ユニバーサル開発設計事務所のブログ

自動車業界における開発、設計、原価低減、品質信頼性向上を対象とした開発設計業務を行っております。代表三谷のブログです。

東電原発事故にみる賢人、善人、愚人、悪人

2011-05-19 07:49:31 | Weblog
 三十数年前に読んだ雑誌に、賢人、善人、愚人、悪人の定義が書いてあった。ある著名な政治家が講演した記録であったと思う。

 「賢人」とは、国のため自分のためになる政治をする政治家。

 「善人」とは、国のためにはなるが自分のためにはならない政治をする政治家。昔は、「井戸塀」といい、政治に足を一度入れると、財産を使い果たし、残るのは、井戸と塀だけだということから生まれた言葉らしいが、裏返して言えば、善人の政治家が多かったのだろう。

 「愚人」と言うのは、国のためにも自分のためにもならない政治をする人。皆さん高等教育を受けた方ばかりなので、近年はこういう政治家は少ないのでは。

 「悪人」とは、国のためにはならないが、自分のためになる政治をする政治家。

 現代は、「国」を「国民」に置き換えれば、分かりやすくなる。

 さて、5月26日号の週刊文春に、「清水東電社長は入院中に1億円住宅ローンを完済していた」というスクープ記事がある。

 清水社長は、上のどの分類の人に入るでしょうか。
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どうなる!日本のモンスター

2011-05-12 20:00:00 | Weblog
 さっぱり収束(終息でもいいが)の気配が見えない東電福島原発。今日のニュースでは安定していたとみられる1号機も高濃度の冷却水が漏れ出していると言う。どこから漏れているのか分からないし、どこに流れていっているのかも分からない。

 対応不能な原発の事故を見ていて、最近とみに感じ出したのが、20世紀の科学技術の進歩は、制御不能になると自分の力ではどうにもならないものを作り出したのではないかということ。

 安全安心の神話なんて最初からなくて、あれは一部の人が作り出した国民操作のような気がする。

 科学技術がそれほど進んでないときには、まだ人間は対象物が壊れても直せた。ところが、マイクロプロセッサが出来て、家電品や車に使われ始めると、修理業者の手に負えず基板ごと置き換えて修理し始めた。

 このころから人間の力が、製品の力に負け始めた。その最たる製品が今回のモンスター原発ではないか。大人しく従順なときは優等生だった。しかし一度狂うともう手がつけられない。何せエネルギーを自分で作り、目に見えない放射線で、人間を破滅に導く。しかもすぐにではなく、自覚症状はなくても、5年後、10年後、・・・・・そして遺伝子にまで。昔読んだSFの世界の話が本当になりつつある。

 3月11日の2~3日後には、被害の甚大さ、終息困難は専門家はわかっていたようなふしがある。専門家はバカではない。それが、混乱回避と言う大義名分で情報操作されていたのではないか。第2次大戦のときの状況と同じではないか。人はだませても、自然科学は嘘をつかない。

 今のような状態では、我々は各種発表を信じられない。

 外国の船が東北の港に入らなくなったと言う。報道では、過度の「風評被害」と言う言葉を使い、風評という言葉に迷わされる人(国)が悪いようにいう。

 風評のせいにせず、政府は国民全員に放射能計測器(気体及び液体の)を無償あるいは安価で配り、まず国民一人ひとりが事実を自分の目で確認することから始めたほうがいいのではないか。

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花の名前が分かりました。

2011-05-11 14:52:03 | Weblog
 近所の花屋さんに行き、写真を見せて花の名前をたずねました。店員さんが、「シラー」と教えてくれた。そんな名前は「シラーん」と言うような駄洒落は別として、お礼を言ったら「近所の神社に行ったらたくさん咲いているよ」と教えてくれました。

 その場所へ行ったら、一面「シラー」。階段を上ると、銅像がある。傍に「修行大師」の石碑。弘法大師が修行をしている銅像だ。

 ついでに隣の神社に行くと「荒神社」。神社に立ててある説明板に驚いた。私が中心になり町内会長、公民館長、教育委員会、市会議員の方々に協力してもらい、先日スタートしたばかりの「草戸川西街道」に建てる説明板の大変参考になる立て札があった。

 ひょっとすると、荒神社の神さんが、シラーの球根を私の水仙花壇(約200本)に4個ほどばら撒き、行ったことのない荒神社に私を呼んだのかもしれない(笑)

 さて本題に戻りシラーについてネットで調べたので下記する。

・百合(ゆり)科。 ・学名 Scilla peruviana(シラー・ペルビアナ)
   Scilla : シラー属 peruviana : ペルーの
Scilla は、ギリシャ語の「skyllo(有害)」が語源。 地下茎部分が有毒であることか ら。原産地は地中海沿岸で,日本にはかなり古くから輸入された。青や紫の星形の花が 集まって咲く。 花言葉: 変わらぬ愛
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教えてください、この花の名を

2011-05-10 17:53:44 | Weblog
 水仙が芽を出す少し前から非常に元気のいい雑草のような葉が姿を現した。葉は寒い冬でも青々としていて、地面にべたっと張り付く形で成長していった。隣に生えてきた水仙の葉は弱弱しく縦に伸びていった。

 やがて水仙はつぼみをつけ花が咲いていった。植えもしないのに水仙畑に生えてきた海のヒトデのようなこの葉は、群生する水仙の花など見向きもせず、葉だけが成長していった。

 さっぱり花をつける様子のないこの「陸ヒトデ」に私たちは奇妙な感じを持ちながら、どんな花が咲くのか見守っていた。

 水仙は最盛期を過ぎ、私たちの花壇はチューリップへと主役が替わって行った。チューリップは赤黄白などいろんな色で、私たちを楽しませてくれた。

 このチューリップが終わるころ、やっとこの「陸ヒトデ」の中心に、花が咲くのではないかと思う兆候が現れてきた。


 チューリップの花がすべて咲き終わったころ、モコモコと成長した「陸ヒトデ」の中心部が花を咲かせ始めた(写真)。

 紫色の奇妙な花である。水仙畑に全部で3本咲いている。

 植物図鑑で調べたが分からない。「陸ヒトデ」と言う名をを「宇宙人」と変えた。頼みもしないのに勝手に侵略してきて、水仙やチュ-リップが咲き終わるのを待って、一気に奇妙な花を咲かせたからである。

 どなたか正式な名前を教えてください。
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驚くべき反応! 前回のブログ

2011-05-08 07:50:42 | Weblog
 5月5日に掲載したブログ「福山市営競馬場内グランド利用開始について」への反応がすごい。今朝見つけたのだが、「福山市営競馬場」でYAHOO検索したところ、検索結果の対象数が約519000件とある。

 通常検索数の多い順に掲載されるのだが、私のこのブログは12番目に上がっている。同様タイトルで不要になり消去されてないものもあると思うので、実際有効なのは、この検索対象数値の1000分の1より少ないかもしれない。

 しかしいずれにしても、皆さんの関心の高いのは事実である。

 市民にとって喜ばれる方向で解決され、福山市の将来展望が開けることを期待します。
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福山市営競馬場内グランド利用開始について

2011-05-05 09:17:17 | Weblog
 赤字続きで廃止の色が濃い福山市営競馬場が、場内グランドの利用を許可する案内状を近隣の町内に配った(添付pdf;一部)。

 私が10年前までいた姫路では、1949年(昭和24年)に開設された姫路競馬場がある。この競馬場の正式な名は「姫路公園競馬場」で、競馬場全体が公園となっており、コース内側は野球場、球技場、児童遊園が整備され、馬場内公園への入り口も設けられている。私は、幼い子どもをつれて遊びに行ったり、職場のメンバーと野球の練習で利用した。

 福山市営競馬場も社会の娯楽の多様化で、売り上げが激減し、その社会変化についていけず現在に至っている。2010年に「福山市営競馬検討委員会」で廃止を前提とした答申をまとめることが決定され、9月29日に実質単年度収支の黒字確保が条件での事業継続が答申された。

 遅すぎたが背水の陣のひとつとして、今回のグランド使用が提案され実施されることになったのだろう。

 私が福山に来てからも、女性の入場無料の日が新設されたり、家族連れで入りやすいように絵が入場門周囲にかかれたり、夜のイルミネーションが増設されたり、季節はずれで近所を驚かせた(?)花火大会なども開催された。いろいろ入場者を増やすための努力はされていた。

 しかし結果に結びつかず、首の皮ひとつで繋がった今年度である。

 市民に親しまれる福山競馬を歌いながら、市民の気持ちに入り込めなかった今までの策である。

 私は今回のような開かれた競馬場の利用を提案してきたが、そのとき聞いたのは、福山でも競馬場を公開したことはあるが、年に数回の利用で中止になったと言う話だ。

 それは使わない市民が悪い(協力がない)と言うことで責任を市民転嫁して、それ以上の努力はせず、おそらく中止になったのだろう。

 今回はその反省をどのように考慮しているのか分からないが、状況を見守りたい。

 近隣町内会にはいくばくかの迷惑料が入っているが、近所に住む人にとっては、家の前の道、場合によっては個人の屋敷内へのタバコの吸殻のポイ捨てや予想紙の放置、馬の臭いや中国から持ち込んだ砂を消毒する消毒臭などから、競馬場は無くなるほうがいいのは、本音だろう。

 沈滞化し活力の乏しい福山の新しい起爆の場所として、2万人以上も入れるこの土地を活用することを企画したほうが、市全体としては、今後に生かせるのではないか。

 「福山市営競馬検討委員会」ではなく、「福山市営競馬跡地検討委員会」を立ち上げたほうがいいのでは?
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とうとう出てきた猪

2011-05-03 19:42:00 | Weblog
  先日、広島市内を逃げ回り海を泳ぐ猪の様子がTVで放映されていた。

 まさか自分の周りで猪に関係ができるとは思っていなかった。今年は成長が遅いタケノコを近所の人と取りに出かけた。私の第二事務所のある裏山の竹林に毎年おいしいタテノコが生えてくる。

 数日前に行ったときは、まだ小さくて取れなかったので、そのままにしておいた。ところが今日行ってみると、無残な姿になっていた。鋭い刃物で切ったようにあざかかな切り口である。先の柔らかくて美味しいとこだけ食べている。贅沢な食べ方だ。

 それでも一応切って持って帰ってきた(写真)。猪はタケノコが大好物だと言う。

 今まで、私の竹林では、なかった猪被害だ。人が追い出したのかもしれないが、とうとう私のとこでも人里に猪が下りてきた。注意が必要である。
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震災体感ツアーを提案

2011-05-02 13:09:03 | Weblog
 先日、陸前高田市の中学校などに学用品やクラブ活動の用具をトラックで自ら運んだ福山市の市会議員の報告会に参加した。

 その中で印象的だったのは、「西日本の人も被災地の跡を一度見に来てください」と被災した人たちが言っているというのがあったことだ。

 我々は、被災して苦しみ悲しみに浸る人たちの気持ちを考えると、ボランティアでお手伝いに行くぐらいがせいぜいで、津波で建物がなくなった跡を見に行くなんていうのは、非人情的で到底出来ないと思っていた。だから体力的に難しい人は、義援金を送って、せめてもの気持ちをと考えていた。

 しかし、「見に来てください。そして現場がどんな状況か感じてください。TV放送で伝えきれるような状況ではありません。」と言われると、現場を見に行くことの罪悪感は薄れる。

 さらに、観光客の減った旅館に団体で泊まり、少しでも経済の活性化のお手伝いをし、体感させてもらった現地にいくばくかのお礼(義援金)を渡す。

 こういうツアーがあってもいいのではないか。ただ注意しなければならないのは「**旅行社」の旗を頼りに歩く見学ツアーでなく、被災者の方と悲しみ苦しみを共有し、今の我々の生活が如何に恵まれたものであるかを実感し、もう少し無駄を省き慎ましやかな生活を考え直す切欠のツアーになればと思う。

 決して金では買えない、強力な体験が出来るはずだ。
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