ビンチの詩集

老人と地元をこよなく愛する者のつぶやき

一心

2017年03月24日 | 人生
 昨日、粗大ゴミを運搬する前に急きょ、私の母の従姉妹と
 その父親の2人だけが眠っているお墓へ行きました。
 私は一度も会ったことがない人のお墓ですが、
 母が常に気にかけていたお墓で、小さい時から連れて行かれ、
 家から近いこともあり、なにかにつけ買物帰りによくお参りしました。
 母が亡き後、私は一年に一度ぐらいしか手を合わせに行きませんが…m(__)m
 いまになって分った事は、その墓の管理義務がある三人の娘がいるが
 ある事情でできないとても複雑なお墓だということ。
 こんなことを言うとそのお墓主に叱られるかもしれませんが、
 計り知れない悔しさと癒えない悲しみを感じる寂しいお墓です。
 それでも私は怖いことはなく、むしろとても歓迎されている気がする。
 その根拠は、今回お線香を買いに行った際こんなことがありました。
 私は今まで見かけたことない方が寺務所から出てこられ
『どちらへお参りですか?』と聞かれたので
「○○家のお墓です。私の亡き母の親戚が眠っています」と答えると
『あなたの家族にむかし保健所へお勤めされていた方いますか』と
 さらに聞かれたので「それは私の母です!」と答えました。
 逆に私が「なぜわかったのですか?」と返すと
『真っ直ぐな目と顔立ち、面影がよく似ていますよ。
 あなたのお母さんは○○のお墓をとても気にかけていました。
 従姉妹の人が不憫でならないとよく言ってました』と話してくれ、
 22日に姓の違う後妻と血の繋がりない娘がお参りに来た現状も教えてくれました。
 たった2〜3分の会話で私は何十年分を理解できました。
 そして、私は父似と言われますが、母似と言われることはありません。
 話し方や勢いは母似ですが…f^^ きっと私の後ろに母が映ったのでしょう。
 そう思うと、彼岸明けでも導かれてお参りし、歓迎されたと感じます。
 で、今日はこんな一言です。

 

 なにごとも一心な人は 回りなんて気にならない
 人を気にする暇もない まして愚かな言動などしない

大人の休日

2017年03月23日 | 旅詩
 今日は、昨日までの休日から打って変わって、
 いらないもの整理です。
 予約した粗大ゴミを出してきました。
 実は、まだまだ我が家の断捨離は続く…。
 で、今日はこんな一言です。

 

 ふんわりしたリネンに包まれ
 やわらかに広がる落ち着いた香りの空間
 いまこの時間(とき)を ゆったりと味わう

魔法の時間

2017年03月22日 | 旅詩
 久しぶりの箱根から今さっき帰宅しました。
 昨日は、箱根ガラスの森へ何十年ぶりに行きました。
 雨の箱根もいいものでした。
 今日は、箱根神社を参拝し、
 まだお彼岸中且つ父の月命日でもあったので
 感謝を込めてお参りしました。
 本当にゆったりゆっくりできた三日間でした。
 で、今日はこんな一言です。

 
 
 開放的なアドリア海の魔法の香りが
 華やかに秘めた仮面をまとわせ時間を止めた 
 心は いま リアルト橋を歩いている

春の恋を手に入れよう

2017年03月15日 | 恋愛
 昨日は、久しぶりにスクリーンでルキーノ・ヴィスコンティ監督の
 作品を観ました。「家族の肖像」デジタル完全修復版です。
 監督の映画は、なにより役者が美しい。誰が観てもため息がこぼれる
 美形が大好きなんだろうなぁ〜。女優・男優の美しさに自然と
 ため息がでるとはこう云うことですね。
 テンポいいと言うよりは、感情の変化を畳み掛けるように描き、
 観る側に役の心情を読み取らせる。そして、簡潔な物語で終始する。
 でもヴィスコンティ伯爵が描く表現は深いの。
 この手の映画がわたくし好物です。
 帰りに、これまた久しぶりに、とある方と蕎麦屋へ寄って
 今の私の心情と現実を語ってしまいました。
 で、今日はこんな一言です。

 

 思いを寄せるながら 眠についたのは いつ頃までだったろう
 わくわくしながら 明日を待ちわびてた日々を 思い出す

健気さ

2017年03月13日 | 自然
 やわらかな春の陽射しに変わりはじめましたね。
 今日は、やっと重い腰を上げ、家の火災・地震保険の見直しをしてきました。
 今の火災保険は五年分払いで来年更新になります。
 がその前に、相談しようと突如思った次第です。
 我が家は古い木造住宅たのでマックスの補償額や掛け金は、
 どこ保険会社も似たり寄ったりだろうと思って見直してこなかった。
 が、違ってた!!!腰を上げてよかった!!!もうびっくりですよ!!! 
 同じ補償額で今より良い特約を付けても、そうさなぁ~、
 ざっと支払額が20万円以上は安くなりました!!!さっそく乗り換えます。
 で、今日はこんな一言です。

 

 道端に咲いている 名も知れぬ 花の強さに 心奪われる
 私は 大いに 負けているな