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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
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俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句017・髪・古屋秀雄

2010-11-16 20:25:04 | 五体俳句

●五体俳句017・古屋秀雄


「冬海の水中海女のひらく」(古屋秀雄01)

季語(冬海)

 冬の海。海中の海女の髪が開き、波にゆらゆらと漂っている光景です。「髪」は五体俳句の2回目の登場です。

 

古屋秀雄(ふるやひでお)(1907~?)

代表句「炎天に糞原爆の中心地」02

 

季語(炎天・夏)

 

奈良出身。1931年、詩作より俳句に転じ「倦鳥」に拠り、→松瀬青々に師事。1937年青々急逝。→右城暮石・→細見綾子らと「倦鳥」の新しい推進力をめざす。1940年、宰相山の誓子居を訪れる。1943年「鶴」同人。1949年「風」同人。1949年「鶴」「風」を辞し「天狼」同人。→山口誓子に師事。同時に旧号ひでをを本名の秀雄に改める。1966年「スバル」賞受賞。

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