今年一年お世話になりました。

　一月のフランス訪問、四月のオランダ、十月のドイツ、オーストリア、韓国と海外が多かったのに加えて、五月には国宝明王院初の第一回門前市で千五百人が集まり、以降毎月第三土曜日は県の重文の書院・庫裏などの公開を始めました。
　十二月の五重塔の二十二年ぶりの公開では一日で約千二百人が拝観に来られて、私たちをあわてさせました。

　更に草戸・川西歴史街道に三十枚の看板建てを行い、街道を本格的に始動させました。

　加えて想定外は、タクロバンの台風三十号襲撃でした（写真）。十一月八日以降今日までそのために大忙しです。義捐金もかなり集まり、その七割はすでに現地で必要な商品に変えてタクロバン市長に届けています。車やＰＣ、プリンターや蚊帳、病院の屋根瓦などです。この活動はこれからも続けます。

　バタバタと迎えた秒読み。来年もこの調子であけそうです。

　皆さん、よいお年を。

　

ついにやった！1183名記録、五重塔の一般公開

　みなさんに何回かお知らせし、朝日、毎日、読売、中国、山陽、太陽などすべての新聞が予告してくれた明王院の国宝五重塔の初重の22年ぶりの一般公開、大変な行列ができ、午前中の2時間で500名突破。午後から小雨がぱらついたが、それでも今日一日で1183名の方が拝観くださった。

　新しく「明王院を愛する会」の会員申し込みも20名近くおられて、東京都、所沢市、大津市などの方もおられる。

　このブログで遠くから見に来られたのかもしれない。

　我々ボランティアは大変だったが、それでも充実感に満ちて終了後忘年会ができた。

　私は忘年会は頭だけでて、フィリピン・タクロバンに出発する明平家族を見送りに福山駅に行き、見送った後、また忘年会に戻った。

　忙しい一日だったが、本当に充実していた。

間もなく五重塔の１Ｆの座像がご覧いただけます（２２年ぶり）

　以前より書いていますが、１２/２１（土）の午前１０時から１７まで第７回国宝明王院・書院庫裏の一般公開をしますが（受け付けは１６時まで）、今回は大変要望の多かった国宝五重塔の初重（１Ｆ）の一般公開を２２年ぶりに行います。四方の扉を開けますので、２ｍ位の至近距離から格子越しに（廊下から）金色に輝く大日如来坐像などを拝観いただけます。

　すでに各報道関係者が注目されており、昨日は中国新聞に写真付きで掲載されました。私のとこに多くの問い合わせが来ていますので、その中で特に多い項目を書きます。

１、予約入りますか→要りません
２、写真撮影はＯＫですか→報道関係以外の方は禁止しています。
３、拝観料は従来の５００円以外に必要ですか→不要です。
４、何時ころ行けば待ち時間が少なく拝観できますか→過去の経験では昼食時間帯（１２時～１３時）の拝観者が少ないです。しかし今回は問い合わせが多いので、何とも言えません。

外でお待ちいただくようになるかもしれませんので、カイロなど持参し寒さ対策をしておいで下さい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上

明王院の国宝の五重塔の初重（１Ｆ）を公開します。

　福山市の明王院にある国宝五重塔の初重（１Ｆ）を十二月二十一日（土曜日）に一般公開します。初重には大日如来座像などがおられます。公開は平成三年以来ですので実に二十三年ぶりとなります。次回はいつ公開できるかわかりませんが、国宝本堂にある十一面観音が三十三年に一度公開になるのでこの時、すなわちあと十年後には間違いなく公開されます。

　写真は先日撮った明王院の美しい景観です。

福山市からタクロバン・福山交流支援センターに預託内示（タクロバン被災）

　タクロバン市の台風３０号の甚大な被害に対し、日本で一番早く動いた我々ボランティア市民団体「タクロバン・福山交流支援センター」（以下センターと略す）に対し、福山市関係の活動で集まった義捐金などをセンターに預託するとの内示が福山市からあった。公式には月曜日に発表されるようです。これを書くことは、昨日成立した「秘密保護法」には触れないですよね（笑）。

　昨夜はＮＨＫの番組でセンターの生い立ちについて放映があった。２日間にわたり６時間を超える取材であった。６分の放送だったが、公共の電波を使い私たちの地道な活動について放映いただいたことに感謝しています。放映後多くの電話がかかり、話し中で通じなかった方にはお詫びします。

　福山市や各報道機関の方のおかげで多くの皆さんの厚い思いが詰まった義捐金が集まり、今月末にはまたタクロバン市に持参し皆様の思いとともに直接タクロバン市長に手渡します。現地の生の様子を市民目線で見てきます。

　今の募金制度では直接困っているとこに早く届かないという意見も聞きます。先日の毎日新聞の写真を見てもタクロバン市の復興の様子が見てとれません。

　私たちは、全員仕事を持ちながら、今後も地道に手弁当でやっていきます。たぶん今後も報道されるであろう私たちの活動を見守ってください。そしてできる範囲でご支援ください。

　１２月１８日（水）15：00から福山駅前で第３回の街頭募金に立ちます。今まで募金に立った経験のない方も時間が許せばご協力ください。来られたら「三谷」まで声をかけてください。

　よろしくお願いします。

タクロバン・福山交流支援センターの生い立ち

　２００９年１２月にタクロバン・福山交流支援センター（以降センターと略す）を私たち４人が発起人となり立ち上げ、同じ思いの人を集めて会員数４０名ほどの組織にした。
　以降、タクロバンから市会議員を呼んだり小学生を招くなど地道な活動をしてきた。
　それが今回の台風３０号のタクロバン直撃で、同市は破滅的な被害を受けた。私たちは第１報（金）の翌日（土曜）には緊急役員会を開き、日曜にはメンバーの市会議員が動き、月曜には市長が哀悼の意を表明すると同時に私たちは募金活動に突入した。
　同時にメンバーがタクロバンにわたり、同市が必要としている物の情報を聞き、帰国するとすぐ募金の中から車（中古車）２台をタクロバンの隣接の町で買い、市役所に送り込んだ。
　この各種のわれわれの行動は、マスコミに取り上げられて、全国から義捐金が集まった。同時に街頭で募金活動も始めた。

　報道関係の方も関心を持たれた「どのようにしてこのセンターが立ち上げられたか」について、明日（１２/６金曜）の18：10からのＮＨＫＴＶ番組「お好みワイド」（広島県）のなかで６分間放送される。

　時間のある方はご覧ください。外国のある市を救う大変なことを始めた我々のセンターはこんな簡単なことから始まったということが分かっていただけます。皆さんの身近なとこでも、熱意さえあればボランティアで大変な社会貢献ができます。

偶然にも草戸が・・・。

福山市の広報の12月号に、偶然私たちの活動に関係する記事が三つも出た。今日はタクロバンに関しては，ＮＨＫが取材に私の事務所来られたけど、このテーマは置いておき、草戸にします。

一つは「佐戸島小学校跡」；これは一年前に看板を建てました。二つ目は「草戸川西歴史街道」に
30本の説明看板を11月に建てたニュース。

そして最後は明王院の五重塔内部を初めて公開するという案内。明王院が国宝になった昭和28年以降は初めてで、今後もいつ拝観できるかは未定。国宝で中の傷みが激しいので。ぜひこの機会にご覧ください。狭いので拝観に制限をかけます。整理員（ボランティア)の指示に従ってください。

バナナのたたき売り(タクロバン被災）

　昨日福山駅前で第２回の街頭募金を実施しました。募金にご協力いただいた方、寒い中募金箱を持って立っていただいた方、取材に来ていただいたテレビ局・新聞社の方、そして路上パーフォーマンスにボランティアでご協力いただいた方々に厚くお礼申し上げます。

　路上パーフォーマンスのうち、「バナナのたたき売り」が今朝の毎日新聞社会面（全国版）「雑記帳」に掲載されています。

　次回は１２月の１８日（水）の午後３時から1時間半福山駅前でやりますので、時間のある方一緒に参加してください。

　この活動は、タクロバン・福山交流支援センターが主催でやっていますが、会員でない一般の方の飛び込み参加も大歓迎です。タクロバンの姉妹都市の福山市民の方あるいは他の町の方、何とかタクロバンを復興させてやろうという思い方は、どうぞ遠慮なくご参加ください。


　ぜひよろしくお願いいたします。

　皆様の善意に感謝します。現地の状況をこのブログで今後も報告していきます。

　　これからも、ご援助よろしくお願いいたします。

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郵便局から振り込む場合

口座記号番号 ０１３４０-５-　１０８６９７(右詰）
加入者名 タクロバン・福山交流支援センター
通信欄 「 台風３０号義援金」と記入ください。

他銀行から郵貯銀行に振り込む場合

店名　一三九（イチサンキュウ）　　店番　139
預金種目　２　当座預金　　口座番号　0108697
加入者名 タクロバン・福山交流支援センター