浦西孝浩の活動日記

活動の記録

R5年 3月議会質問 意見

2023-04-03 14:58:58 | 福祉

◆再々質問(意見) 多様性社会の実現について

 

 北見市は国の動きよりグローバルな市民目線で多様性ある地域社会に歩みを進めていること、辻市長の答弁から確認しました。

 北見市議会では、先月2月20日(月)、議員の識見を高める学びの場・議員研修会を実施しました。今回のテーマは「ダイバーシティーとインクルージョン」。

 辻市長の目指す笑顔が広がる、市民が多様性を認め分け隔てなく笑顔で暮らす社会づくり。議会においてもその推進を目指す研修会でした。講師は。現在、三井住友銀行のエグゼクティブ・アドバイザーの林貴子さん。「変化を恐れず性別、人種、民族、年齢など個々人の違い、多様性を、社会や組織の中で認め合うこと。また性格、価値観、ライフスタイルなどの個性の違いを尊重し、偏見や差別意識にとらわれることなく、それぞれをお互いに認め合って社会や組織全体を活力ある状態に導く。」と、変化を恐れなず、グローバルな経済環境の中で多様性を認め合う社会づくりを、推し進めることの必要性について語ってくれました。

 講演では北見市がパートナーシップ宣誓制度を国、全国の自治体に先駆けて取り組んだことにも何度も触れられ、しっかりと進めてほしいと講演の最後に「すべての「あなた」が唯一無二の存在だから。学校で、職場で、家庭で、社会で、「あなた」が「あなた」であることを侵させない。侵させない。」と、講師自ら大切にしている人権宣言を言葉にし、多様性を大切にする北見市のまちづくりにエールも送ってくれました。

 

 新年度に向けた、辻市長の市政執行方針を読ませていただき、多岐にわたる行政課題の多さ。SDGs、ゼロカーボンシティー、DX(自治体トランスフォーメーション)など時代の先を開く大きな課題から、今回、私から代表質問で投げかけさせていただいた公共交通、物流問題、医療、福祉、防災、そして再生エネルギー開発の地域への影響など北見市の課題は、とても新年度だけで処理できるものではありません。

 

 辻市長が北見市の未来として想い描きスタートしたばかりの多様性や人権を尊重する社会づくり。LGBTQや障がいばかりでなく、市民生活おいては不登校、引きこもりなど生きづらさを感じ孤立している市民、家族がいます。触れ合わなければ気づくこともないサイレントマイノリティーの市民は決して少なくはありません。

 

 辻市政、二期目最後の市政執行方針、巻頭のあいさつの最後には「2期目の仕上げとなる本年を、新たな挑戦を続け、さらにその歩みを進める年にするため、全身全霊を傾けて取り組んでまいります。」と語っておられます。この秋、北見市長選挙を前にして、辻市政が引き続き取り組まなければいけない課題は山積しています。市民と一緒に協働の力で市政課題を解決、改善に向けて歩みを前に進めて行かなければいけません。

 

▶辻市長の、今後に向けた前向きな意思を、早々に市民に語っていただきたい。そのことをお伝えし、市民・連合クラブの代表質問を終わります。

 

 

 

 


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