三十数年前に読んだ雑誌に、賢人、善人、愚人、悪人の定義が書いてあった。ある著名な政治家が講演した記録であったと思う。
「賢人」とは、国のため自分のためになる政治をする政治家。
「善人」とは、国のためにはなるが自分のためにはならない政治をする政治家。昔は、「井戸塀」といい、政治に足を一度入れると、財産を使い果たし、残るのは、井戸と塀だけだということから生まれた言葉らしいが、裏返して言えば、善人の政治家が多かったのだろう。
「愚人」と言うのは、国のためにも自分のためにもならない政治をする人。皆さん高等教育を受けた方ばかりなので、近年はこういう政治家は少ないのでは。
「悪人」とは、国のためにはならないが、自分のためになる政治をする政治家。
現代は、「国」を「国民」に置き換えれば、分かりやすくなる。
さて、5月26日号の週刊文春に、「清水東電社長は入院中に1億円住宅ローンを完済していた」というスクープ記事がある。
清水社長は、上のどの分類の人に入るでしょうか。
「賢人」とは、国のため自分のためになる政治をする政治家。
「善人」とは、国のためにはなるが自分のためにはならない政治をする政治家。昔は、「井戸塀」といい、政治に足を一度入れると、財産を使い果たし、残るのは、井戸と塀だけだということから生まれた言葉らしいが、裏返して言えば、善人の政治家が多かったのだろう。
「愚人」と言うのは、国のためにも自分のためにもならない政治をする人。皆さん高等教育を受けた方ばかりなので、近年はこういう政治家は少ないのでは。
「悪人」とは、国のためにはならないが、自分のためになる政治をする政治家。
現代は、「国」を「国民」に置き換えれば、分かりやすくなる。
さて、5月26日号の週刊文春に、「清水東電社長は入院中に1億円住宅ローンを完済していた」というスクープ記事がある。
清水社長は、上のどの分類の人に入るでしょうか。