ビンチの詩集

老人と地元をこよなく愛する者のつぶやき

自力

2015年12月22日 | 自分
 今日は、誠実な後輩の誕生日。 
 この後輩とは、二十年以上の付き合いになる。
 付合う中で私の一方的な見方で嫌気がさしたり、
 時には可愛く思えたりと色々の出来事があった。
 私がどんな無礼な態度をとっても付き合いをやめないでいてくれた。
 今に至っては、頭が下がる気持ちでいっぱいだm(__)m
 なにがあっても私を裏切らない誠実な姿から
 私は信頼という結びつきを身をもって学ばせてもらった。
 そして、この後輩エライことに毎年欠かさず私の誕生日に
 バースデーカードを贈ってくる。
 それは単純な社交辞令の言葉じゃなく、
 自分の内なる言葉の愛情をしっかり伝えてくれる。 
 そんな後輩に私はちゃんと誠意を返しているだろうか?と
 思うときが多大にある。m(__)m
 いまこの後輩は休業中の脚本家だけど…
 またいつか無性に描きたくなる日がくることを願っている。
 だってあの時、あなたは間違えなく未来の才能をかわれ
 選ばれた者なのだから…もしそれが、例え後ろ楯があったから
 だとしても、あなたの先を見極めて選んだ人たちの目は
 確かだったと私は思う。すべてはね、誠実さから伝わるものです。 
 さて、とりあえず後輩へバースデーレターを描くとするか。
 で、今日はこんな詩です。

 

 太陽という存在を失った木は 
 どうやって 伸びていけばいい

 あなたの恵みで
 ここまで 育て上げてくれた木を
 あれから私は 何一つ成長させてない
 私は まだ 自分を自分で 
 ちゃんと 育てていない

 このままじゃいけない 

 育つ力は 自らがもっているもの
 わかってる 十分にわかってる

ともだち

2015年12月20日 | 仲間
 昨夜は、カメラマン宅へとある方と年納めに招かれました。
 今回も贅沢で愉しい夜を過ごさせていただきました。
 テーブルには旨いものづくしの数々、たわいない会話と
 楚楚とした飲みっぷりはf^^年納めにふさわしい宴でした。
 心こもったおもてなしは、体の芯まで温めてくれました。m(__)m
 そして今日は、北陸地方のデタラメの友の誕生日。
 私も今を乗り切ったら気の利いた物を贈れると
 思うから(たぶん^^;)しばしお待ちをm(__)m
 とりあえず、誕生日おめでとう^0^
 「軽やかに手放せ!」の言葉は、君が教えてくれたんだ !!
 
 

 あなたには 
 黙って見続けてくれる 友がいる

 消えない悲しみも 
 相談できない苦しみもあるだろう
 それもいつか 笑って話せる時まで
 待ちつづけてくれる 友がいる

 現状を解決したり 
 そこから救い出しては くれないけれど
 時に ぬくもりをくれ 
 時には 共に涙する確かな友が 
 あなたには いるじゃないか
 だから 怖れず迷わず 
 自分を奮い立たせ 次の扉を開けよう

感謝を祈る

2015年12月19日 | 社会
 冬らしい寒さになってきましたね。
 それでも異常気象が続いていますが…。
 今日は、これから私に足りない「やる気と愛」を
 もらいに行ってきます。f^^
 で、今日はこんな詩です。

 

 人間は 
 生きる為に 殺生をする
 暮らす上で 強慾になる
 国を守る為に 争う

 食事も お金も 権力も
 生きていく上では 必要なもの
 綺麗ごとだけでは 
 生きていくとはできない
 それでも 
 本当に大切なものは 目に映らない

 神々は たった一つ 
 人間の良心を試す以外
 すべての行いを 許している
 だからせめて どんな人間も
 神々へ 年の終わりにお礼を 
 年の始めの喜びを 
 真剣に祈る日が あっていい

勝ち負け

2015年12月14日 | 社会
 今日は、赤穂浪士討ち入りの日でしたね。
 奇しくも私の誕生日でした。f^^
 今年も愛する姪たちから大好きな赤ワインと
 味わいゆたかな地ビールが届きました。
 とても嬉しかった。感謝感謝 m(__)m
 で昨夜は、大きなライオン様と大きな姫様が無事帰っていきました。
 相変わらずてんこ盛りの強行スケジュールの中、
 東京を人とは違う満喫の仕方で駆け抜けていきました。
 積もった話しは山よりも高く積まれていたけど、
 話しの荷下ろしはほんの少しだけ。
 次回はせめて半分は下ろしていこうよ。 
 でないと永遠に片付かない!!!健全に山も登れないよf^^
 今回、私の中ではClassic Car・MUSTANGの話しと
 ウィッグがメイン記憶になってる@_@
 で、今日はこんな詩です。

 
 
 勝てば さらなる挑戦 
 負けても さらなる挑戦
 ならば勝負は 楽しめた者が勝ち

 練習中は 勝負に執着し
 本番中は 勝負をこだわらない

 その場に辿り着いた有難さと
 自分の頑張りを誉め称えよ
 思いっきり楽しんだ者に 
 勝負の女神は 微笑む

心温める物たち

2015年12月07日 | 家族
 昨日は、とある用事で何十年ぶりに目黒区青葉台へ行きました。
 バブルまっ最中の頃、私がデザイナーをはじめて1年目に
 小さなデザイン事務所から大きなデザイン会社へスカウトされ、
 洗練された贅沢な職場があった場所です。 
 周りからは不夜城と言われた会社で、毎日仕事終わりが朝方で、
 睡眠時間なんてみんな2~3時間しかなかった。
 1分でも早く家に帰ればいいのに、中目黒・代官山・恵比寿の
 深夜カフェやバーへ寄り、そこでぼやいて活力を蓄えていた。
 まぁ~よく飲んだ時代でした。たぶんあの時、
 一生分のアルコールを飲んだ気がする。
 だから今は、この私がたしなむ程度です。ホントです!!!
 懐かしい街を散策する事もなく、用事を終えて即次の約束へ向いました。
 急きょ、神社の社務所兼住居に引っ越された家へお邪魔することになり、
 そこで、とても懐かしい物たちと再会しました!!!
 むかし我が家にあった長炬燵と敷き物、テレビ台に、そして火鉢。
 やわらかい暖かさは、昔の我が家にいるようでした(涙)。
 住まい自体がお社の香りが漂い、参道には美しかったであろう太鼓橋と
 立派な公孫樹がいくつもある素敵なところでした。
 ゆっくり拝見したかったのですが、邪魔したのが夜8時だったので、
 次回は昼間に行きたいと思います。
 そのときはカメラマンと一緒にお邪魔したいと思います。
 で、今日はこんな詩です。 
 
 

 新たな主人の元で 
 丁寧に扱われ 役立つ物たち 
 やんちゃだった私との再会を
 喜んでくれただろうか?

 思いがけないところで
 懐かしい物たちに触れる 
 生活道具にしか思っていなかった物たちが
 たわいない些細な出来事を思い出させる
 この物たちも 家族の一員だったんだなぁ~と 
 愛おしく感じた
 
 あの時の会話と出来事が甦るひと時
 それは父の顔 母の声 兄の姿が織り成す
 心温まる夜でした