ばどばーど

主に神奈備の筑波山を中心にした、里や沼のネイチャーフォト、植物や野鳥たちをご紹介します。写真をクリックすると拡大します。

紫葉

2017年12月06日 | Weblog
 森へ行くと駐車場で園長さんにお会いしました。今年はもみじが綺麗ですね!!と。小菊もお仕舞になり、紅葉もあらかた枯れて散ってしまったようなので、ちょと返事に間が・・・でも時間を少し遡れば美しい紅葉がそちこちで見られたので、天気が安定していたからでしょう、と。
 今年は、何年ぶりかで森の柿が山ほどの実を付けていたので、そろそろ熟し、鳥たちが群がっているのではないかと様子を見に寄ってみました。ナツメ程の大きさの小柿はすでに熟したまま釣るし柿のような容姿になっていました。それでも未だ渋が抜けていないのか沢山成ったっままでした。別の木には丁寧に中身を突いて食べていると思われる実がありました。これはメジロが来ている証拠です。そこで。東屋の廊下で座布団に座って待っていると、群れでやって来ました。深い軒の庇の下から、食べかけの柿の実が程よく見えるので、いくらでも撮ることが出来ました。
 戻る途中、暗い森の小路を行くと、淡い紅葉を見ました。通り過ぎたのですが、振り返ると一部に陽が当たっていて、淡い紅葉も良い雰囲気でした。
 これも紅葉?暗闇の紅葉、淡い紅葉、紫葉?ネットの画像を見ても華やかな紅葉ばかりで、こんなたよりない紅葉の画像などありません。森の中で、僅かな陽の光しか受け取れないと、こんなに微妙な変化をしていくのかと知らされました。少し外縁部に近い処の葉は赤味を帯びていましたので、やはり受光量の差が出ているのでしょう。これは望遠レンズで撮りましたが、ズームレンズや広角だと又違う雰囲気になるのでしょう。
 これが植物好きの園長さんの”今年はもみじが綺麗ですね!!”だったのかもしれません。

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