12月18日
学齢期から就労までの途切れない支援体制の構築に向けたオホーツク振興局での研修会に参加。時間を間違えて30分遅れてしもた。
◆ 障がい者就労 京セラの事例
人は何のために生きるのか。
社是「敬天愛人」
京セラ 稲盛和夫さんの言葉
(お名前を稲村和夫さんと間違えていたのを教えてくれたTさん、ありがとさんで直しました。アハハやね。)
メニューは
1)北海道の障がい児発達支援について
2)発達障がいの理解と中、高にをおける就労支援体制を行う学校体制
3)高卒の就労連携 京セラの取り組み
4)障がい者就労の現状
で、京セラの話
2013年に法定雇用率が2パーセントに変更されての雇用環境づくり。
素人でうまくいかないはずで、就労支援センターあおぞらを活用。
留辺蘂や北見工業高校の生徒を、あおぞらの支援を使って受け入れる。先生、あんまりわかっていない話も。(普通高校にも発達障がいの子どもたちは進んでいる実態は、あまり公にされてこなかったのですが)やっぱりな〜な話。
入社後はジョブコーチが関わる。
高校での補習や指導に先生のバックアップあったことも知る。
現場は理解できずで、特別な準備はしていなかったが、ジョブコーチからフィードバックを現場の責任者たちに。本人の特性を関連する人たちに、どの範囲まで伝えるかなどアドバイス。
労災や不良品を出すのでは、と不安あったが、ジョブコーチの一年間の支援のおかげで、今は安定した仕事をしており信頼している。の、言葉。
ジョブコーチのアドバイスを受けれる職場環境。アドバイスできるジョブコーチの確保。いずれも途上の課題。管内には1人しかいない。
ほんとかよ~な、これが現実。
障がい者就労に関する企業の理解を求めること、雇用後の支援体制、どちらもまだまだな課題
京セラでは、
人と人のつながりのバトンを受けついだつもりで、ハード整備だけでない外部との連携や情報交換に心がけ、人と人がつながれば、不安や悩みが発生しても結果的には上手くいく。
京セラ ケセラセラって感じ?
なんでも京セラの全国会議で事例報告したら、ジョブコーチの利用に関心を持つ支社、工場も多かったとか。
これが京セラの稲盛イズム?ポジティブやな~
◆ 研修会、その次
「障がい者就労のオホーツクの現状」
中学校から高校への本人支援の連携が、しっかりとなされていなければ、安心できる就労につながらない。
支援体制が整えなければ
本人の生き辛さは、次のステージとして
周りの不理解による葛藤の中で
2次障がいへ つながっていくのです。
障がいに対する家族の受容がなければ、支援につながらない。
グレーゾーンに生きる子どもたちがいる。
解雇相談が就労支援センターに企業からくる現実。
あらら
療育手帳と雇用・・・発達障がいなどは、児童相談所で判定を受けると療育手帳の取得は可能。ただし18歳の誕生日まで。
そんなアドバイスも届かない、受け入れられない家族に何を提供できるか。
あおぞらと高校卒業前からの先生、保護者との連携づくり
畑を耕し
どんな種を蒔く
管内高校7校、小中学校は12校が、この研修会に参加している。
重いだろな〜
最後のグループトークで感想など意見交換
高校の先生から、保護者の理解が得られないで
本人、学校も前向きに支援に取り組めない現実があることを
おっしゃっておりました。
保護者が障がいを「受容」しない現実は
幼児期からのリレーファイルも存在しないということ
これでは支援のしようもない
現実に弾かれた人たちの支援
問題の根は単純であっても深いところにあり
高校時期の障がい児への就労支援は、やっと歩み始めたばかり
オホーツクで、このような研修会に90名ほどが参加したことの意義は大きい
これを次につなげること
ほぼ新潟県の面積に4就労支援センター。ジョブコーチはたった一人
高校の先生が沢山参加した研修会。
それだけ対象とする当事者、生徒がいるということ。
ちょっと想像すれば、おおきな現実的な課題と言うことは誰にも理解できるはず。
では、
誰が責任をもって体制を作るのか?
??????
オホーツク
問われてるな〜