(新版)お魚と山と琵琶湖オオナマズの日々

補聴器を通じて聞こえる音は、残念ながら、世界のすべての音ではない。障害があると、残念ながら「世界が狭くなる」のが現実だ。

田上の秋景色

2010年12月06日 15時02分25秒 | ふるさと田上とその周辺

散歩中にみつけました。

美味しい干し柿ができるのでしょうね。
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中国発レポート!対北朝鮮外交の本音 水面下では高まる不信感

2010年12月06日 11時15分38秒 | 政治的なこといろいろ
ダイヤモンドオンライン記事です。
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中国発レポート!対北朝鮮外交の本音 水面下では高まる不信感 北崩壊による第2コソボ化を恐れる http://diamond.jp/articles/-/10312

2010年11月23日の南北朝鮮の砲撃戦を発端とする東アジアでの緊張は、11月28日から12月1日までの韓米軍事演習をピークとして、その後12月6日から12日まで韓国軍の沿岸部での砲撃訓練もあるとはいえ、一応、局地的な緊張を残しながら下火になっていくと思われる。
「北朝鮮の砲撃は神風だ」と報道された民主党幹部の発言はさておいて、北朝鮮の思惑、韓国の国内事情、米国のアジアに深く関与する姿勢、さらに中国の北朝鮮外交に焦点を当てて見てみると、日本などで報道されているように、「北朝鮮の暴挙に中国は手をこまねいている」ということはない。
北朝鮮に対して中国外交は何を求めているのか、なぜそうしなければならないのか、さらにどんな準備を秘かにしているのか、中国の外交官、学者などを取材し、その内容を整理して報告する。(北京在住ジャーナリスト 陳言)

2010年8月、訪中した北朝鮮の金正日総書記を抱擁する胡錦濤国家主席 Photo: AP/アフロ
 国際社会からの「明確に北朝鮮を非難せよ」という大合唱の中では、ロシアの外務次官でさえも、29日に韓国の李允鎬・駐ロシア大使と会談し「人的犠牲をもたらした北朝鮮による韓国領内への砲撃は非難に値する」と立場を明らかにした。
 一方、6者協議の主要メンバーとしての中国は、北朝鮮に対する内心の思惑は別として、少なくとも公的な場で非難はしなかった。これにより、北朝鮮が惹起した事件に中国が連帯責任を負わなければならない形になっている。中国はなぜこれほどにも北朝鮮に甘いのか、国際社会では理解を得られていない。
 中国国内でもインターネットでは、改革開放を頑なに拒否し、近代の歴史のなかで繰り返して中国に翻意を示しながら、自国の利益だけを最大限に追求していく北朝鮮に対しては、すでに嫌悪感が相当高まっている。
 政府は公式には何も言っていないが、世界でも有名な民間告発サイト「ウィキリークス」が暴露した米国の公電によると、中国高官の私的見解としては、「北朝鮮は大人の注意を引くために『駄々っ子』のように振る舞っている」と表現したという。北朝鮮を厄介者だと思っていることは間違いない。ただ公に北朝鮮を批判する事態にまでは、至っていない、というだけだ。

以下省略。全文は、会員登録してからお読みになって下さい。


この記事で、私が興味深く思ったところを、いくつか上げておきます。(赤い字の部分が、このレポートの記事です)

「アメリカはいろいろ言うが、本音は何だろうか。アメリカの外交を簡単なキーワードで説明してもらえないか」と、李氏はコーヒーショップでアメリカのオルブライト大使に直接に聞いた。
 オルブライト大使は単純明快に「1にリーダーシップ、2にパートナーシップだ」と即答した。彼女は間髪をいれずに「では、中国の外交は?」と質問を返してきた。
「1に平和、2に独立自主」と李大使も返答した。
「中国の外交はアメリカとまったく違います。世界で指導的な立場を取ろうとしない。平和を何よりも重要視しています。東アジアでの戦争には絶対に反対します。


これって、すごく大事なところでしょうね。
アメリカが「リーダーシップ」を重視しているというのは、どこにでも口出しする(軍事力も含めてです)ということだし、世界中で「アメリカにとって不都合なことが起きれば、軍事力を含めて対応するぞ」という外交方針だと言うことでしょう。実際、世界のあちらこちらでそのことは証明されています。アメリカ以外の立場から見れば、覇権主義と言われても当然でしょうね。

中国は、そうしたアメリカの(アメリカに追随する諸国も含めて)行動に対応し、自国の行動を決めていると言うことでしょう。
それは、「平和を重視する(戦争はしない)」からですね。しかし、アメリカとその追随国のやりかたによっては、中国も対応を変えることがあるということでしょう。自国から戦争を起こすことはしないけど、他国が戦争を起こした場合は対応するよってことです。(ここで、過去の事=ベトナムとの紛争など=を出してくるのは無意味です。そういう事を精算した上での、現在の外交方針でしょうからね。)

現在、中国の最大の関心事は朝鮮半島の平和だ。長さ1314キロにものぼる中朝国境は川からなり、夏には歩いても渡れる。今までも多くの脱北者は川を渡って中国に来ているが、戦争になり数十万、数百万の脱北者が来るとしたら、それを受け入れていかざる得ないのは韓国でも日本でもなく、中国となる。

朝鮮半島で戦争が起これば、直接の被害はもちろん当事国である韓国と北朝鮮であることは当然です。
そして、戦争のとばっちりが、周辺国に悪影響を及ぼすこともじゅうぶん考えられるわけで、その被害国は日本と中国と言うことになるでしょう。
日本と朝鮮半島の間には海がありますが、北朝鮮と中国の間には、歩いてでも渡ることができる川があるだけです。さらに、その川の中国側には朝鮮族が住んでおり、言葉や慣習など環境としてあまり変わりがありません。
朝鮮半島での戦争で、住民の大量脱出が起こることは当然考えられることであり、戦争の推移とも関係はしてきますが、北朝鮮から川を越えて中国に逃げる人が大量発生するでしょう。
これは、中国としてはたいへんに困ることで、なんとしても避けたいということでしょう。

懸念されるのは、「北東アジアで『第2のコソボ』が現れる」(同)ことだ。
 朝鮮戦乱になったら、数百万人の避難民は地雷を踏む危険を冒して、南に下っていくことはあまり考えられない。中国側に押し寄せてくるときには、軍と警察は、当然それを阻止しなければならない。そうすると、「中国には人道主義的配慮がない」などと批判されるだろう。その時には、韓国は国境を開放せず、むしろアメリカ軍などと一緒に「国連軍」の形で、中国に進駐することを求める。さらに朝鮮族自治区に独立自治を求め、第2のコソボを作っていく……と、中国の外交専門家は最悪の事態のシナリオを描く。


こんなことになったら、中国としては「踏んだり蹴ったり」ですよ。
好まざる戦争に巻き込まれた上、その結果で起こったことでも責任を取らされるなんて、いいことは一つもありません。

「だから、朝鮮半島の平和と安定は、中国の重大な核心的利益だと世界に理解してもらわないといけない。誰かが朝鮮半島で戦争を挑めば、それは中国に対する挑発と宣戦布告とみなす」と、李部長は強調する。中国は北朝鮮に挑発を止めてもらおうとしているし、同時に韓国に対しても、最大限の自制を求める。
 さらに「アメリカと日本に対しては、南北双方の衝突に機を乗じて、北朝鮮に世論戦、心理戦を仕掛けて、南北戦争を引き起こそうとする気持ちも捨ててもらいたい」と、李部長は付け加える。


中国の方針はよくわかりますし、日本が煽っているのについては、私も疑問に思うところです。
(感情的には、北朝鮮をやっつけてしまえと私も思うのですが、これも私がマスコミに煽られているのかもしれませんね。)

朝鮮半島で大きな戦争が起きれば、過去の朝鮮戦争で日本が漁夫の利を占めたようなことにはならないでしょう。
そういう狙いでの煽りがあるとすれば、それは日本を「亡国」に向けてしまう愚かなやりかただと思いますね。
朝鮮半島での戦争は「対岸の火事」では無いということを、すべての日本国民が認識しておかなければいけないことだと思います。

さまざまな歴史研究の成果によると、朝鮮戦争が勃発する前に、金日成主席はまずソ連総書記のスターリンと相談して戦争を決めた。最終的に中国も参戦したが、武器弾薬をソ連から買ってきて戦っただけでなく、毛沢東主席の息子も含めて、20万人近くの軍人を失った。武器などの購入費は1960年代までソ連に返済しなければならなかった。

朝鮮戦争は、スターリンと金日成の謀略戦争ですよ。非難されなければいけないのは、その二人です。
中国は、好まざる戦争に巻き込まれてしまったのですね。その結果、国民を多数死なせてしまったし、多額の戦費負担もさせられてしまったわけで、そういう面からみれば、中国も朝鮮戦争の犠牲者であったと言えるかもしれませんね。

日本は、朝鮮戦争で景気が上昇し、経済が回復しました。漁夫の利を得た国ですよ。

いざ朝鮮半島で戦乱が勃発した時には、「第2のコソボ」問題に発展させないために、「時局が制御不能となった場合、中国軍は国境を越え、北朝鮮側へ20キロか30キロぐらいのところまで入って、緩衝地域を作るべきだ」と、上海東亜研究所区域安全研究室の張祖謙室長は主張する。
 これにより北朝鮮の避難民を北朝鮮国内で保護し、時局が変わったら中国軍を撤退させればよいと張室長は考える。
 日本、韓国の求めている対北朝鮮外交を中国は行ってはいないが、水面下では北朝鮮に対する不信は高まっており、アメリカなどとは違う対北朝鮮政策を、秘かに講じているのである。


公に出されているものと、実際に行われる政策は、必ずしも同じものとは思われません。
しかし、中国が北朝鮮のやりかたを無条件に支持してはいないということ、北朝鮮の瀬戸際外交に対する不信が高まっているであろう事は、今回の砲撃事件後の中国の対応でわかります。



個人的な気持ちとしては、朝鮮半島については「韓国による無血革命」で「大韓(高麗)民主共和国」というような統一国家ができればいいなあと思っています。
そして、日本と朝鮮半島の新しい国はアメリカとの軍事同盟をやめ、中国・日本・統一朝鮮の3国で平和友好条約(もちろん、対等平等ですよ)を結ぶことができれば、極東の平和は実現するのではないかと思います。(台湾は中国の一部と、私は考えています)
そして、この3国連合+東南アジア諸国の連合で、「アジア共同体」が作れれば、世界平和に大きく貢献できるのではないかと思います。。


いろいろ、好き勝手に書いてみました。コメントをいただければ嬉しいです。
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森さん、引退です。

2010年12月06日 03時33分41秒 | 政治的なこといろいろ
日本共産党滋賀県議会議員:森しげきさんは、今期で引退されます。
長い間、ご苦労さんでした。


小島義雄さんが後継者です。
選挙では、絶対に、森さんの議席を引き継いでもらいたいと思います。
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日本を再発見

2010年12月06日 03時30分15秒 | 毎日の日記いろいろ
日本を再発見 http://j.peopledaily.com.cn/94476/7212873.html

日本を再発見
 日本に行ったときの中国人の感覚は、欧米に行ったときとは違う。明らかな「異邦感」は無いし、人々の顔立ちも、文字や礼儀作法も似ている。これらは全て、親しみを感じるポイントとなる。その後、人当たりがよく、細かい気配りができる日本の人々の交流を通じ、この国がとても清潔で秩序があり、安全で安定しており、豊かで現代的であると感じるようになる。そして最後に、私たちはどうしてこのような国に敵対するのだろう?という疑問がわくのだ。「南方人物週刊」が伝えた。

このあと略


「人民網日本語版」の記事です。

日本人と中国人が相互に理解する上で、たいへん貴重な内容の文章です。
長文ですが、ぜひ、日本人の方にも、読んで頂きたいと思います。
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金勝アルプス竜王山

2010年12月06日 03時22分54秒 | 山のこといろいろ
竜王山頂上からの展望です。
金勝アルプス独特の岩山のむこうに、栗東トレーニングセンターが見えます。


このところ、精力的に歩いていますが、あんまり痩せてはいませんね。
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