『宇都宮教会のいろいろ』   ☆ブックマーク欄「宇都宮教会ホームページ」も併せてご覧ください。

インマヌエル宇都宮基督教会牧師 山田 隆・勢津子
 TEL 028-621-8661 ※24時間対応しております

牧師・ミニチャーチ集会(兼祈祷会)(要約)

2017年10月24日 05時49分52秒 | メッセージ
・新しい来会者のための祈り
◎『日本の七十二候楽しむ』-旧暦のある暮らし  白井明大 文 有賀一広 絵
PP150、151より
甘露 きりぎりす戸に在り
候のことばこおろぎか、きりぎりすか
この候の「きりぎりす」は、こおろぎか、きりぎりすか?諸説在りどちらとも定かではないようです。コオロギの鳴き声の風情は、早くも万葉集に歌われているとか。また、キリギリスはイギリスは別名機織り虫とも呼ばれるそう。由来は、鳴く虫がギーチョン、ギーチョンと機織りのように聞こえるから。秋が深まり、野をにぎわせていたはずのきりぎりすやこおろぎが、明かりや暖かさに惹かれてなのか人の住まいにこっそり近づくさまを想像すると微笑ましく思えます…。
◎聖書:主牧  詩篇103篇
< 103 > ダビデによる
103:1 わがたましいよ。【主】をほめたたえよ。私のうちにあるすべてのものよ。聖なる御名をほめたたえよ。
103:2 わがたましいよ。【主】をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。
103:3 主は、あなたのすべての咎を赦し、あなたのすべての病をいやし、
103:4 あなたのいのちを穴から贖い、あなたに、恵みとあわれみとの冠をかぶらせ、
103:5 あなたの一生を良いもので満たされる。あなたの若さは、鷲のように、新しくなる。
103:6 【主】はすべてしいたげられている人々のために、正義とさばきを行われる。
103:7 主は、ご自身の道をモーセに、そのみわざをイスラエルの子らに知らされた。
103:8 【主】は、あわれみ深く、情け深い。怒るのにおそく、恵み豊かである。
103:9 主は、絶えず争ってはおられない。いつまでも、怒ってはおられない。
103:10 私たちの罪にしたがって私たちを扱うことをせず、私たちの咎にしたがって私たちに報いることもない。
103:11 天が地上はるかに高いように、御恵みは、主を恐れる者の上に大きい。
103:12 東が西から遠く離れているように、私たちのそむきの罪を私たちから遠く離される。
103:13 父がその子をあわれむように、【主】は、ご自分を恐れる者をあわれまれる。
103:14 主は、私たちの成り立ちを知り、私たちがちりにすぎないことを心に留めておられる。
103:15 人の日は、草のよう。野の花のように咲く。
103:16 風がそこを過ぎると、それは、もはやない。その場所すら、それを、知らない。
103:17 しかし、【主】の恵みは、とこしえから、とこしえまで、主を恐れる者の上にある。主の義はその子らの子に及び、
103:18 主の契約を守る者、その戒めを心に留めて、行う者に及ぶ。
103:19 【主】は天にその王座を堅く立て、その王国はすべてを統べ治める。
103:20 【主】をほめたたえよ。御使いたちよ。みことばの声に聞き従い、みことばを行う力ある勇士たちよ。
103:21 【主】をほめたたえよ。主のすべての軍勢よ。みこころを行い、主に仕える者たちよ。
103:22 【主】をほめたたえよ。すべて造られたものたちよ。主の治められるすべての所で。わがたましいよ。【主】をほめたたえよ。


 新たに読んでの感想はどうだったでしょうか。この本(『日本の七十二候楽しむ』)の著者は、季節のめぐるのどかさを讃えているようで、昔の安穏としたよさを描写しています。このような遠く昔に書かれたダビデはこの詩篇を、異邦の国の片隅でこうして素晴らしい、深遠な詩をひもといて学んでいることのたえにくすしい恵みと思わざるをえません。
 母の体内でくすしく造られたこと、しかし人の日は草、野の花のようにと、そのはかなさを描いております。またキリストに在る時には、その子孫に、天において、なんという神の重く広く末永い関係を持たされることであろうか。