素直に喜べない5月20日&21日のボクシング6大世界戦

井上尚弥&八重樫東 5・21ダブル世界戦!2日間で5試合の“世界戦ラッシュ”

 昨日5月20日にロンドン五輪ミドル級金メダリスト・村田諒太が
WBAミドル級暫定王者アッサン・エンダムとの王座決定戦に出場す
るのをはじめWBCフライ級王者ファン・エルナンデスに1位の比嘉
大吾が挑戦する試合など3つの世界戦が発表されたのに続き、今日
5月21日にWBO:Sフライ級王者・井上尚弥とIBF:Lフライ級王者・
八重樫東の防衛戦が同じく有明コロシアムで開催される事が発表
された。

 つまり5月20日と21日の2日連続で有明コロシアムで世界戦が何
と5試合も行われるし、20日には武田テバオーシャンアリーナで
WBO:Lフライ級王者の田中恒成が1位のアンヘル・アコスタとの
防衛戦まで行われるのだから見た目は凄い。

 しかし正直言って同じ時期にここまで世界戦を集中する必要が
あるのかと思うし、特に田中の試合など強敵相手なのに有明興行
の陰になってしまい全国のファンの目に止まる事もないわけだか
らもったいない話。

 2日間で有明コロシアム5試合+名古屋1試合の計6試合というの
は大晦日を含めた年末興行の影響ではあるだろう。

 ただし比嘉や拳四朗の試合は村田あたりと一緒に行わないと興行
的に厳しいだろうから理解はできるので、例えば21日に行われる
井上&八重樫の大橋興行あたりをGWに持ってこれないのかと思って
しまう。

 業界が大晦日を含めた年末に世界戦を集中させるしわ寄せが4月
から5月にかけての世界戦集中という事になるのだろうし、ボクシ
ング界に業界の全体を俯瞰して見る事のできる存在がいないのか
と思うのである。

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