フィクションのチカラ(中央大学教授・宇佐美毅のブログ)
テレビドラマ・映画・演劇など、フィクション世界への感想や、その他日々考えたことなどを掲載しています。
 



 

 田園調布にあるカジュアルなフレンチ風レストラン「ブラッセリー・ムー」へ行ってきまいした。
 田園調布といっても駅前ではなく、中原街道といわゆる六間道路の交差点から近いところにあります。小さなお店で、敷居の高いレストランではぜんぜんありません。料理はかなりの本格的なフレンチですが、店の内装やかかっている音楽はむしろ(なぜか?)南米的。明るい、軽いノリを大事にしているということでしょうか。たしかに肩が凝るようなフレンチではなく、リラックスして楽しめるお店です。
 この日注文したランチは、オードブル・メイン1品・デザート・パン・コーヒーの2200円のコースで、プラス400円のスープを付けました。値段的にはかなりリーズナブルです。ワインにもこだわりがあるようで、グラスワインでも十分美味しいワインが選ばれていました。
 オードブルは4品の盛り合わせ(冒頭の写真)。右下の人参の下にあるのはホタルイカ、右上は赤ピーマンのムースです。赤ピーマンのムースは初めて食べましたが、もともとはパリの三つ星レストランの名物料理なのだそうです。かなり濃厚な味で、パンに乗せて食べると美味でした。ちなみに、パンもシェフの自家製だそうで、これもまた美味しかったです。

 この日のスープは、蕪(かぶ)のポタージュ。コクを出すためにオリーブオイルが少しかかっていましたが、なくても十分美味しいので、私がオリーブオイルが無い方が好きでした。蕪は淡泊な味のように思いますが、スープにするとしっかり蕪の味がするのに驚きました。



 メイン料理は肉料理と魚料理から選択。肉料理は子羊のステーキで、私は羊が食べられないので、魚料理を選びました。魚料理は真鯛とホタテのポアレ。焼き具合が香ばしいし、付け合わせの野菜に使われている蕪や蓮根などの
和風の野菜との相性もよかったように思いました。



 デザートは、ブラッド・オレンジのムースかホワイトチョコレートのガトーショコラ。両方食べてみましたが、私は酸味のあるデザートが好きなので、ブラッド・オレンジのムースが好みでした。



 ところで、私たちが食事している間に予約無しのお客さんが3組も来たのですが、皆さん残念ながら入れませんでした。連休中のせいもあったかもしれませんが、かなり人気のお店という感じがしました。カジュアルなフレンチという店はこのところ多いと思いますが、ここは料理が本格的なわりに気軽に入りやすいお店で、そのせいかとてもにぎわっているようでした。
 肉料理と魚料理が一品ずつと料理の選択幅が少ないことはありますが、12席の小さなお店ですから無駄が出ないようにするのも大切なことです。そのおかげか、上のようなランチが2200円(+スープ400円)というのはかなりリーズナブルです。気軽に入れるお店ですし、
私もまた行ってみたいと思っています。
               



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