えおく」という表現は、それほど恨みがましい印象はうけません。