へー
それって、大事件、珍事、思いも寄らぬこと
ふーん
当たり前のこと
杜の都 . . . 本文を読む
◆№35 07月26日 「フリーダム・ライターズ」(★★★★★)
(感想)ストーリーは見え見えの映画だけれど、実話が基になっていることと、出演者の演技がいいので引き込まれてしまう。特に同僚の敵役の先生(イメルダ・スタウントン)は、すばらしい。これぞ敵役の演技のお手本だ。彼女が壁のように立ちはだかって見え、彼女を超えることで進めると感じさせる。生徒たちのチャレンジが先生のチャレンジに重なるのも作りと . . . 本文を読む
◆№34 07月25日 「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」(★★★★☆)
(感想)あまり期待をしないで観たのだが、魔法省のドローレス・アンブリッジを演じたイメルダ・スタウントンの演技、ワンダフル、すっかり映画を乗っ取っていた。ボルデモートが小さく見えたぞ。レイフ・ファインズ、もっとしっかりしろ!何も演技してないぞ!と言いたくなるほどだ。レイフ・ファインズは、この映画を見て、さぞ愕然としていること . . . 本文を読む
◆№33 07月22日 「傷だらけの男たち」(★★★★☆)
(感想)何かが足りなかった。これという欠点は感じないけど、これというインパクトも印象的な場面もなかった気がする。傷だらけの男たちなのだが、そんなに同情できるわけでもない。男たちの気持ちがこちらに伝わらないことが欠点かもしれない。公式ジャンルもアクションとなっていたが、アクションが売りの映画、か。男たちの傷は悲しみか、それとも憎しみか、そこ . . . 本文を読む
“動きと行動を混同しないように。”
アーネスト・ヘミングウェイ(アメリカ人作家)
1889年7月21日生まれ(-1961)
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まずは写真の話をしよう、銅像の上に鳩がいる
何の変哲もない写真だが、雨の日の写真で、鳩は濡れている
この日は台風4号が近づいている日、一週間前の土曜日の写真だ
鳩はじっと南を見つめて雨に耐えていた . . . 本文を読む
◆№32 07月18日 「クロッシング・ザ・ブリッジ ~サウンド・オブ・イスタンブール~」(★★★★☆)
(感想)いい音楽に出会えて今回も、超・感動でした。気持ちよくて眠りに落ちそう、このまま眠りたい誘惑が凄かったけれど、次は誰が出てきてどんな演奏や歌を聞かせてくれるかと思うとワクワクする映画でした。上手い、とにかく演奏や歌が上手い人が世界にはいっぱいだ。今回は映画情報を付けした。
総合 4+ . . . 本文を読む
◆№31 07月16日 「ボルベール(帰郷)」(★★★★☆)
(感想)映画の設定に現実的かどうかを問うことは愚問だ。ヒーロー映画でなくても有り得ないことをあることにして撮るのが映画である。物語の設定や出来事の一つひとつは、有り得ないことではない。この設定で監督は何を撮りたかったか。死んだはずの母が生きていた。それぞれに事情を抱えた女性たちが若い人から老人まで登場する。秘密を知らないのは娘だけという . . . 本文を読む
◆№29 07月06日 「ツォツィ」(★★★★☆)
(感想)シンプルなテーマで、人間性を喪失した不良少年が人間性を取り戻すというもの。アカデミー賞では評価されたようだけれど、傑作とはいえない。ツォツィが登場したときの目つきの演技は迫力満点だ。主人公の少年の演技力は、前半部で魅力を感じるがクライマックスに向かって喪失していく。これは彼の魅力を監督が把握しきれていないためだと思う。少年が赤ん坊を助けた . . . 本文を読む
◆№28 06月25日 「あるスキャンダルの覚え書き」(★★★★☆)
(感想)何かテーマを持った映画のようで、実は単純にミステリー、あまりミステリー感を強調しないミステリー。謎解きや恐怖やハラハラのスリルを押し出さずに、心理的な恐怖がじわーっと出てくる。誰が被害者で誰が加害者か分からない感じがする。観ている人にそれを自由に感じさせる狙いがあるのだろうか。登場人物がみんな変な感じ、そういう印象で映画 . . . 本文を読む
◆№30 07月13日 「ロストロポーヴィチ 人生の祭典」(★★★★☆)
(感想)残念なことだがムスチスラフ・ロストロポービッチ氏は、今年4月27日に亡くなられた。80歳だった。もう映像でしか見ることができなくなってしまった。演奏会のリハーサル風景で氏の演奏はすばらしいの一語に尽きる。高齢とは思えない、演奏、指の動き、弦の動き、そして表現力に圧倒される。絶頂期はいかばかりかと、創造してしまう。CD . . . 本文を読む