ビンチの詩集

老人と地元をこよなく愛する者のつぶやき

曼珠沙華

2013年09月27日 | 社会
 昨日は、秋の長~い彼岸明けでしたね。
 午前中お線香を上げにきた後輩を誘い、
 友の個展初日へ行ってきました。
 売れる前に全作品を見たかったから…!
 素敵でした。すごくよかった。すご~くよかった。
 作り手の思い、織る姿の心が現れる手織りブランケットたち。
 作品に触れると、なんとも言えない触り心地と
 人肌に優しく柔らかで、きっと購入した人は、
 彼女の温かな思いと強い優しさに包まれ、
 素敵な冬を楽しめることだろう。
 毎年私は、温かさに包まれ守られています。
 実は私 ^^; 個展終わり近くにもう一度行くんです。
 超多忙な某脚本家と一緒に…うんでもって、その夜
 3人でサクッと飲む予定なんです。サクッと終わるのかなぁ~?
 でも翌日は、早いからサクッとじゃないとダメ。。。

 昨夜は、個展ギャラリーで会ったカメラマンと
 久しぶりに蕎麦屋と鮨やのはしごをしてしまった!
 がしかし、あんなに飲んだ日本酒が以外と残ってない!!!
 いつも愉しい酒席をありがとうねぁ~○○ちゃん。
 体調不完全なのに付き合わせちゃって…そして
 今日の↓写真を即席で…助かりましたm(__)m
 しかし、北の丸や御堀、皇居は何でもあるね。
 ものづくりの人間やカメラマンにとって、
 かけがえのない素材の山だ!
 今日は、どこかで時間をつくり待望の映画を
 もちろん1人で ^^ 観に行くんだい!!!絶対!
 で、今日はこんな詩です。

 

 ときを見計らい 開く花
 一夜にして 真っ赤な花を咲かせ
 冬には 見慣れぬ葉だけが茂る
 花が葉を想い 葉が花を思う
 まるで 親が子を思い 
 子が親を思うかのように
 燃え盛る炎のような でも繊細な形は 
 愛する人への情熱なのか

 痩せた土地でも育つ 
 強い生命力の曼珠沙華よ
 想うはあなた一人だけ 
 また会う日を楽しみに
 秋の彼岸が終わりを告げる

ときには

2013年09月24日 | 仲間
 今日は、これから下の姪の所まで行ってきます。
 最近は、もっぱら愛しのまーくんばかりで、
 私の中では、すご~く恋しい大ちゃんが気になっていました。
 なぜ、まーくんが愛しくて、大ちゃんが恋しいかは、
 私の中の核がそう思わせるんですよね。
 まーくんは、可愛いけどせつなくなるほど愛しい。
 大ちゃんは、懐かしく心強くひきつけられほど恋しい。
 と、言う感じでしょうか!!!
 で、今日はこんな詩です。

 

 見えるものだけを信じていたら
 真実が見えなくなる

 探して見つかるぐらいの
 そんな簡単なものじゃないから
 一歩ずつ 半歩ずつでもいい
 誰の為でもない 
 自分ためのこの道を
 探し続けて欲しい 

 手探りの日々を繰り返し 
 はっきりしない心の葛藤も
 すべて素直に受け止めよう
 ときには 友人に支えられ
 ときには 隣人に助けられ
 ときには 家族に守られて
 自分の周囲と係わり合って 
 ときには 泣いて
 ときには 笑って
 ときには 喧嘩して
 自分の周囲に感謝しよう

 ただ子供のような
 純粋な振りをしているようじゃ
 みんな去ってゆく
 いま君は 本当の自分の姿を
 知るべきなんだ
 考えない 関わらない 目を背けてきた
 君の代償は いつだって補える
 人や自分を知ろうと思えば 
 一瞬で 全てが一変するさ

彼(か)の岸と此(こ)の岸

2013年09月23日 | 家族
 昨夜はデート?語り合い?説教?(^^;)
 久しぶりに年下の男子と2人きりで飲み食いを楽しみました。
 年下といっても私より5~6才下なのかなぁ~?
 いろいろな勘違いが解けてよかったよ!
 むかしから知っているのに、あんなに色々話したのは、
 この15年ではじめてでした。人と人は言葉に出して
 語り合えないと、その人の表面でだけを
 理解したかのような勘違いで終わってしまう。
 その人の深い味わいを知って、初めてその人の思いや考えを
 それでもほんの一部だけ知ることが出来るのでしょうね。
 そりゃ~、深い味わいのない人も稀にいますが、
 私の周囲には、いないことを信じたい。
 非常に有意義な濃い時間でした。ありがとうケ○ちゃんm(__)m
 しかし、もっとしっかりせんとイカンよケ○ちゃん!!!

 今日は、お彼岸の中日でしたね。
 私は、行かなくては行けないお墓が
 何ヵ所あった事に今日気づき、でも行くに行けず
 待っているだろう顔が浮かびます。ごめんね。
 今回は我が家の仏壇でお参りさせてもらいます。
 彼岸中はもう無理だけど、今年中には茨城のお墓も
 品川のお墓も顔出しますから…しばしお待ちあれm(__)m
 で、今日はこんな詩です。

 

 岸の向こうのあなたへ想いを馳せる
 懐かしい声 優しい風が胸にそよぐ
 遠い記憶が よみがえる

 岸の向こうのあなたへ想いを祈る
 たくさんの先祖の支えと導き
 祈る心を 大師に託す

 岸の向こうのあなたへ想いを願う
 穏やかで 凛々しいあなたの心に
 いつも 包まれていたい

 あの世の彼の岸 この世の此の岸
 心で繋がる 岸と岸
 今はまだ 私は此の岸で
 彼の岸を見つめ 掌(て)を合わせ 
 あなたを想う それだけです

縦糸と緯(よこ)糸

2013年09月22日 | 社会
 今日も朝早よから、知り合いが手向けに来てくれた。
 仏をいつまでも忘れないでいてくれるのは、うれしいけれど…
 お彼岸は1週間と長いから私も出るに出れない(^^;)))と、
 こんなボヤキを言っていたらご先祖様に叱られそう!!!
 そう言えば昔から「盆々と待ってた盆がただ三日、腐れ彼岸は七日ある」
 という歌がありまずが、この真意を知っていますか。
 どちらも大切な仏行事なのに、休める盆が3日しかなく、
 休めない彼岸が7日もあると言う事。
 では、これからデートに行ってきます(しししッ)!^^!
 で、今日はこんな詩です。

 

 誰しもが胸の中に 想い出がある
 その想い出が 人生模様となる
 ときには 明光のような 鮮やかな模様があり 
 ときには 暗黒のような くすんだ模様があり
 それが 今の自分をつくっている

 いろんな人との 出逢いや別れ
 いろんな人生の 歩みと形

 自分自身が縦糸なら 
 そこに 織り込む緯糸は 想い出模様
 たまには想い出模様を見れる 余裕が欲しいね
 そして それに負けない
 素敵な模様を 更に織り込む自分で居たいね

深いと浅い

2013年09月21日 | 仲間
 今日は、体に爆弾を抱えている友が、
 彼岸の手合わせに来てくれた。
 眠っている痛みを覚まさないように
 ゆるりゆるりと亡き父母に会いに来てくれた。
 体調の優れない中、来てくれた事に、まずは感謝!
 ホントうれしい…^^
 我が兄も彼女の体調を知っているからか、
 あの兄も兄なりの最高の言葉と表現を贈ってくれた。
 彼女も兄もみんな心底優しい人。
 あんな豪快な人が食べられないし、飲めないし、
 心配だけど、まずは後にも先にも感謝だけ。
 そして食べない飲まない人の前で、遠慮なく私は食べて飲む。
 たまに、さりげなくすすめるが二度は薦めない。
 これが、相手の気持ちを重くさせない気遣いだと私は思っている。
 痛い・だるい・食欲ないだけでもしんどいのに、
 体を心配したり、無理してまでなんで来た!なんて考えは
 あまりにも浅すぎる。なに一つ相手を理解・労ってないのと同じ。
 本人が誰よりも一番わかっていることを
 直球で言われることほど辛いものはない。特に病気の時は…!
 人付き合いは、病気でも経済的でもその人が一番辛い時に
 心を汲み、思いを受け取れなければ、真の友にはなれない。と私は思う。
 で、今日はこんな詩です。

 

 穏やかな人は それだけで 
 深い魅力を秘めている
 騒がしい人は それだけで 
 浅い知性を見せたがる

 深い川は 静かに流れ 整った流れは 
 すべてを受け入れ 流れに乗せる
 浅い川は 騒がしく 乱れた流れは 
 周囲を巻き込み 流れを壊す
 まさしく 人も同じ