米タイム・ワーナー、AOLのネット接続事業を分離へ
2008年02月07日11時02分
米メディア・娯楽大手タイムワーナーのジェフリー・ビューケス最高経営責任者(CEO)は6日の投資家向け説明会で、傘下のインターネット大手AOLの うちネット接続事業を分離するなど、全社的な事業再編に取り組む方針を明らかにした。ケーブルテレビ大手のタイムワーナー・ケーブルについても、保有株式 の一部を売却する方向で検討する、としている。
AOLのネット接続事業の分離は今後数カ月以内に実施する見込み。契約件数の減少が続いているためで、AOLはネット広告事業などに集中して競争力を高める。
一部の米メディアはAOLすべてが将来的に分離または売却される可能性があるとも報道。01年のAOLとタイムワーナーの巨大合併は、事業の抜本的な見直しになる可能性が出てきた。
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