CLAUDE WILLIAMSON: PIANO
DON PRELL: BASS
CHUCK FLORES: DRUMS
1.JUNE BUG
2.JERSEY BOUNCE
3.MOONLIGHT IN VERMONT
4.I'LL REMEMBER APRIL
5.THE LAST TIME I SAW PARIS
6.BLUE NOTORIETY
7.EMBRACEABLE YOU
8.HAVE YOU MET MISS JONES
9.HALLELUJAH
1956 BETHLEHEM
代表的なパウエル派として知られていたクロード・ウィリアムソンの「クロード・ウィリアムソンの真髄」（邦題）です。当時のバド・シャンク・カルテットのリズム隊がそのままトリオ演奏をしています。この頃のシャンクの作品は管嫌いの私でも気に入っていましたが、当然バックの３人の魅力的な演奏も一躍買っていたと言うことですね。
色々なピアノ・トリオ作品を闇雲に聞いていた時、クロード・ウィリアムソンというピアニストの演奏は大変お気に入りでした。理解しやすいしスウッと入ってくるところが魅力で、その関連からバド・パウエルというミュージシャンが気になってきた・・・本末転倒でしたが。
１曲目。実に歯切れのいいテンポのある曲です。淀みなく流れるピアノの音色、また、軽やかにウォーキングするベースとご機嫌なブラシ。時々ドスドスと鳴るバスドラも最高です。実はこのトリオはリズム隊に魅力があり、ウィリアムソンの演奏を引き立てているんですね。初っ端にこんなご機嫌な曲を持ってきてはすでに「名盤」を約束されたも同然・・・
２曲目。ミディアムでしっかりとしたリズム隊。その上をゆったりとしたピアノが流れていきます。テーマからアドリブにはいる所のロールの盛り上げ方は典型的なパターンですが新鮮な感じもしますね。歌うようなピアノの演奏を支えるベースの重みのあるラインは不動な感じがします。
３曲目。ゆったりとしたバラード、華麗なタッチのピアノが清流が流れる如く・・・優しく軽やかに。エンディングの効果もバッチリです。
４曲目。さあ、始まりますよ。このスピード感がたまらない。ベースラインが体を揺さぶってくれます。ドラムもシンバルとハイハットを鳴らし続けています。ピアノの跳ねながら突っ走るような（躍動感と言え）演奏、これぞ私が思い浮かべる「ジャズ・ピアノ」の見本のような・・・ご機嫌な演奏・・・私的ベスト選曲で選びたい。
５曲目。明るくスインギーな演奏です。しっかりとしたリズム隊の上をウィリアムソンの白い着実な演奏が続きます。シングルトーンの早いパッセージも淀みなく・・・単純に素敵ですね。としか言えない。
６曲目。ミディアムなオリジナル曲です。大変落ち着いたブルージーな演奏ですね。コードで曲を展開させる演奏も大変素敵ですね。少しもったりとしたベースソロも味があります。ドラムは元気元気。
７曲目。ミュージカルナンバーのスロー・バーラード。文句のない魅力的なピアノの音色を御堪能ください・・・と言った感じで、ピアノのため息が心に染み入る素敵な時間を過ごすことができます。
８曲目。ドラムロールから始まりました、ベースがテーマを奏でピアノが続きます、暖かい雰囲気で。まずはベースソロから。合間にピアノも入りますが、ベースメインの曲ですね。アットホームな感じがします。
９曲目。早い早い、いきなり全開のウィリアムソン節。隙間無く流れる続けるピアノ、軽快に日々聞くウォーキングベース、落ち着いた演奏のドラム。この３人の息はピッタリですね。雷様が叩きまくっているような（ひどい例え）ドラムソロが聞き所。
素敵な・素敵な・素敵な作品でした。ベツレヘムの２枚の作品は私にとっては宝物的な作品となっています。かなり頻繁に聞いていますし、聞く度に新たな感動を呼び起こしてくれる。甲乙付けがたいが、リズム隊の魅力で此方の勝ち。
この作品、最近フレッシュ・サウンドから「THE CLAUDE WILLIAMSON TRIO」としてベツレヘムの２枚のＬＰをカップリングしたＣＤとして発売されていました。（当然もう１枚は「ラウンド・ミッドナイト」・・・）・・・フレッシュ・サウンドはこれがあるからなぁ・・・
当然の如く（馬鹿だなぁ・・・・）迷わず（馬鹿だなぁ・・・・ジャケ違いは中身確認しないで速購入か）購入しちゃいました。で今回はそのＣＤも聞いていたのですが。本家（逆だろうが）は日本コロンビアがリマスターしていますので別の作品と言うことで・・・ベース・ドラムの尖りが押さえられています。丸くなっているというか・・・オリジナルを尊重してもらいたいような・・・
DON PRELL: BASS
CHUCK FLORES: DRUMS
1.JUNE BUG
2.JERSEY BOUNCE
3.MOONLIGHT IN VERMONT
4.I'LL REMEMBER APRIL
5.THE LAST TIME I SAW PARIS
6.BLUE NOTORIETY
7.EMBRACEABLE YOU
8.HAVE YOU MET MISS JONES
9.HALLELUJAH
1956 BETHLEHEM
代表的なパウエル派として知られていたクロード・ウィリアムソンの「クロード・ウィリアムソンの真髄」（邦題）です。当時のバド・シャンク・カルテットのリズム隊がそのままトリオ演奏をしています。この頃のシャンクの作品は管嫌いの私でも気に入っていましたが、当然バックの３人の魅力的な演奏も一躍買っていたと言うことですね。
色々なピアノ・トリオ作品を闇雲に聞いていた時、クロード・ウィリアムソンというピアニストの演奏は大変お気に入りでした。理解しやすいしスウッと入ってくるところが魅力で、その関連からバド・パウエルというミュージシャンが気になってきた・・・本末転倒でしたが。
１曲目。実に歯切れのいいテンポのある曲です。淀みなく流れるピアノの音色、また、軽やかにウォーキングするベースとご機嫌なブラシ。時々ドスドスと鳴るバスドラも最高です。実はこのトリオはリズム隊に魅力があり、ウィリアムソンの演奏を引き立てているんですね。初っ端にこんなご機嫌な曲を持ってきてはすでに「名盤」を約束されたも同然・・・
２曲目。ミディアムでしっかりとしたリズム隊。その上をゆったりとしたピアノが流れていきます。テーマからアドリブにはいる所のロールの盛り上げ方は典型的なパターンですが新鮮な感じもしますね。歌うようなピアノの演奏を支えるベースの重みのあるラインは不動な感じがします。
３曲目。ゆったりとしたバラード、華麗なタッチのピアノが清流が流れる如く・・・優しく軽やかに。エンディングの効果もバッチリです。
４曲目。さあ、始まりますよ。このスピード感がたまらない。ベースラインが体を揺さぶってくれます。ドラムもシンバルとハイハットを鳴らし続けています。ピアノの跳ねながら突っ走るような（躍動感と言え）演奏、これぞ私が思い浮かべる「ジャズ・ピアノ」の見本のような・・・ご機嫌な演奏・・・私的ベスト選曲で選びたい。
５曲目。明るくスインギーな演奏です。しっかりとしたリズム隊の上をウィリアムソンの白い着実な演奏が続きます。シングルトーンの早いパッセージも淀みなく・・・単純に素敵ですね。としか言えない。
６曲目。ミディアムなオリジナル曲です。大変落ち着いたブルージーな演奏ですね。コードで曲を展開させる演奏も大変素敵ですね。少しもったりとしたベースソロも味があります。ドラムは元気元気。
７曲目。ミュージカルナンバーのスロー・バーラード。文句のない魅力的なピアノの音色を御堪能ください・・・と言った感じで、ピアノのため息が心に染み入る素敵な時間を過ごすことができます。
８曲目。ドラムロールから始まりました、ベースがテーマを奏でピアノが続きます、暖かい雰囲気で。まずはベースソロから。合間にピアノも入りますが、ベースメインの曲ですね。アットホームな感じがします。
９曲目。早い早い、いきなり全開のウィリアムソン節。隙間無く流れる続けるピアノ、軽快に日々聞くウォーキングベース、落ち着いた演奏のドラム。この３人の息はピッタリですね。雷様が叩きまくっているような（ひどい例え）ドラムソロが聞き所。
素敵な・素敵な・素敵な作品でした。ベツレヘムの２枚の作品は私にとっては宝物的な作品となっています。かなり頻繁に聞いていますし、聞く度に新たな感動を呼び起こしてくれる。甲乙付けがたいが、リズム隊の魅力で此方の勝ち。
この作品、最近フレッシュ・サウンドから「THE CLAUDE WILLIAMSON TRIO」としてベツレヘムの２枚のＬＰをカップリングしたＣＤとして発売されていました。（当然もう１枚は「ラウンド・ミッドナイト」・・・）・・・フレッシュ・サウンドはこれがあるからなぁ・・・
当然の如く（馬鹿だなぁ・・・・）迷わず（馬鹿だなぁ・・・・ジャケ違いは中身確認しないで速購入か）購入しちゃいました。で今回はそのＣＤも聞いていたのですが。本家（逆だろうが）は日本コロンビアがリマスターしていますので別の作品と言うことで・・・ベース・ドラムの尖りが押さえられています。丸くなっているというか・・・オリジナルを尊重してもらいたいような・・・
