京浜三崎口周辺散策

2010年6月23日（水）

「ＫＤＤ遊歩会」の定例ウォーキングに参加した。
今回は、京浜急行三崎口駅を発着点とし、妙音寺・霊川寺・三戸海岸を散策する歩程約８Km(予定）のウォーキングである。

集合場所の京浜急行三崎口駅
横浜周辺ではかなりの雨が降っていたが、三崎口に着いた頃には雨は上がっていた。

　　　　　　　このまま何とか帰る頃までもってくれれば、と思ったのだが・・・
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　この日集まったのは、20名。いつもより大分少ない。
　　　　　　　　　　　　　　天気のせいもあるだろう。
　　　　　　　　　　　　　　バスに乗るわけでもないのに停留所を占領した形だ。
　　　　　　　　　　　　　　

10時、まずは"妙音寺"に向かって出発。
しばらくは住宅地の中を歩く。後ろに京急が走っているのが見える。

　　　　　　　住宅地を過ぎると、色とりどりの紫陽花が我々一向を迎えてくれるかのように咲いていた。
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　このように一度にたくさんの種類の紫陽花を見るのは自身初めてだ。
　　　　　　　　　　　　　　

この日の世話役の方の説明によると・・・
妙音寺の裏山全域が、大日如来を中心とした174躰の石仏と3,200本の花木に彩られた 花山曼荼羅（花浄土）になっているとのこと。

　　　　　　　ヤマユリの見頃は６月25日の前後３日だそうである。今日はまさに見頃なのだ。
　　　　　　　とにかく参拝して、花と大日如来を観ていくことに。
　　　　　　　

花山曼荼羅その１「蓮」

　　　　　　　花山曼荼羅その２「山百合」
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　花山曼荼羅その３「桔梗」
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　花山曼荼羅その４「大日如来」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

蓮、山百合、桔梗は数は少なかったが、紫陽花は裏山一帯に観ることができる。
今の時期は、"アジサイコース"が相応しいのではなかろうか。

　　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

今日ばかりはアジサイコースとしたほうが良かったのではないだろうか、などと考えながら歩いていくと・・・

とある民家の庭にきれいなユリを発見。

　　　　　　　こちらは、黄色のユリ
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　せっかくだから、と民家の主人の許可を得てユリの花をバックに記念撮影。
　　　　　　　　　　　　　　世話役の方も一安心といったところ。
　　　　　　　　　　　　　　

11時を過ぎる頃から雨が降ってきた。
急に横殴りに激しく降ったり、止んだり、とこの日の天気は気まぐれである。


12時をちょっと過ぎた頃、三戸海岸 に出た。
三戸漁港

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　空はどんより曇り、海上は強い南風でかなり白波が立っていた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　海岸を歩くのはちょっと止めておいたほうが良さそうだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

諏訪神社、福泉寺も雨のため参拝を断念、残念だが素通りだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　12時30分、レストラン ビーチバムに到着。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　三崎港直送のマグロステーキを注文。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　肉の真ん中の丸い部分はマグロの背骨だ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ライス（パン）、スープ、食後のコーヒー（紅茶）が付いて1,500円。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

食事が終わる頃、雨足が一段と激しくなった。まるで台風並みである。
しばらく様子を見たが、一向に回復する気配はない。


これ以上ビーチバムに長居する訳にもいかず、14時、大雨の中を京急三崎口駅目指して出発。
かつてこれほどの大雨に降られたことはあまり記憶にない。

　　　　　道路は川のようだ。靴の中はぐしょぐしょになってしまった。
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　

途中、道に迷いながらも雨の中歩くこと50分・・・

　　　　　　　ようやく京急三崎口駅が見えてきた。
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　皮肉にも、この頃には雨は小ぶりになり、天気は急速に回復し始めた。
　　　　　　　　　　　　　　

出発するときは「この天気なら何とかなりそう、これはついている」と思ったのが甘かった。
土砂降りの雨に見舞われてしまい、コース後半の散策を断念することに。
北海道を思わせる風景がある、というので楽しみにしていたが、お預けとなった。
妙音寺の花山曼荼羅を見れたのと、ゴールした時点で回復したのはせめてもの救いだったのかも知れない。
梅雨真っ最中ということを考えればこの日の天気も止むを得ない。


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