2010年3月5日(金)
毎週金曜に地元土浦周辺を歩く同好会「健康ウォーキングの会」が主催する、本年第9回「星野町の節分草」を鑑賞するウォーキングに参加した。
一次集合場所の土浦市民会館には、19名が集まった。
ここから車4台に分乗し、常磐道・北関東道・東北道を走って栃木市星野町に向かった。
北関東道の「壬生ハィウェィパーク」で一休み。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/ad/b9fd0250646bc6bb3f9aa895ebf6a696.jpg)
正直言うと、この日まで節分草がどんな花なのか全く知らなかった。
片栗と同じように春の短期間にだけ姿をあらわす「春植物」で、花のあと実をつけ、
4~5月頃には地下部を残して地上からは姿を消す、そうだ。
東北道栃木ICで降り、県道32号線を10Kmほど北上すると、節分草群生地として名高い「四季の森星野」に到着した。
無料駐車場反対側の山麓に蝋梅、梅、マンサクなどに囲まれた「四季の森星野」が見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/1e/a46209a73c11ec896726ea5f2325054e.jpg)
平日にも関わらず、カメラを片手に大勢の人が訪れていた。
可憐な花を何とかカメラに納めようと撮影に夢中である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/1a/b73271f4f50a503d3eaa9dee7808d9d7.jpg)
先ず手前の一輪をデジカメで撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/9c/b8b6eab1a97ed0505ffbd54c3c5e2208.jpg)
三脚など持ち合わせていないので手ぶれになってしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/18/8d5a54a974c5980749a9c041b6466887.jpg)
黄色い花の"節分草"は珍しいそうだ。
ビニールハウス内の片隅で育てられていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/ab/f9a1cb918e356b2a4fecb3ca4338949b.jpg)
これはお馴染みの福寿草。今が満開か?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/c1/f8917e029fc277c5fec59d3cfde78057.jpg)
園内は木道などが整備されていて歩き易い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/ac/d3512ece7c6e626a19b5b0785abdde57.jpg)
この日の最高気温は20度以上との予想、春本番の陽気である。
暖かい、と言うより暑い。ウォーキングには半袖でも良いくらいだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/64/024147df32431d91de376410bb6bad44.jpg)
田虫地蔵
鎌倉時代、当時の農民たちは毎朝夕地蔵の前を通るたび、田畑の虫「蝗」(イナゴ)の退散と疫病防止子育て縁結びを祈願した、とある。
お地蔵さんは右腕もなく、顔は長い間風雨に晒されていたためか、原型を留めないほど崩れていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/30/a410df0e65282454e96eda5c2c87714f.jpg)
田虫地蔵からしばらく歩くと、「星野遺跡公園」がある。
昭和40年の発掘調査の結果、縄文時代前期(5-6000年前)と中期(4500年前)の住居跡が確認され、ここを遺跡公園としたもの。
縄文前期(左)中期(右)の住居の他、日本では初めてと言われる縄文時代の貯蔵庫(中央)が復元されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/b3/955f036f5f76614d655abe795324e2ef.jpg)
ここにも節分草が見事に咲いているではないか!?
実はこれ、遺跡公園のパネル写真である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/8c/e21661902bce55d7d9d0585d8924ca31.jpg)
節分草を堪能したところで、お昼には少し早いが、遺跡公園内で昼食。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/d4/2165a4038a6f80d2ccd0ea854385b646.jpg)
腹ごなしに「星野遺跡地層たんけん館」を目指して再出発。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/2f/7743b28139421131de7f18d0e70f6ec4.jpg)
「星野遺跡地層たんけん館」の入場料は無料となっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/50/f759d6f6d5b50455c6e8959403e035b9.jpg)
地層たんけん館は、遺跡発掘調査をしたトレンチを整備し、地層の状態を直接目で見られるように整備されている。
深さ10mにわたり、旧石器時代からの人間の生活を確認できる13の文化層が見つけられている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/26/ac962edc8b7c03ad012c1ea5ff73505e.jpg)
古里を想い出させるような、どこか懐かしい風景の中を歩く。
時間がゆっくりと流れているような感覚に陥る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/36/c651deaa32efb11101c997d6afeeb387.jpg)
これみんな福寿草。
整然と並んでいるところを見ると、栽培しているんでしょうね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/85/3aefe4c0b169ae36508feb7a6922ff44.jpg)
よ~く見ると、あちこちに"ふきのとう"が。
『苦みのある独特な味がたまらなく好きなのよ』なぁんちゃって。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/8f/5bf8bd90d387b455c8f4950bc3f2aaae.jpg)
時間も早いし、ウォーキングにしてはちょっと物足りない、と言うことで、急遽「満願寺」へお参りして行くことに。
この寺は坂東33観音霊場第十七番札所であり、ちょうど1年前にお参りしたばかりである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/09/0267015af6255d64c5087ced3f58e43a.jpg)
先ずは、本堂にお参りをして・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/0c/84ba93bb4b5b8289fb36a4e1e641b247.jpg)
ここまで来たからには、と300円を払って、さらに奥の院を目指す。
これぞ"ウォーキングの会魂"であろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/dd/1364cf012a2bde282afdbf255f63c331.jpg)
奥の院に通じる最後の急な石段もなんのそのである。
『皆さん、いつの間にか随分とたくましくなったねぇ』会長も思わず目を細める。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/6d/6f99a4810dbeddda36c1f7dc7c2418ae.jpg)
奥の院の洞窟に鎮座する十一面観音様の後ろ姿に感動!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/0b/f4b0f759d6890da74f0a7c5215079793.jpg)
出流川の源流?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/95/99c5014a777dd0a0877fef22e37b62d3.jpg)
ひと汗かいた後の出流山の湧水は冷たくて美味しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/2d/5f3c58e80a6f3ae44901edbe0fa8f42e.jpg)
記念のお土産は何にしようかな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/d2/459b7d48298f1133658fc1d8038725d0.jpg)
午後2時半、満願寺を後にして、帰路に付いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/0e/a5cd0186d9a86a428ebc634108ae736f.jpg)
この日はいつもの準備体操・整理体操をしていなかったことに後で気がついた。
春本番の陽気に、誰もがつい失念してしまったのだろう。
歳のせいにはしたくない。
”ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次”
毎週金曜に地元土浦周辺を歩く同好会「健康ウォーキングの会」が主催する、本年第9回「星野町の節分草」を鑑賞するウォーキングに参加した。
一次集合場所の土浦市民会館には、19名が集まった。
ここから車4台に分乗し、常磐道・北関東道・東北道を走って栃木市星野町に向かった。
北関東道の「壬生ハィウェィパーク」で一休み。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/ad/b9fd0250646bc6bb3f9aa895ebf6a696.jpg)
正直言うと、この日まで節分草がどんな花なのか全く知らなかった。
片栗と同じように春の短期間にだけ姿をあらわす「春植物」で、花のあと実をつけ、
4~5月頃には地下部を残して地上からは姿を消す、そうだ。
東北道栃木ICで降り、県道32号線を10Kmほど北上すると、節分草群生地として名高い「四季の森星野」に到着した。
無料駐車場反対側の山麓に蝋梅、梅、マンサクなどに囲まれた「四季の森星野」が見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/1e/a46209a73c11ec896726ea5f2325054e.jpg)
平日にも関わらず、カメラを片手に大勢の人が訪れていた。
可憐な花を何とかカメラに納めようと撮影に夢中である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/1a/b73271f4f50a503d3eaa9dee7808d9d7.jpg)
先ず手前の一輪をデジカメで撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/9c/b8b6eab1a97ed0505ffbd54c3c5e2208.jpg)
三脚など持ち合わせていないので手ぶれになってしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/18/8d5a54a974c5980749a9c041b6466887.jpg)
黄色い花の"節分草"は珍しいそうだ。
ビニールハウス内の片隅で育てられていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/ab/f9a1cb918e356b2a4fecb3ca4338949b.jpg)
これはお馴染みの福寿草。今が満開か?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/c1/f8917e029fc277c5fec59d3cfde78057.jpg)
園内は木道などが整備されていて歩き易い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/ac/d3512ece7c6e626a19b5b0785abdde57.jpg)
この日の最高気温は20度以上との予想、春本番の陽気である。
暖かい、と言うより暑い。ウォーキングには半袖でも良いくらいだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/64/024147df32431d91de376410bb6bad44.jpg)
田虫地蔵
鎌倉時代、当時の農民たちは毎朝夕地蔵の前を通るたび、田畑の虫「蝗」(イナゴ)の退散と疫病防止子育て縁結びを祈願した、とある。
お地蔵さんは右腕もなく、顔は長い間風雨に晒されていたためか、原型を留めないほど崩れていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/e5/5dc8884c1d9f934c8ee9d4a3a4d58df2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/30/a410df0e65282454e96eda5c2c87714f.jpg)
田虫地蔵からしばらく歩くと、「星野遺跡公園」がある。
昭和40年の発掘調査の結果、縄文時代前期(5-6000年前)と中期(4500年前)の住居跡が確認され、ここを遺跡公園としたもの。
縄文前期(左)中期(右)の住居の他、日本では初めてと言われる縄文時代の貯蔵庫(中央)が復元されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/b3/955f036f5f76614d655abe795324e2ef.jpg)
ここにも節分草が見事に咲いているではないか!?
実はこれ、遺跡公園のパネル写真である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/8c/e21661902bce55d7d9d0585d8924ca31.jpg)
節分草を堪能したところで、お昼には少し早いが、遺跡公園内で昼食。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/d4/2165a4038a6f80d2ccd0ea854385b646.jpg)
腹ごなしに「星野遺跡地層たんけん館」を目指して再出発。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/2f/7743b28139421131de7f18d0e70f6ec4.jpg)
「星野遺跡地層たんけん館」の入場料は無料となっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/50/f759d6f6d5b50455c6e8959403e035b9.jpg)
地層たんけん館は、遺跡発掘調査をしたトレンチを整備し、地層の状態を直接目で見られるように整備されている。
深さ10mにわたり、旧石器時代からの人間の生活を確認できる13の文化層が見つけられている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/d4/cd0f5efa3d8b2304b68fbd727ca7b04a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/26/ac962edc8b7c03ad012c1ea5ff73505e.jpg)
古里を想い出させるような、どこか懐かしい風景の中を歩く。
時間がゆっくりと流れているような感覚に陥る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/36/c651deaa32efb11101c997d6afeeb387.jpg)
これみんな福寿草。
整然と並んでいるところを見ると、栽培しているんでしょうね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/85/3aefe4c0b169ae36508feb7a6922ff44.jpg)
よ~く見ると、あちこちに"ふきのとう"が。
『苦みのある独特な味がたまらなく好きなのよ』なぁんちゃって。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/8f/5bf8bd90d387b455c8f4950bc3f2aaae.jpg)
時間も早いし、ウォーキングにしてはちょっと物足りない、と言うことで、急遽「満願寺」へお参りして行くことに。
この寺は坂東33観音霊場第十七番札所であり、ちょうど1年前にお参りしたばかりである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/09/0267015af6255d64c5087ced3f58e43a.jpg)
先ずは、本堂にお参りをして・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/0c/84ba93bb4b5b8289fb36a4e1e641b247.jpg)
ここまで来たからには、と300円を払って、さらに奥の院を目指す。
これぞ"ウォーキングの会魂"であろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/dd/1364cf012a2bde282afdbf255f63c331.jpg)
奥の院に通じる最後の急な石段もなんのそのである。
『皆さん、いつの間にか随分とたくましくなったねぇ』会長も思わず目を細める。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/f7/689c327408af786ec71202280c7eee72.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/6d/6f99a4810dbeddda36c1f7dc7c2418ae.jpg)
奥の院の洞窟に鎮座する十一面観音様の後ろ姿に感動!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/0b/f4b0f759d6890da74f0a7c5215079793.jpg)
出流川の源流?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/95/99c5014a777dd0a0877fef22e37b62d3.jpg)
ひと汗かいた後の出流山の湧水は冷たくて美味しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/2d/5f3c58e80a6f3ae44901edbe0fa8f42e.jpg)
記念のお土産は何にしようかな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/d2/459b7d48298f1133658fc1d8038725d0.jpg)
午後2時半、満願寺を後にして、帰路に付いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/0e/a5cd0186d9a86a428ebc634108ae736f.jpg)
この日はいつもの準備体操・整理体操をしていなかったことに後で気がついた。
春本番の陽気に、誰もがつい失念してしまったのだろう。
歳のせいにはしたくない。
”ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次”
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