東京多摩借地借家人組合

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月21日(祝・月)住まいの貧困に取り組むネットワーク2周年の集い

2011年03月19日 | 住まいの貧困に取り組むネットワーク
※3月21日に予定されていた下記集会は内容を一部変更して開催します。
 この時期だからこそ、住宅政策の重要性について考えたいと思います。ご参集ください。

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住まいの貧困に取り組むネットワーク 2周年の集い

        住宅政策を私たちの手に
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とき:2011年3月21日(祝・月)10:30~15:00(10:00開場)
ところ:戸塚地域センター7階多目的ホール
(高田馬場駅より徒歩3分) 地図


 拡大し続ける「住まいの貧困」にストップをかけようと、「住まいの貧困に取り組むネットワーク」が設立され、2年が経ちました。
 混迷する国会情勢の中、「追い出し屋規制法案」は宙吊り状態になり、民主党がマニフェストに掲げた「家賃補助制度」も実現の道筋がまだ見えていません。
 一方、公的な役割を担うはずのUR(旧公団)住宅では「耐震不足」を口実に住民への退去圧力がかけられています。

 東日本大震災の被災者に対して各地で公的住宅の提供が開始されていますが、この間、公的住宅が削減された影響で、量的にも不充分なものにとどまっています。
 震災をきっかけにした解雇や雇い止めもすでに起こっており、貧困問題の拡大も懸念されます。
 今こそ「住まいは人権」という原点に立ち返って、住宅政策の重要性について考えたいと思います。
 ご参集ください。


<主な集会内容(予定)>

・早川由美子監督作品『さようならUR』初上映会

・ディスカッション『大震災で問われる住宅政策』
河添誠(首都圏青年ユニオン)、稲葉剛(自立生活サポートセンター・もやい)、坂庭国晴(国民の住まいを守る全国連絡会)

*ドキュメンタリー映画『さようならUR』(早川由美子監督作品)

 耐震性不足を理由に取り壊しが決まった、UR(旧住宅公団)所有の高幡台団地73号棟(東京・日野市)。数年前までURは耐震改修を行うと住民に知らせていたにもかかわらず、突然の方針転換。
 (本当にこの建物は危ないの?直すことは不可能なの?)と疑問を持った住民たちが情報公開請求で資料を請求するも、構造設計図はすべて黒塗り、決定の過程も不透明なまま。
 UR団地の削減方針が決まったのと時を同じくして発表された73号棟の取り壊し。背景にあるのは団地の削減、民営化なのか?
 偶然この問題を知った監督が、団地に暮らす人々の暮らしに密着し、住宅問題にかかわる専門家たち、UR、国交省…と取材する中で、この国の公共住宅とその将来を考えていく、異色の”住宅”ドキュメンタリー映画。



【主催】住まいの貧困に取り組むネットワーク
 ブログ: http://housingpoor.blog53.fc2.com/
 メール: sumainohinkon@gmail.com
 ツイッター: www.twitter.com/sumainohinkonNW/


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