国鉄フライヤーズ

目指せカネ、ヒマ、若さ

南アフリカに行ってきました(5)終の棲家

2013-04-20 17:46:56 | 旅行


ヨーロッパの人たちにとって、南アはリタイアの候補地でもあります。
今回の旅行のきっかけになったのが30年来の友人、ラリーとジュリーの夫婦。
彼らが終の棲家として選んだのが南アフリカの南部、ガーデンルートにある風光明媚なプレッテンブルグでした。




(プレッテンブルグの海岸)

静かな良いところです。
奥さんのジュリーは賢く元気な人です。
父親がシェルの製油所技術者で幼いころシンガポールに住んでいました。

不幸なことにそこでポリオにかかってしまった。
予防注射針の消毒を怠った医師のせいで彼女と兄がポリオを同時に発症してしまいました。

それでも全力で走り続けた人生でした。
でも60歳過ぎると体がなにかとキツいようです。

ポスト・ポリオ・シンドロームというらしいですが、長年酷使してきた麻痺のない部分が悲鳴を上げているそうです。
マイナーな手術をあちこちしています。
もともとイギリス人ですが寒いイングランドにはとても住めない。
血行障害があるようです。
シンガポールは一年中暖かい(というか暑いのですが)ので気候的にはもってこい。

でも生活費がとても高く、夫婦で教師をしていた彼らにはちょっと厳しい。
ハワイとかアメリカの西海岸とかいろいろ行ってみて最後に選んだのがこの地です。

南アに住んで4年。
今では毎年クリスマスにはイギリスに住む息子やアメリカに住む娘が家族で訪れるホームになりました。
7-8月の真冬には温度が5度くらいになることもあり、ちょっと辛い時もあるようです。
でも基本的に気候は温暖、物価は安いし、この地帯は南アとしては例外的に安全。
とても気に入っていて、是非来るように以前から誘われていました。

以前にジュリーとポリオのことを書いたブログです。

ポリオ撲滅に向けて、ジュリーのRunning on emptyを和訳してみました




ハマナスと同じホエール・ウォッチングの町です



これがジュリー。
若いころはなかなかの美女だった。
今でも面影は残っています。



庭の手入れをしているのがご主人のラリー。
数学の先生でした。

彼はシカゴ生まれのアメリカ人。
二人が出会ったのはケニヤのモンバサ。
二人ともボヘミアンで世界を歩き回っていた。

平たく言えばヒッピーですな(笑)。
我々の時代の人です。
彼ら夫妻、そして我々夫妻もみな1950年生まれのタイガーです。



庭からは海が見えます。
東だから日の出がきれい。

ヨーロッパ人や南アでも白人系の人たちの家は、たいてい山の上です。



小じんまりした家は南国風で可愛い。
セキュリテイー・システムもしっかりしています。
ブーゲンビリアもあって、彼らのシンガポールの家に似ています。

彼らは教師として30年間シンガポールに住んでいました。
我々のご近所さんでした。



バルコニーから見る庭と海。
前に空き地があり、そこに家が建つと海が見えなくなりかねない、ということで格安の物件だったそうです。
2千万円くらいかな。
小さいと言っても、バス・トイレ付のゲストルームがあり、そこに三泊させてもらいました。



庭から見たリビング・スペース。
このガラスは完璧に折りたためて、とても開放的。
老夫妻が住んでいましたが施設に移ることになり、この家を譲り受けたそうです。



鳥好きのラリーは砂糖水を欠かしません。
綺麗な鳥たちが集まります。
気に入らない鳥は夫婦で追い払う(笑)。



ギース・ファウルとかいう家禽です。

彼ら、シンガポールでは庭に大きな鳥かごを持っていていろんな鳥がいたなあ。
こちらに来る時、バード・パークに寄付したとか。



道端で見つけたマングース。


ジュリーたちの友人夫妻に夕食のBBQに招かれました。
右から二人目がこの家の主でイギリス人のアンディ。
彼はまだ現役で平日はヨハネスブルグ。
週末にプレッテンブルグに帰ってきます。
山の上の静かな場所にある大きな家です。
奥さんのダイアン(左端)は怖くないのかな。
彼女は南ア人でケープタウンの出身。

とても優しくていい人たちでした。
当地ではよくあるらしいのですが、BBQのオーブンがリビングの中にあります。
BBQはどこでも男の仕事ですね。

同じような年代の引退したヨーロッパ人がたくさんいるのでさびしくはない。
ゴルフしたりブリッジしたりする仲間も彼らだし、いろいろと情報交換もできます。

ラリーは週に2回はゴルフ。
本当はもっとしたいらしいですが。

ジュリーはゴルフは無理なのでボーリング。
といっても地面の上(芝生かも)でやる、フランスのペタングみたいなやつ。
結構はまっていて、最近夫婦でクラブのトーナメントで優勝したらしいです。



朝食は海辺のレストランへ。
当地でリタイアしているヨーロッパのご婦人を友人たちが訪れたようです。

朝から爽快です。


global market

買い物好きな女性にちょっとお付き合い。
アフリカンテイストのお土産屋さんは町の中心部から離れたところにあります。



南アフリカのミステリー。
10個で35ランドのお茶が20個で75ランド。
普通、たくさん買うとディスカウントですよね。
ここだけじゃない。
あちこちで見かけました。
南アの人は計算に弱いのかな。


ブランチ

この日はゴルフに行きました。
ジュリーもバギーの運転手として参加。

南アのゴルフはどこでも午前か午後のスループレーなのですがハーフ終わったところにカフェがあります。
ハーフウエイ・ハウスとか言ってたかな。
そこで軽食を必ず食べるのが決まり。

ということで、この日は朝に果物とパン。
そして出発前の11時頃にブランチです。
サラダとサーモン、それにチーズとラタトゥーユ。

その日のパターンに合わせ食事もフレキシブル。




ゴルフの後は、帰ってシャワー。
そして町へ出かけました。
と言っても両方とも家から5-10分。

エビの量が多い。

ゴルフ代を払ってもらったので今日はこちらが御馳走。
うまいワインを飲もうね、と張り切っていったのですが。
ワインは2-3000円止まりでちょっと拍子抜け。
でも結構美味しかった。

南アの食事はとてもよいのだ。
天然素材で美味で安全。
味付けもシンプル。
財布にも優しい。



ヘイクというメルルーサ(タラ科)がやたら美味しかった。
そのなかでもケープ・ヘイクというのは有名らしいです。
かつてはマクドナルドのフィレオフィッシュの材料だった。
今は何でしょうか。
魚がふんだんに採れるところなので切り身でも安心。

日本のスーパーで買う切り身は養殖の奇形や背骨が曲がっている魚も交じっている可能性があるとか。
こわいね。
魚は骨が面倒でも尾頭付きの小魚が安全だそうです。
小魚は安いので天然物が殆ど。
成長ホルモンと抗生物質で育った養殖魚が発色剤でお化粧....
ぞっとしません?


そんなこんなで、楽しい4日間でした。
リタイアの疑似体験としてはとても面白かった。

いいかも。
でも日本からは遠すぎて、家族とはなかなか会えないかもね。
南ア、10日間の旅行中で日本人に遭遇しなかったくらいですから。

参考までに永住用ビザの取り方。

○リタイアメント査証
PENSIONERS AND RETIRED PERSONS/B4
毎月2万ランド(約37万円)の年金受給者。または、1200万ランド(200万ドル)以上の土地などの
資産を持ち、毎月1万5千ランド(約28万円)の送金が可能な人。一時居住許可(テンポラリー・レ
ジデンスパーミット)のB4に該当し、4年間の滞在許可と永住権の申請権利が得られます。
また、労働許可を別途取得すれば、3年までの就労が認められます。尚、申請は在日大使館
の管轄外となるため、現地外務省での手続きとなります。

○ロングステイ用訪問査証
VISITOR’S PERMIT/A2
月15000R(約2500ドル)の収入が証明できる場合は、最長3年までのビジター用滞在許可を申
請できます。在日大使館にて申請可能。

詳細は、南アフリカ査証編
問い合わせ先/南アフリカ大使館  03-3265-3366

おまけはプレッテン・バーグにあるアニマル・リザーブ。
町はずれですが広大な敷地です。
土地はいくらでもあるところですから。
こういうのが、この町にもう一か所あるとか。













wild dog

稀少らしい。
ここで繁殖させているようです。


リザーブ生まれのライオンは狩りをしたことがない。
でもこわい。


チータ。





コメント (4)
この記事をはてなブックマークに追加

南アフリカに行ってきました(4)ワイン・ランドからハマナス、ファーム・スティ

2013-03-21 21:34:45 | 旅行

昨夜のパールでは南アに着いて初めての雨でした。
この季節はあまり降らないらしいです。
さてパールを出てワイン・ランドの中心地ステレンボシュへ。
随分低い虹ですね。


途中に立ち寄ったもう一つのワイン中心地フランシュフック。
郊外にあるボッシェンダルという作り手。
ケープダッチ形式のマナーハウスと山の風景が美しいと、リピーターの友人のお薦め。
博物館でもある白亜の建物は美しかった。
何と1685年創業とか。
広大な敷地でピクニック気分の試飲はとても魅力的ですが今日のドライブは先が長いのでワインは断念。


気分だけ。
フランシュフックはその名の通りフランス人が手掛けた町。
ワインを最初に持ち込んだのはケープに入植したオランダ人でした。
17世紀後半にフランスの宗教戦争に負けた改革派のユグノー教徒が入ってきた。
彼らがロワールから持ち込んだシェナン・ブランは南アの白ワイン代表品種の一つでもあります。
南アの食事が結構なのはフランス人の影響もあるのでしょうね。


さて、ワイン・ランドの中心地ステレンボッシュ。
可愛い観光都市です。
ここでまたアフリカン・テイストの小物をいろいろゲット。
ケープでは2-3か所で買ったものを一つのお店で段ボール箱に詰めてEMSで送ってもらいました。
ステレンボシュ以降の小物達はプレッテンベルグの郵便局から発送。
配送料はそれぞれ1万円位だったかな。
300以上もあるワイナリー訪問は断念。


絹を紡ぐおばさんたち。
お土産屋さんのデモンストレーションです。


ステレンボッシュから南下。
一時間半くらいのドライブで来ましたハマナス。
地中海の避暑地と言った感じであまりアフリカっぽくない。
クジラで有名なハマナスは南アのお金持ちがリタイアして住みたいまち。

ケープのレストランで飲んだピノがハマナス産でとても良かった。
南アのロマネコンチと言われる作り手もあるそうで行ってみたかったけど、ぐっと我慢。


海辺のテラスで軽食。


今日の宿泊先であるハイデルベルグ近郊のファーム・ハウスまで200キロのドライブ。
荒涼たる土漠の中をどこまでも真っ直ぐ続く道。


ここはまだ鉄条網があって人間の気配がした。



メインロードを外れ未舗装の道をしばらく行ったところにあるスケイディング・ゲスト・ファーム

陽気なニールさんとアンネさん夫婦がやっている農場の中にあるBB。
子供たちは巣立ち今は夫婦が人を使って切り盛りしています。
娘さんが今ケープで料理の修行中。
BBを継いでくれそうだと嬉しそうなご夫妻でした。


牧場にあるBB。
この手前にニールさん専用のパー3のホールが一つ。


可愛らしい建物です。


質素な部屋はそれなりにコンフォタブル。
南アに住むイギリス人の友人が予約してくれました。
と言っても彼女、自分では来たいと思っていたがチャンスがまだなかった。
下見を仰せつかったわけです。


午後の紅茶。


羊とオストリッチが主要な生産物。
朝食ビュッフェにはオストリッチのサラミも出ました。
なかなか行けます。
ハンドバックは高級品ですね。
今回の旅行ではバッグは買わず、卵で作ったランプをゲット(安い)。


宿泊者が集うリビングルーム。


我々のほかに二組のご夫婦が泊まっていた。
イングランドから旅行で訪れている60代の元校長先生夫婦。
それにケープから自分で運転してきた90歳のおじいさんと80代のおばあさん。
このおじいさん(特に)、会話がウイットに富んでいてとても楽しい夕食になりました。
BBならではのひと時です。


とてもおとなしいジェシー。
食事中には皆の膝の上に順番に顎をのせて、何かくれないかな、との静かなアピール。
あまりにも可愛すぎて何とかしてあげたいと思っちゃいましたが、イギリス人も南ア人も完全無視。
人間と動物は違うのね。
輪廻とか考えちゃう我々と違います。


朝にはファーム・ツアーもありましたが、先を急ぐ我々は次の目的地に向け出発。
すると目の前の道をふさいだのが羊の群れ。
車も羊もしばらく無言で立ち止まる。
しかしシープドッグに追われる羊たちは車の左右を川の流れのように過ぎ去っていきました。


バイバイ。

続く






コメント (4)
この記事をはてなブックマークに追加

南アフリカに行ってきました(3)ワインランド 

2013-03-13 16:44:03 | 旅行


ケープタウンを出て向かったのがワインランドと言われる一帯。
西ケープ州がワイン生産の中心地ですがその中のコースタルというリージョン。
南アワイン生産の中心地です。

思いっきりアバウトな地図ですが、ケープの東、車で一時間くらいのところです。
本当はケープのすぐ東ですね。
コスパの良さで近年注目を集めている南アワイン。

まだまだ日本での知名度は低いですよね。
18世紀末からヨーロッパへの輸出は始まっていたようですが。
脚光を浴びだしたのはアパルトヘイトが終わりネルソンマンデラ政権で経済制裁が解除された1994年ころから。

国内に600以上のワイナリーがあり、増え続けていますが、最初に注目を浴びたのがこのケープの東側一帯。
気候的には地中海みたいな感じですね。
ワインの生育にはうってつけではないでしょうか。
土壌も古いらしいです。
それに南東からの風が葡萄を乾燥とウドンコ病から守るらしい。

ワインランドの北側にあるパール。
そこが短いワインランド訪問の拠点になりました。
Paarlと書きますがオランダ語で真珠のこと。
80件のワイナリーが軒を連ね、主に赤ワインを生産しています。



パールの町からすぐ近くのフェアヴューというワイナリー。
ここではワインの試飲とチーズの試食ができます。


これがチーズの原料のヤギさんたち。
牛系のチーズも何でもあります。


ワイン試飲のお手伝いをしてくれたカエサル君。
この後のシフトはカルメンさんだそうです(笑)。
豪華メンバー。

ワイン6種類、チーズ10種類の試飲試食で250円。
まじすか。


ステンレスタンクの前で記念撮影。
日本のワイナリーのような工場ツアーはここではありません。



南アではカリフォルニアやオーストラリア、チリなどのように単一品種が殆どです。
特に気に入ったのが白ではシェナン・ブラン。
フレッシュなすっきり辛口ですね。

赤はピノノアが気に入りました。
他にもピノタージュ(ピノとサンソーの交配種)、カベルネ・ソービニョン、グルナッシュもそれぞれ元気です。
早速テラスに陣取ってワインと遅めのランチ。
暑い日ですが、日蔭はドライでとても爽やか。


いいですよね。
この感じ。

そういえばウイーンでもベートーベンの生家の近くにあるテラスで、昼から夕方まで飲み続けたこともありました。
あれは2011年9月。
旅行中の至福の時間です。
翌日汽車でプラハに着いたら皆さんテレビにくぎ付け。
911の日だったんですね。


地物のオリーブとピノ。
もうこれで、わたしゃ幸せ。


少しはお腹に入れないと。
価格は忘れましたが安い。
ワインも食事もとても安い国です。
クオリティーはいいですよ。
あ、白も飲んでたんだ。


ホテルへのアプローチ。
この後、あちこちで見たハリダという鳥かな?


今夜の宿泊先はグランド・ロシェ・ホテル。
南アフリカ、リピーターの友人の一押し。
とても気に入りました。


これがレセプションやレストランがあるメインの建物。
ケープ・ダッチ様式って言うんでしょうか?
白い壁と曲線。
素敵です。


建物はヨーロッパ的ですが気候はトロピカル。
いい組合わせだわな。


日本でもよく見かけるアガパンサス。
紫君子蘭とも呼ばれます。
南アの原産だったのですね。
その他、いろいろ日本で見かける花がありました。
日本に取っては遠いアフリカですが、植物では縁が深かったんだ。


建物の前に広がるワイン畑。
元気な若木です。


客室は英国的な茅葺のコテージ風長屋。


広々とした室内。
12日間の旅行でギターに触らないと不安なので、持って行った組み立て式のヤマハ・サイレント・ギター。
単なるおまじないです。


茅葺の天井はこうなっていた。


ディナーはメイン・ビル前のガーデン・レストランで。
雰囲気も料理も上々。
客は殆どがリタイアしたヨーロッパからの観光客(らしき人たち)。
今度の旅行では英語のほかにはドイツ語が一番聞こえてきました。

ワインリストは辞書のように厚くてとても選べない。
パッと開いて指差したピノにしました。

続く

コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

南アフリカに行ってきました(2)ケープタウン

2013-03-02 11:54:31 | 旅行

(ケープタウンのシンボル、テーブル・マウンテン)

シンガポールから12時間余り、ケープタウンに到着。
暑い。
地元の人もびっくりする猛暑日にあたってしまいました。
でもカラッとしてます。

レンタカーをピックアップして出発しようとしたら、ナビがない。
オフィスに戻って聞いたらナビは別にレンタルするらしい。
いろいろ国によって違うんですね。

よし、オールセット。
取り敢えずテーブルマウンテンまでレンタカーを走らせる。
おお、この急勾配。
登ってみたくなりますよね。



ところが、ケーブルカーは長蛇の列。
南アは真夏のツーリスト・ピーク・シーズンなんですね。
待つこと45分。
殺人的に強い日差し。
実はここに来る間、ケープの空港から街に入る道が事故渋滞。
そして炎天下の45分待ち。
幸先悪いなあ。
でも、これが今回の旅行のどん底でした。
短い。



このケーブルカー、片道行くうちに360度回転する。
絶景を堪能。
眼下に見えるライオンズ・ヘッド。
市街地を一望できます。
人口300万人のこの都市には南アフリカの立法府が置かれているそうです。
船舶の中継基地以外にはこれと言った産業はなく、リゾート地といった感じでしょうか。
高層建築はあまりありません。
美しい街です。

17世紀にオランダ東インド会社が持った南アフリカで最初の植民地でした。
ここにオランダ系の農民、ボーア人がどっと入植しました。



テーブル・マウンテンの頂上。
逆の方向には喜望峰も見えました。

南アは山だらけの国。
海底が隆起したのでしょう。
海岸沿いに絶壁が並び立ちます。
その上には裕福な白人の家や、外国人の別荘が見られます。

テーブルマウンテンはケープにあるからシンボルですが、この手に山はごろごろ転がってます。



さて2時間ほど南下して、はるばる来たぜ、喜望峰。
大西洋とインド洋が交わるところ。
15世紀にポルトガルのディアスが発見。
ポルトガルの影響も多少残っているようです。
喜望峰、インドのゴアそしてマレイシアのマラッカ、さらにはマカオ。
ポルトガル海上帝国ですね。
そのせいでマレイシア料理店もケープには多いとか。

南アフリカを最初に植民地にしたのはオランダで、二度のボーア戦争を経て完全にイギリスのものとなりました。
現在もイギリス連邦加盟国です。



行きは東海岸を南下しましたが、帰りはナビもあきれて沈黙するほど思いっきり西海岸沿いをドライブ(地図の左側)。
道は概して非常にいいです。
左側通行だから気が楽。
標識も英語だし。



この西海岸ドライブが素晴らしい。
チャップマンズ・ピーク・ドライブを経てハウト湾。
絶景の連続です。
この辺から、眠気も取れてテンション急上昇。



夕方に近いとあって、人々が夕日の見えるスポットに集まり始めていました。
しまった、ケープタウンでなくて海岸線に泊まるべきでした。



そうこうしているうちにケープタウン帰着。
お宿はマウントネルソンホテル。
今回の旅行では一番部屋代が高かった。
でもびっくりするほどではないです。
コスパは非常に高い。



ホテルのプラネットというレストラン。
立派な作りで広々としている。
あまり期待していなかった南アの食事ですが、今回の旅行では意外と美味しいものに出合いえました。
さすがワインの国。
食文化もなかなかのものです。
中年のウエイターたちのサービスもフレンドリーでユーモアにあふれていました。
西欧と同じですね。
東洋にはあまりない。
日本のサービスは丁寧だがマニュアルっぽくって退屈ですね。
給仕人が若くて会話も未熟です。

当地ではホテルの黒人ポーターたちも楽しかった。
着いたときのチップは少なすぎると言われ、帰るときに奮発したら多すぎると言われた。
なんでも冗談にしてしまうんですね。
失業に悩み、人口の12%しか税金を払っていない国らしいけど、明るいなあ。



選んだのはスプリング・ボックというガゼル。
脂身の少ないヘルシーな肉ですが柔らかくて味もいい。
ハマナスのピノ・ノアールとの相性も良かったです。
後日、ゲーム・リザーブで見かけたスプリング・ボック君。
ごめん。

繁殖力が強く、いろいろな動物の餌となる様です(言い訳)。



ホテルは低層。
部屋から見るプール。



朝食はガーデンレストラン。
花が咲き乱れ、美しいことこの上ない。



ゆっくりと満喫。
旅ならではのいい時間です。



食事後はホテル内を散策。
このホテル、もとは植物園だったそうで広大な敷地です。



出発前にショッピングセンターが立ち並ぶウオーターフロントへ。
今回の旅行ではあまり買い物に付き合わされなかった。



アフリカン・テイストのお土産を物色。



名残惜しいがワインランドに向け出発です。

続く。






コメント
この記事をはてなブックマークに追加

南アフリカに行ってきました(1)

2013-02-25 03:07:11 | 旅行


南ア・ガーデンルート。
風光明媚で治安もいいという。
ケープタウンから南の海岸を800キロほどドライブしました。
ジョージという町から国内線でヨハネスブルグまで飛び国際線に乗り継ぐという旅です。

日本からは近くないですね。
南アでの9日間、日本人は全く見かけなかった。
一人も。
中国、韓国の人も殆ど見なかったです。
(ヨハネスブルグはビジネス・タウンらしくここで降りる東洋人はたくさんいました)。

でもツーリズムが一番大きな産業。
今はまだ夏のいい時期で、ヨーロッパからの避寒の人が殆どかな。
ピークシーズンでした。



羽田空港内の両替所。
少しランドを仕入れるかと思って見てみたら、7.42円で買って13.6円で売ってくれるそうな。
有難いが、結構です(笑)。
南アではどんな小さな買い物でもクレジット・カードの支払でオッケー。
チップ用など小銭を現地のATMで下して持っている、という感じです。



今回の全旅程がツーリスト・チケット。

ゴルフバッグ持参の旅で荷物は重量超過。
羽田のシンガポール航空カウンターではスターア・ライアンス・グループのANAの御嬢さんがおまけしてくれたものの、
数千円のオーバレージを支払うことになりました。
ただシンガポール以降は全く問題なく、南アの国内線では重量も量らなかった(笑)。
日本人は几帳面ですね。

南アは遠いのでシンガポールで14時間のストップ・オーバー。
昔の仕事の同僚のOさんが豪邸の一室を使わせてくれた。
大きなスイミング・プールに面したバスタブ付きの素晴らしいゲスト・ルーム(上)。



奥様のYさんは去年、南アのサファリに行かれた。
素敵なキリンの置物。



現地の友人のNさんがシェラトンタワーのリーバイという人気中華レストランでご馳走してくれた。
大好きな店です。

もうチャイニーズ・ニューイヤーは終わったと思っていましたが、中国人は15日間お祝いするとかで、予約は大変だったらしいです。
街も車で溢れ、タクシーは長蛇の列でした。



皮に卵が入った北京ダック。
美味。



仏陀がびっくりして壁を飛び越えた、というネーミングの豪華スープ。
フカヒレの姿煮、丸ごとのアワビの煮物など具がすごい。
全部の料理の軽く半分以上でしょうね、価格的には。



バンブー・クラム。
ニンニクたっぷり。



いろいろ出てきた最後のシメはロブスター・ヌードル。
なんと贅沢な。
時差でこれを書いている今は午前三時。
強烈にお腹がすいてきた(笑)。



冷えたピュリニー・モンラッシュも持ってきてくれた。
至れり尽くせり。
申し訳ない。

羽田出発が朝の6:30、シンガポールからヨハネスブルグ経由ケープタウンに向かう便が02:30発。
両方とも乗継でもないのに変な時間。

羽田には自分の車で行って12日間止めておきました。
14000円だから悪くないです。
前、夜中にタクシーで帰ったら世田谷まで一万円近かった。

たっぷり余裕をもって空港に。

シンガポール空港のターミナルではどこでも無料でWIFIが使える。
柱には掃除用のコンセントも。
そこに陣取ってネット三昧であっという間に時間が来た。

さてと、ケープまで12時間の旅です。

(続く)

コメント (1)
この記事をはてなブックマークに追加

ケインズ先生復活、先ずはめでたしだが(学んでいないかも)

2013-01-15 01:00:00 | 経済投資

(下手の横好きのゴルフが趣味、家族がありながらボーイフレンドもいたらしい多彩なケインズ先生)

アベノミクスとやらで円安方向に為替が動き株価もあがっています。
結構なことです。
財務省・日銀の下僕であった野田さんと違い日銀に脅しをかけました。
まあ、白川さんもインタゲはやらなきゃなあ、と思っていたかも知れませんが「日銀の独立性」とか言われちゃうとね。
つまりは民主党お子ちゃま内閣は誰も責任を取ろうとしなかった。
官僚とアメリカの言いなりでした。
今回は安部さんが「やれ」と言うなら白川さんも気楽でしょう。

さて、ここまではフリードマンさんの金融政策ですが通貨量だけで景気を動かせるというのは単なる数式の世界。
金融政緩和で押し上げられるのは資産です。
株や国債などの債権、そして行く行くは不動産ですね。
つまりはバブルの再燃。
富裕層が潤います。

トリクルダウン効果とかで労働者層に恩恵が巡るのは(廻ったとしても)まだまだ先ですね。
当面は給料は上がらないが物価は先行して上昇ということになるかも。

世界経済が行き詰まり、先に行き詰まった日本を反面教師とした欧米では大胆な金融緩和策が次々にとられています。
紙幣をばんばん刷りまくるわけですから通過安になります。
乗り遅れた日本の円だけが独歩高でした。
それが是正されるのは好ましいことです。

しかし金融政策だけでは需要は拡大しない。
アメリカの例を待つまでもなく資産バブル、「雇用なき好況」、格差の拡大という副作用もあります。
民間の需要や輸出が低調なら政府が需要を肩代わりすべきですね。
長い間過去の経済学として過小評価されていたケインズ先生の復活です。
ハイエク先生やフリードマン先生と違って象牙の塔の学者ではありません。
事業家であり、投機家、ジャーナリストで、おまけに政治家で外交官。
空虚な理論より総合的な知力、歴史と常識に学びます

戦前のグローバリズムの結果起こった欧州のデフレ、無傷のアメリカからの大量資金流入。
不景気と資産バブル、そして滅茶苦茶な大型公共事業としての戦争。
忌まわしい歴史に学ぶことは大切です。
戦後、政府が介入して秩序ある保護主義体制が出来上がりました。
その青写真を描いたのがケインズ先生。

ケインズさんの構想に基づくIMF、ブレトン・ウッズ体制の下、資本の無節操な移動は制限されました。
そして未成熟な日本経済は関税や非関税障壁を許され高度成長した。
東西冷戦という政治的背景で覇権国アメリカにとって日本の成長が国益に叶うというラッキーもありました。
しかし、その後グローバリゼーションの30年間、緊縮財政という愚かな政策を続けた日本は全く成長していません。

そして戦後復興のための公共事業。
高速道路や新幹線。
今回のアベノミクスには大型の公共事業が含まれます。
頼もしい。

そういうと、ばら撒き批判が出ますね。
借金して政府が物を作れば子孫への負の遺産ができるだけ、という意見です。
でも、必要な事業はやるべきです。

インフレでは緊縮財政、デフレでは積極財政、これ常識でしょう。
需要が回復し、設備投資が行われる事で景気が上向き、税収も増える。
緊縮財政による負の連鎖を断ち切らなければいけません。

今は何はともあれ震災復興。
効果のない除染(移染)や原発再稼働、新設ではない。

4年以内に直下型地震が起きる可能性が70%、南海トラフの大地震も起きるとか。
建造物の耐震化、堤防の充実その他国家強靭化は待ったなしです。
国民の命を守ることが国家の責務、そのために税金はあります。

デフレの原因の一つは需要不足。
輸出よりも効果の大きい公共事業は必須だと思います。
道路や新幹線は子孫への財産にもなります。

【藤井聡】日本で まかり通っている虚事(そらごと)

(熱血ケインジアンの藤井先生)

しかし今回安部さんが出してきた内容はがっかりでした。
補正で真っ先に満額回答されたのが軍備増強費1805億円。
おいおい、それって新しい需要は生みませんよ。
あのね、財政破綻や国債暴落リスクがあるので緊縮財政してたんでしょ。

その貴重な資源で軍拡ですか。
とんでもない話です。
潤うのはアメリカの軍産複合体。
やはり日本の保守は対米従属なのでしょうか。

そんな安部さんですがオバマさんは一月中は来なくていいよと。
足元を見られていますね。
オスプレイやTPP(年次改革要望書の復活)、もっとお土産を持って来なさいという事。

軍拡とか放射能除染とか無駄な公共事業は止めて国民の将来のためになる事業は何なのか。
ばら撒き批判などしている暇があったら国民的議論で知恵を出し合うべきでしょう。

それと安部さん、規制撤廃だ、構造改革だ、TPPだといまだに新自由主義の肩棒を担いでいる。
がっかりさせられますね。
新自由主義がもたらすグローバル化こそが先進国でのデフレの最大の理由です。
規制撤廃して関税、非関税障壁を無くしたら途上国の安い製品や労働力が入ってくる。

消費者は安い製品の恩恵をあずかりながら一方で生産者としてコスト削減圧力を受けます。
労働者の給料が削減され、失業者が街にあふれ国民経済はガタガタになります(今がそう)。
潤うのは税金をあまり払わないグローバル企業のみ。
安部さんだけではない。
橋下さんや「みんなの党」も無邪気な新自由主義。
小泉さんと同じワンフレーズ野郎です。
ネオリベは学者(フリードマン先生達)の頭で考えたちゃちな合理性に過ぎません。
因みにケインズ先生は経済学位をお持ちでなかった。

学んでいないなあ。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

最高裁の罠(凄いですね、この本)

2013-01-07 01:00:00 | 司法

(一般市民が書いた渾身の告発)

何度も書いてきたことです。
対米従属、官僚依存を脱しようとした小沢一郎さんを既得権益層が国家ぐるみで政治的に抹殺した件。
嘘の調書を作っても、証拠のフロッピーを偽造しても検察は小沢さんを起訴できなかった。

しかし小沢さんは「検察審査会」によって座敷牢に閉じ込められ人格破壊は続きました。
起訴しないのが不当だといういいがかりです。
起訴できないというのが真実です。
推定無罪の原則踏みにじる私刑とも言えます。

メディアの長年に亘る中傷ですっかり嫌われ者の小沢さん。
今回の選挙に惨敗して本当に過去の人になってしまったのでしょうか。
私には大変もったいないような気がします。

陸山会事件という冤罪がなければ2009年に首相になっていたはずです。
そして、小沢さんに食いついた検察審査会が実は最高裁事務総局そのままだ、ということも以前書きました。

本書では
「小沢一郎検察審査会は、開かれていなかったのではないか」
「検察審査会メンバーは、本当は存在しないのではないか」
「小沢一郎強制起訴は、『架空議決』だったのではないか」

という大胆な結論に達しています。

取り上げるマスメディアもなく、いまのところ最高裁の反論もないようです。
それにしてもマスコミに操作された大衆による偽民主主義。
トクヴィルのいう多数派の専制です。

民主主義の名の下、メディアに洗脳された多数派が支配する。
1835年にアメリカを旅行したこのフランス人はこのことに気づきました。

それに対して必死に問題提起をする人も出てくる。
今で言うネット言論。

なーに、簡単ですよ、対策は。
徹底的に無視すればいいんですね。
そのうち少数派は疲れ果てて黙っちゃうんです。
ノイマンの言う沈黙の螺旋状態になってしまいます。

出てこい、最高裁!
出てこないだろうな。

本書で述べられていること(アマゾンの書評から)

引用

・既得権益を死守しようとした官僚組織、政治家によって小沢は「合法的に」抹殺される寸前であった。
・その中枢は「最高裁事務総局」という一般には馴染み薄いエリート官僚集団であること(職員740名によって構成される)。
・「最高裁事務総局」は、最高裁の権限を実質的に掌握し、「最高裁裁判官」をもコントロールできる。
・検察審査会の平均年齢30.9歳。20歳以上の国民からランダムに選定するのにこの数値は異常である。しかもその数値はコロコロ変わっている。
・検察審査会の審査員を決めるためのクジ引きソフトは、最高裁が委嘱していた。つまり、検察審査会と最高裁は繋がっている。独立していない。
・検察審査会法には「検察審査会は独立してその職権を行う」と明記されており、最高裁事務総局と繋がっていることが異常なことである。
・検察審査会と最高裁が繋がっているのは検察審査員に選ばれた人に配布される「検察審査会ハンドブック」の表紙にしっかりと「最高裁判所」と刻印されていることからも明白である。
・この最高裁委嘱のクジ引きソフトはいくらでも候補者を「恣意的に」操作することが可能でありその証拠も残らない。
・クジ引きソフトで出来上がった候補者ファイルは、なぜか最高裁事務総局に送られる。
・検察審査会を取り仕切る検察審査会事務局の上部組織は、他ならぬ最高裁事務総局である。繰り返しになるが全く独立していないのである。
・最高裁事務総局広報課は「事務総局で検察審査会などの組織管理を行なっている」ことを認めている。
・情報公開の申請を行なってもことごとく「不開示」。
・この不開示への異議申立ての制度は地裁と高裁までは存在するが、なぜか最高裁にのみ存在しない。
・最高裁が悪事を働いても、本文で述べられる元大阪高裁判事・生田暉雄弁護士が糾弾した「最高裁裏金裁判」のように実態が究明されることすらなくたったの5分で最高裁の裁量によって閉廷し幕引きできてしまう。
・国民は最高裁にこそ最も監視の目を光らせねばならない。検察も当然であるが、検察と同等以上の「黒幕」が最高裁事務総局である。
・「小沢憎し」の感情で法を歪めてはならない、その先にあるのは国家の死、国民の死である。その理由も述べられる。

以上が私なりの要約です。興味があれば必ず読むことをお薦めさせて頂きます。
貴方は政治家・小沢一郎を嫌いでしょうか?好きでしょうか?それとも興味が無いでしょうか?
そのどなたであっても、必ず読んでおくべき内容なのでわかりやすいように要約させていただきました。
これは対象が小沢かどうかは何も関係がないのです。「日本の司法が行政と結託し(三権分立できていない)、腐敗しているのか」がわかるのではないでしょうか。

引用終わり
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

訴訟王国アメリカ - TPPで日本の近未来(新年早々ロクでもない話ですが)

2013-01-01 01:00:00 | 経済投資

(トモダチのFRIはもうEND?)

トモダチ作戦の米空母ロナルド・レーガン乗員8人と、当時妊娠中の女性の子供が東電を相手取って、何と94億円の訴訟を起こしたそうですね。
何故か日本のマスメディアは殆ど報じません。

米兵「被ばく」東電に94億請求 8人、連邦地裁に提訴

東電が放射能情報の告知を怠った過失責任の補償として3000万ドル。
そして放射能被曝の治療費が1億ドルとか。
被害額の算出根拠がわかりません。
アメリカにたくさんいるゴロツキ弁護士仕掛けたのでしょうが、滅茶苦茶な金額を吹っかけてどこかで示談に持ち込もうという腹でしょうか。

もっとわからないのが提訴先。
東電相手に連邦地裁.
カリフォルニアはサンディエゴの連邦地裁。
私は法律のことはさっぱりわからないのですが、何故ここで?

でも、賠償命令が出ると大変ですね。
作戦に参加した米兵は24000人でしたっけ?
完全アウェイの陪審員裁判だからどういうことになるのか。

これで思い出すのがTPP。
日本をアメリカの都合の良いように作り変える小泉対米従属内閣の「年次改革要望書」。
これを破棄したのが鳩山・小沢革命内閣でした。
しかし、日本のメディアを総動員したアメリカと官僚の圧力で潰されてしまいましたね。

でも「年次改革要望書」は復活していません。
そこでです、敵も賢い。
早速、後任の菅さんに言い出させたのがTPP参加。
日本のアメリカ化という同じ話です。
1%対99%(あなたです)の超格差貧困国への道とも言えます。

このTPP、いまだに単なる農業問題だと勘違いしている人も多い。
金融で失敗したアメリカが国内産業を育成するために日本などへの輸出を5年で倍増するための包括的な協定です。
何度も書いているので繰り返しませんが、法律、医療、保健など多岐にわたる分野でアメリカ式グローバリズムを取り入れるという話。
そして企業は(実質的には米国グローバル企業は)相手国を不正障壁だと訴えられるんですね。
ISD条項というやつです。
例えば日本車の安全基準は不当に厳しいとか、環境規制を緩和しろとか、狂牛病の全頭検査や遺伝子組み換え食品の輸入規制は非関税障壁だと。

裁くのは世銀傘下の紛争解決センター。
つまりはアメリカによる一審制。
今回の東電訴訟のような悪夢です。

そしてTPPの下、米国の弁護士が日本で自由に活動する事が許される。
あちこちで裁判が起こされお金と時間が浪費され、人心が荒ぶ。
宮沢賢治さんに習って「北ニケンクヮヤソショウガアレバ、 ツマラナイカラヤメロ」と言いたくても手遅れです。

このTPP、後で「それはないでしょ」と後悔しても「もとには戻せない」ラチェット条項というのもあります。
何と手回しのいい。
そんな罠に自ら飛び込むって異常じゃないでしょうか。

安部自民党はTPP推進、増税、原発継続で国民の信認を受けた大政翼賛体制です。
原発再稼働のみならず建設まで推進するらしい。
それが民意でしたか?

どうなってしまうのでしょう、ニッポン。

米兵訴訟を受けて(?)ずる賢い官僚は東電をスケープ・ゴートにするつもりでしょうか。
これだけの事故を起こしても捜査さえ入らない異常事態は何だった?

原発事故 100人超聴取へ 東電旧経営陣・班目氏ら 検察 来春立件判断
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

選挙が終わって、もやもやの一週間

2012-12-24 08:58:21 | 政治外交

(ムサシの票読み取り機。麻生政権時に導入されたこのシステムが独占。先の参議院選で国民新党の票が100万票消えたという説もあった。
証拠はありません)

選挙後の脱力感のせいもあったのか。
先週、どうやらノロウイルスを貰ってしまいました。

一日は完全休養。

ネットで電子書籍を見ていて「ダイナマイト・ダンディ~地獄のワニ蔵」というコミックに目が留まりました。
推薦文がいいですね。
「麻雀には人生の全てがある」みたいな。
そう麻雀漫画。
自分ではやらないけど、かつて麻田哲也の麻雀放浪記には嵌りました。

さて電子書籍、立ち読みという機能があって第一巻、第一章を無料でダウンロードできる。
撒き餌です。
立ち読みをしたら実にバカバカしく面白いわけです、「ダイナマイトダンディ」。
それで5巻を大人買い。
早速釣られました。
一気に読み切って続編が待ち遠しい状態です(どうも尻切れトンボっぽい第5巻で一応完結ということらしいですが勝手に続編希望)。

賭け麻雀プロという人種があるらしく、その世界で蠢く人たちの生活が垣間見れました。
自分と全くちがう人生を見る。
フィクションの醍醐味です。
そして登場人物がすべて凄いキャラの人たちばかり。
よくできています。

昔は漫画なんて、という風潮が有りましたが、今はそういう声はなくなりました。
逆に世界に誇る日本のソフトとかね。
スペイン代表のエースストライカー、トーレスさんのサッカー人生のスタートは「キャプテン翼」への憧れとか。
娘達のヨーロッパの友人たちは皆「アルプスの少女ハイジ」や「母を訪ねて三千里」、「ドラえもん」をテレビで見て育ったとか。
ヘーっという感じです。

話は変わります。
先週の選挙の投票率の低さには驚きがっかりしました。
(話、変わりすぎですね。)
有権者の41%が国民の権利を行使しないなんて勿体無いですね。
メディアによる争点隠し、「未来」隠しは露骨でした。
そして事前の自民党圧勝報道で諦観が広がったという面もあったですね。
無理やり「金融緩和」や「国防」という対立点を作り出した自民党の技アリでもあった。
本当の争点は消費税増税だったけれどぼやかされていまいました。

小選挙区制の一位総取りシステムが自民圧勝の主要因。
と言っても自民の得票が増えたわけではない。
比例区では有権者の僅か16%しか自民党に投票しませんでした。
それでも300議席。
無党派層で選挙に行かなかった人、後悔してませんか?
増税、原発再稼働を含む推進、TPP、憲法改正が信認された、とも言えます。

投票率の話。

全国49000ある投票所の30%で投票終了時間が切り上げられました。
不可解な話です。
得票率を下げたいという意図しか私には見えませんが説得力のある反論はあるのでしょうか。

ネットでは不正選挙が取り沙汰されています。
実感としては「そんなに投票率が低いの?」
「そんなに未来の得票が少ないの?」
という違和感を持った人も多かったのではないでしょうか。
各地の投票所で長い行列が出来ているという話も結構有った。

興味深いのは自民党の三原順子さんが自分の陣営で独自ので出口調査をしたそうです。
彼女のブログによると

引用

出口調査の結果があちこちから流れてきます。
自民党、、、厳しいです。
マスコミの流した情報はなんだったのでしょう、、、、
というくらい。
全然違う(;゜0゜)
まだ、あと30分。
どんな結果が出るのでしょうか。

引用終わり

票の読み取りシステムはムサシという会社が一手に扱っているとか。
そうであれば操作は割と簡単な気もしますね。
ソフトを書き換えるとか。
憶測でしかないですが。
アメリカの大統領選でブッシュがゴアに勝った時も不正選挙が取り沙汰されました。
読み取りシステムはユダヤ系の会社が寡占しているらしいです。

日本で不正選挙なんて。
考えたことも無かった。
そんなことを言うと「とんでも」の烙印を押されそうですね。
でも不正選挙は世界ではよくあること。
特に独裁国では。
日本には絶対有りえないという合理的根拠はないと思います。

しかし仮にそんなことがあったとしても、証明することは不可能。
大本営メディアは絶対に取り上げないし、あっという間に票の保管期限の30日は過ぎ証拠はなくなります。
次回選挙でそんなことが起きないよう問題提起をするしかありません。

さて安倍政権。
自公+維新、みんなの大政翼賛会がいよいよ始まるわけです。

しかしこの一週間を見る限り、自民は民主よりは大分いいな、という感じ。
少なくとも野田、前原、仙谷らの財務相、アメリカの犬が独裁を振るえる党ではない。
人材が比較的豊富で意見が多様、拙速感はないです。

インフレターゲットや金融緩和は当ブログでは以前から支持しているのでよかった。
これで円安傾向が続き、株価や不動産価格も当面持ち直しますね。
しかしトリクルダウンで中間以下の人に恩恵が回るのは、あったとしても一年後でしょうか。

この件、日銀がいつも悪者にされますが、デフレの本当の原因はグローバリズム。
日銀はスケープゴートかもしれません。

グローバル経済では、賃金の低い後進国との競争に晒されるので先進国では必ずデフレになります。
そして企業は生き残るためにコストを下げる。
人件費が圧迫され、景気は悪くなり、国家財政は苦しくなる。
大胆な財政出動はできない負の連鎖。
最後は焼けぱちの大公共投資である戦争、というのが過去のパターンのようです。

儲かるのは国籍を持たないグローバル企業。
彼らは税金を大して払わないのに国家に公共事業でインフラを整備させます。
そして原発で安価な電力を求め、公害規制を緩和させ、市場開放を迫る。
最後は法人税を下げないと出ていくぞと脅す。
そんなことを内田樹さんが言っていたと思います。
日本の経団連トップ企業はサムスンや現代になりたいんですね。
そこや、その下請けでは働く人たちは「コスト」にすぎない。
来る春闘ではベースアップという概念自体が有りえないと言っています。
国民経済には何も関心がない亡国集団に成り下がったようです。

さて、金融緩和・リフレは単なる問題の先延ばしで時間稼ぎ。
半年か、一年か二年か。
稼いだ時間の間に何をすべきか、その答えは今のところ解らないということのようです。
安部さんは呑気に「自由貿易」と言っていますが高度成長は小国でない限り保護貿易でしか達成されていないではないか。
むしろ無節制な自由貿易やグローバルな資本移動が実体経済に悪影響を与えてきました。

おっと。
最近、お前のブログは長くて理屈っぽいとお叱りを受けることが多いのでした。
取り留めないですが、続きは又。



コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

日本の「未来」は惨敗

2012-12-17 06:25:36 | 政治外交

(日本を国民から取戻し、官僚とアメリカにお返しする。菅さん以降の民主もそうですが)

59%強の最低投票率。
驚きました。
投票所の今までにないような混雑ぶりからは「あれ?」という感じもしました。
これが全てですね。

ただでさえ、小政党には不利な小選挙区制。
無党派層が動き投票率が上がらないと勝負になりません。

一方、維新の躍進には目を見張るばかり。
石原さんと橋下さんが54人で小沢さんが9人。
これが現実です。

大本営メディアの偏向ぶりについては散々書いてきたので、今日は触れません。
過去20年間日本の政治の中心にいた小沢さんの時代は終わったのでしょうか。
やはり言葉で説得できない政治家には限界があります。
宇都宮さんもそうでした。

安部さんは選挙後半ではテンションがあがり、自党のマニフェストも無視。
原発は責任を持って全て再稼働するとか。

維新も早々と勝ち馬自民に便乗。
北朝鮮拉致被害者を戦争で取り返すそうです。
全身に54個のダイナマイトを巻きつけて戦争ですか。
しかも一本はまだ燃えているのにね。

原発、増税、TPP、憲法改正。
これが民意を代表しているようには私には思えません。
でも国民はそういう政党に信認を与えました。
メディアの妨害があったにせよ42%の有権者が見捨てた日本の「未来」は完敗でした。

ヤフーのアンケートでは選挙に行くと答えた人が97%。
支持政党一位は「未来」の42%。
ネットの世界はまだ異質な小宇宙なのでしょうね。
新聞やテレビも(批判的に)モニターしないと世の中から浮いてしまいます(ました笑)。

これで自公維新の偽愛国者大政翼賛体制が確立しました。
民主の対米従属ネオリベも参加するのでしょう。
自公で67%、民主と維新を加えると90%、更にみんなも加えると94%。

変な方向に行く嫌な予感です。
悲観しています。
絶望するわけにはいきません、自分の国ですから。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

愛国者を偽装する対米従属のポチ保守

2012-12-13 01:00:00 | 政治外交

(石原さん、橋下さん、安部さんとの関係が深いと言われるUC)

安部さんや石原さんの景気のいい「愛国」言動が飛び交っています。
つられて日の丸を振って反中韓の「愛国」発言をする人たちもネット上でよく見るようになりました。

愛国結構、日の丸・君が代結構です。
でも違和感感じるなあ。

尖閣や竹島で一歩も譲れない。
譲ったら中韓はつけあがりどんどん日本の領海に進出してくる。

聞いたことありますね。
大東亜戦争の朝鮮半島や満州です。
日本の死線。
これが守れないとソ連などの脅威から国を守れない。

どんどんとインドまで行っちゃったのは日本軍でしたけど(笑)。

領土問題は取った取られただけではないはず。
譲歩の代わりに他のものを取るという外交戦略は語られません。
戦争は外交の一部ですが、知恵のない人にかかると戦争=戦闘になってしまう。
国民がカッカとしてはいけません。
政治家は国民を止められなくなります。

佐藤優さんによると、ナショナリズムは低コストで簡単に支持率をあげることができる劇薬、しかし後で経済と外交がボロボロになる。
人気取りで国士ぶる人の迷惑は国民が引き受けることになります。

大体、勇ましい石原さんも安倍さんんも戦争に行ったことも無ければ今後も行かない。
民主党にも前原さんとか長島さんとか玄葉さんとか、口だけ勇ましい。
行かされるのは若者。
息子を取られるのは母親。

アメリカでは70年代に徴兵はやめました。
金持ちのボンボンは戦争にいかない。
行くのは低所得者層。
そして、戦争に歯止めはかかりません。

日本もアメリカの様になれば、99%が従軍して1%が儲けるということになります。
若者、女性には是非選挙でエセ愛国者を落選させてもらいたいと思います。

あ、そう言えば石原さん、「文明がもたらしたもっとも悪しき有害なものはババァ」「女性が生殖能力を失っても生きてるのは無駄で罪」 とも仰言ったとか(笑)。
日本の女性は抗議しないのでしょうか。
メディアが伝えないだけなのか。

不思議なのは日本の「愛国者」の人たちは戦後日本が抱える最大の領土問題には無頓着なことです。
沖縄を始め日本全土に存在するアメリカの領土、米軍基地。
無人の小島とは訳が違う。
しかも思いやり予算という「みかじめ料」まで税金から支払っている。

そして日本が結ばされた戦後最大の不平等条約である「日米地位協定」。
不思議なことにこの領土問題、不平等条約問題に異議を唱える愛国者ははサヨクと呼ばれる。
これには決して触れないネトウヨ、在特会。
安部さんらのタカ派議員さん。

ん、ウヨクって対米従属ってことですか。

対米従属の小泉さんは最後に靖国に参拝した。
領土問題と同じで譲歩が難しい話です。
なんで靖国参拝に他国の承認がいるのだ、ということ。
東アジアの腫物ですね。
わざわざ腫物に触れるのが賢明でしょうか。

「愛国」の後ろに見えるのはいつもアメリカです。
日ソが北方領土で二島解決に至ろうとしたのを抑え込み全島返還まで譲歩するな、
譲歩するなら沖縄は返さないと、日ソ間に楔を打ち込んだのはダレス国務長官でした。
右翼の街宣車、反ソデイ。
最近ではネトウヨの後ろにもアメリカがいるようです。

石原さんが尖閣買い取りを言い出したのがアメリカ軍産複合体のシンクタンクで冷戦シナリオを書いたヘリテージ財団。
東アジアでの緊張感を維持するのがアメリカの国益に叶うからですね。
他国の外交戦略だから我々がとやかく言うことではないですが。

でも、何度でも言いますが、日本が中国と戦争を始めてもアメリカが応援してくれるのは口だけです。
ジャパンハンドラーのカーティスやナイは自分がけしかけておいて、今では安倍さんや石原さんは、
愚かで危険だと言っています。
ね、梯子外されたでしょ。

アメリカは尖閣諸島に対する日本の占有権を認めたことは無いし、もし中国が占拠すれば米中で資源共同体開発を始めるでしょう。
アメリカにとって中国は潜在的敵国であると同時に最重要国でもあります。
冷戦中、アメリカは日本を育てた。
冷戦終了後は日本に蓄積された富を奪い返すことが政策課題だと言う気がします。

同じことが言えるのが中韓の「反日」。
アメリカの委員会で思い出したようなタイミングで「従軍慰安婦」決議が通される。
裏に中国がいるというのが一般のヨミでしょうが、私には軍産複合体の影が見えます。
「腫物」温存作戦。

日本におけるエセ愛国者と本当の愛国者のリトマス試験紙は「基地問題」「地位協定」への言及でしょうね。
言ってる人、結構少ないですよ(笑)。


おまけの小話(内田樹さんのツイートより)

朝ご飯食べながら自民党が右傾化しているねという話をしたら、奥さんが「自民党が模範にしている国って、どこ?」と訊くので、
人権が抑圧されていて、核武装していて、統治者が世襲で、階層二極化が進んでいて、金儲け第一主義で、近隣の国に強硬姿勢の国といったら・・・
「中国じゃない?」

内田夫妻に座布団3枚差し上げたい。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

偏向世論調査に惑わされず投票所に行きましょう

2012-12-09 01:00:00 | 政治外交

(投票率80%で日本を変えられる)

ゴミ売りや朝日などの大本営メディアでは、もうすっかり安部自民党が圧勝して政権を握ったかのようですね。
この選挙で議席が激減する野田民主党。
しかし参議院での最大会派であることには変わりがない。

自民党としては政権に着いたとしても、民主にすり寄らなければ予算も通せない。
自公民+維新の大政翼賛会政権へという最悪のシナリオが現実的になってきた。
その時を想定して自分の身を守るために比例重複候補になったみっともない首相も出てきました

財政再建のために消費税をあげるというデマがまかり通っています。
実際は消費税増税で国民生活は窮乏し、税収は間違いなく落ちるので財政破たんの道も近づく。
喜ぶのは利権が拡大する財務省と、国債をもっと買ってもらえる米国政府。
そして輸出の消費税還付で大儲けする売国経団連。

実は高コストで危険な原発は温存され再稼働があちらこちらで始まります。
使用済み核燃料の最終処分はできないので六ヶ所村に中間貯蔵され続ける。
そのために架空の高速増殖炉が試験運転されるのでしょう。
世界中で放棄されたこの夢物語。
神国日本では可能らしい。

一方、トリックで国会の承認さえ受けていないインチキ原子力規制委員会の下、原発の安全性はないがしろです。
活断層の上にある原発の再稼働も止められない国に原発のような危険な精密機械をマネージする資格があるのでしょうか。
まさに「原発を止められない日本を止められない」状況です。

原発が止まっていてもちっとも電力不足にはなりません。
コストが上がるっていうけど、日本の電気料金がべらぼうに高い大きな要因が原発ですね。
国民は原発という負債を背負っているわけです。
だからと言ってぐずぐずと借金を続けてはダメ。
スッキリ廃止して、ガスのコンバインドサークルを推し進め省エネ技術に資源を投入する。
日本成長に役立つのは原発ではなく省エネ技術です。
そして田中康夫さんが言うとおり廃炉を公共事業にしたらいい。

一方、維新のキチガイ党首は核武装を明言しています。
そのために原発が必要とか。
自分の国内に50基以上の自爆装置を抱え、その防衛をなおざりにしてよく言いますね。

アメリカの軍産複合体(石原さんが尖閣買い上げをぶち上げたヘリテージ財団もその一部)の指揮下にある自公民+維新。
東アジア諸国との緊張感を高め、中国を挑発し続ける。
国防軍構想や憲法改正もその一環です。
どうやら日中で局地戦をしろというお達しのようです。

勿論、中国囲い込みをしながら米中関係を強化するアメリカ。
大事な市場だし、米国債を売られると自分が持たない。
日中間で戦闘があってもアメリカは参戦はしません。
極東の無人島をめぐる諍いに出兵するなんて、議会が承認するわけがない。

かくしてグローバリゼーションの必然の結果としての先進国でのデフレ。
その結果の不況による税収減で公共事業ができず景気回復が見えてこない。
そこで究極のヤケクソ大型公共事業である戦争、という何度か繰り返されてきたパターンが目の前に迫るというわけです。
そのグローバリゼーションを推し進める竹中一派の橋下さん、みんなの党。

日本国民は本当にそれでいいのでしょうか。

大本営メディアは自民への大政奉還を既定事実のように扱っています。
手法はいつもの世論調査。
昼間に固定電話に出られる層が国民の意見を代表しているとは言えない。
しかもメディアによる設問で誘導の恐れあり。
客観性は何もありません。
中には政党の選択肢に「未来」がないのもあるそうです。
世論操作と言った方がいい。

そんなアンケートに答える高年齢層でも今度の選挙では投票先未定が半分に達しています。
携帯電話しか持たず、新聞を購読しない若年層は尚更でしょう。
この無党派層が動くのが怖いのでしょう。

自民圧勝という刷り込みで無党派層に「諦め感」を蔓延させ投票所に向かわせないという作戦です。
しかし選挙民の意識は変わっています。
三重県桑名市長選、大阪豊能町長選挙、能勢町長選挙では、未来・生活の新人候補が大差で勝利しました。
テレビ・新聞でしか情報を取らない人には初耳かもしれませんが。

未来の党に期待しないが70%と報じたゴミ売り新聞。
未来の支持率1.7%と言った犬越健介の犬HKニュース無いン。
憶えておきまよ(笑)。

維新を牛耳る片山や園田、未来の小沢、亀井それに細川や武村などの寝技師が投票日までに、
色々と仕掛けて来る可能性あります。
立業のスタンド・プレイには限界があります。
選挙の動向は流動的でどう転ぶかはまだまだわかりません。
自民の人気も今がピークでしょう。

日本を救う手段は我々が握っている。
投票率が80%になれば大政翼賛の企みは粉砕されます。
選挙に行けばいいんですね、みんなが。
特に不当に割を食っている女性、若者。
覚醒する時です。

あ、都民には知事選もあります。
私は貸金の弁護士だった橋下さんと正反対で被害者救済に尽力した「東京なのに宇都宮」「弁護士なのにケンジ」さんかな。
脱原発の宇都宮さんががどれだけ票を集めるか。

あと最高裁判事の国民審判。
前回は元外務省次官だけXを付けたが今回は全員Xで行こうかと思います。
良心的な判事の方も2-3おられるとは聞いていますが、検察と癒着し冤罪を量産する裁判所に抗議したいと思います。




デモクラシー2.0イニシアティブ発起人で敬愛する田坂広志さんの言葉。

Call 5!
「投票に行こう!」と5人に声をかける行動を!

この総選挙は、政党と政党の戦いではない。

政治に無関心にさせられている国民と、
その無関心に安住している政治との戦い。

5人がさらに5人に声をかけるとき、
静かな革命が始まる。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

面白くなってきましたね

2012-12-02 09:24:02 | 政治外交

(日本初の女性首相候補に推したい森ゆうこ未来副代表)

先週は自公民にみんなの党や維新、それに隠れ与党の共産党や社民党による大政翼賛会政治の事を書きました。
そして反消費税増税、原発廃止、反TPPの受け皿を小沢さんが作ってくれたらなあ、というとこまででした。

流石ですね。
橋下さんや石原さんは目立ちたがりのスタンド・プレイヤー。
小沢さんや亀井さんは密かに根回しを進める寝技師ですね。
政治家として最も重要な資質ではないでしょうか。
早くも未来の党のテレビCMが流れているとか。
鮮やかな用意周到ぶりです。

そして嘉田さんという看板を発掘すると小沢さんはさっと身を引く。
潔いですね。
あれだけ人格破壊されても言い訳しなかった。
この潔さが小沢さんの魅力に思えます。
信じないあなた、メディアに汚染されてませんか?

早速大政翼賛メディアの官房機密費漬け解説者たちは新党に小沢の影、とまるでばい菌扱い。
しかし嘉田さんや森ゆうこさんは「小沢さんの何が問題なんですか?一番力のある政治家に頑張ってもらえばいい」。
勝負ありですね。

ネットの投票では早くも未来の支持率44%というのもあるそうです。
勿論、大部分の新聞・テレビに汚染された人達の票は大政翼賛会に行くのでしょうね。
しかし無党派層や普段選挙に行かない若者を惹きつけそうです。

あの保守大国、山口の知事選で反原発の飯田晢也さんが35%の支持を得た。
無党派層が動くと山が動きます。

これから「未来」に対するネガティブ・キャンペーンがCIA週刊誌の文春や新潮によって繰り広げられるでしょう。
そして北朝鮮のミサイル発射。
やはり北朝鮮はアメリカの軍産複合体のツール、山本尚利さんの言う「お敵さま」だった。
大政翼賛会への援護射撃でしょう。

一方、カリスマに成長しそうな山本太郎さん。
立候補会見は感動的だったようです。
そして小沢さんの後継者に指名された感もある未来副代表の森ゆうこさんや社民党を見限った阿部知子さん。
若者や女性に期待したいです。

EUでは会社監査役の女性比率を40%以上にすることが立案されました。
日本の女性役員比率は先進国で最低の1%強。
日本より低いのはサウジアラビアなどのイスラム圏だけとか。
日本は男と年寄りが支配するカルト国家か(笑)。

そう言うと、最低女性比率を設けると逆差別だという声が聞こえてきそうです。
でも佐々木洋さんによると女性役員を増やした企業は業績が上がり株価が上昇する傾向にあるとか。
消費者の半分は女性。
女目線は必須だし、なあなあになりがちな役員会に緊張感が高まるらしい。

男女間、年代間の不公平是正の流れになって欲しいと思います。

政権与党は安倍自民党中心の連立になるのでしょう。
最も無能な党首です。
頭悪すぎ。

連立の微妙なバランスの中で首相の座が石原さんに転がり込む、なんて悪夢はやめてもらいたいですね。
しかしこの爺さん、政治家としては無能な部類ですが人ったらしのワルです。
首相になれば180度転換して中国と関係改善とか無きにしも非ず。
安倍さんよりはいいかも。
悪魔の選択ですが(笑)。

(京都に向かう新幹線にて)
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

総選挙、争点隠しまっしぐらの1-3極とメディア

2012-11-26 10:09:37 | 政治外交



(大手メディアでは影の薄い人たち)

大手メディアの小沢生活党、亀井反TPP党隠しがひどいです。
反増税、反TPP、原発ゼロを支持する選挙民の受け皿なはずです。
弱小政党ではありません。
小沢生活党に至っては議員数で第三位。
自公民の大政翼賛を脅かす勢力の筆頭です。

しかし14の政党が乱立し、テレビ・新聞が民主、自民、イタイ(維新・太陽)ばかり取り上げる中、生活党の影は薄いですね。
討論会でも橋下ばかりが指名されるようです。

このイタイ党は政策的には第三極ではないです。
消費税増税連盟の立派な一員です。
原発については核武装さえ口に出すオーム石原さんは原発断固推進。
極め付きの嘘つき橋下さんは、「2030年代原発ゼロ」をいつの間にか政策から外しちゃいました。

この橋下さんという人、大飯原発の再稼働でも「反対」を一転容認へ。
情報攪乱のスピン・マスターであることは間違いないですね。
重要政策であった「企業・団体献金全面禁止」も撤回。

一種のモンスターですね。
自分の出馬も700%無いとか2万%無いとか、破廉恥極まりない人です。
そしてとても陰湿なサディストです。

ツイッターで人を批判します。
そのやり方が異常で執拗です。
以前、反TPPの中野さんを攻撃しましたが、恐らくは一日で100ツイート。
徹底的な人格破壊でこの人の性格がわかりました。

弁護士時代の評判も極めて悪いですね。
闇金弁護士の過去があります。
市民派弁護士で被害者救済に尽力した都知事候補の宇都宮健児さんとは正反対、正義には興味が無いようです。

石原さんのことは今までにたくさん書いたので繰り返しません。
こんな連中に何故人々の関心が行くのか正直理解できない。
口達者のペテン師以上ではありません。

しかし口達者振りは天才的ですね。
ついつい話に引き込まれてしまいそうです。
ただ信念があるわけではなく、意見をコロコロ変える。
有能な悪徳弁護士ですな、橋下さん。

何れにせよイタイ党は政策的には自公民大政翼賛会と変わらない。
正体はばれているので躍進は無いと思いますが。

反対サイドですが、キチガイ右翼の幸福な宗教政党は論外として、社民、共産はどうでしょう。
なかなか良い事をいいます。
しかし個人的にはこの二つの政党は全く信用していません。
全くです。

アメリカが作った自民党を支え続けたのが社会党でした。
口先では与党を批判するが決して政権を取りにいかなかった。
つまりはガス抜きです。
共産党も、今回の選挙で小沢生活党を中心とする国民連合の提案を拒否、あくまでも全国300小選挙区で独自候補者を擁立するそうです。

社民も着々と生活党候補に刺客を送る。
つまりは大政翼賛会に反対する票を分散する作戦ですね。
旧社会党のDNAは立派に受け継がれています。
両党とも相も変らぬ自民党の別働隊ということです。
くれぐれもインチキ左翼にご注意を。
(地方政治の舞台ではチェック機能を果たしています)。

さて選挙の争点です。
脱原発、これはキチガイ都知事以外は一応は口にします。
ポイントは核燃料サイクルの廃止です。
これを即廃止し、文殊を廃棄すれば使用済み核燃料ネックで日本中の原発は止まります。
「トイレのいないマンション」状態が明らかになりますね。
そして電力各社は原発施設と中間燃料が資産から負債に変わり一挙にに債務超過におちいります。

ハードクラッシュですね。
ワンイッシューの反原発党以外はそこまでは踏み込めないようです。
(反原発や反TPPのワンイッシュー政党には躍進してもらいたいです)。
その中で生活党は10年以内の原発廃止を掲げる反原発政党です。
期限を明示しない脱原発はお題目ですね。
2030年代に全廃すべくすべての政策資源を傾けるとか。
何と虚しい響きでしょうか。

TPPに関しては内容が国民に知れ渡っていないことが問題です。
単なる農業問題だと思っている国民もまだ多いと思います。
ISD条項で企業は貿易上不利益を蒙ったと相手国を訴えることができますが、判断するのは世銀のなかの非公開仲裁委員会。
つまりはアメリカの意向が決め手となる一審制です。
治外法権の不平等条約になる恐れがある。

他にも非関税障壁を元に戻せないラチェット条項。
TPPの手本になる米韓FTAでは韓国にはこの逆進防止条項が韓国に適用され、一方アメリカはスナップバック条項で後戻り可。
更に違反がなくても訴えられるNVC条項など。
要は貿易ルールをアメリカが都合のいいように統一しようということ。

しかし重要な論点がメディアによって隠されているTPPは争点にはなりません。
ワン・イッシュウーの反PTT党は評価できると思いますが。

増税問題は明らかです。
2009年の公約を反古にして自公と野合した野田政権は、何と反対する議員を公認しないという暴挙に出ました。
ひどい話です。
鳩山さんを馬鹿にしている場合じゃないですよ。
これについいて国民の信を問うのがこの選挙の目的です。

増税についても過去に散々書いているので繰り返しませんが、国民の苦境に追い打ちをかけ、しかも増収分の多くがトヨタなどの輸出企業に還付される現状のシステムでは到底容認できません。
企業や高所得者の減税とセットになってきました。

世襲問題や、多党乱立。
TPPや脱原発で各党の違いをフォーカスするメディアは最重要争点隠しに邁進していると言っていいですね。
消費税増税連盟である1-3極はなるべくこの問題をぼかしたい。

そして憲法改正や国防軍。
これこそ大政翼賛が完成した上でしか国会の議論の俎上に上がりません。
(恐ろしいことにその可能性も徐々に大きくなっています)。
国会の四分の三の賛成など明らかに不可能。
消費税問題隠しのクセ球です。

小沢さんが反増税、脱原発、反TPPのワンイッシュー政党を糾合して第二極ができるのか。
最後の勝負かも知れません。

田中さんの明快な解説をどうぞ。

「第三極」か「第二極」か
田中良紹(たなか・よしつぐ)



 
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

大政翼賛、国民はまたメディアに騙されるのか

2012-11-20 08:46:27 | 政治外交
大政翼賛の歌


一票の格差は違憲です。
0増5減を国会で通したが選挙区の区割りは間に合わない。
政治家も、役人も、メディアも触れたがらないが今度の総選挙は違憲温存のままで強行される。
無効になるかもしれない選挙、それに付き合わされるのにはうんざりしませんか。

あの野田、安倍党首討論で突然のように出てきた解散劇。
違憲状態での選挙。
茶番ですね、明らかに。
誰か背後でシナリオを書いた人がいる。

横田幕府でしょうね。
天敵小沢の無罪確定にぶつける急展開。
前原テツオタと長島が渡米して打ち合わせたようです。
直後に前原が解散論をぶち上げた。
アーミテージやナイのようなジャパン・ハンドラーズも来日して指示を出したのでしょう。
民主、自民、公明、イタイ(維新と太陽)、みんなの党による対米従属大政翼賛体制です。

前原、細野、江田、安倍、石破、石原、橋下。
皆さんアメリカ軍産複合体ジャパン・ハンドラーズの言いなりですね。
そして何と減税日本まで合流してしまった。

1952年にサンフランシスコ講和条約が発効し、連合軍による占領は終わったと教えられました。
アメリカによるスティルス占領は続いているようです。

何やらきな臭い匂いがあちこちでし始めています。
イスラエルや軍産複合体の逆襲でしょうか。
イスラエルによるガザ爆撃。
イスラエルに批判的だったペトレイアスCIA長官はハニートラップで失脚。
据え膳食っちゃいました(笑)。
いずれにせよオバマ再選でイスラエルと軍産複合体は焦っているようですね。

中東で大きな戦争が勃発するのかもしれません。
第二プランが東アジア戦争。
日中戦争の主役にされるのかもしれない。
財政の崖もあり軍事予算の削減を進めるオバマ。
それなら日本人に日本のカネで戦争させようということです。

連日メディアでは第一極、第二極、第三極ばかりがクローズアップされています。
本当は2009年革命的な民主党政権を発足させた小沢の生活党が第三極、というか対抗軸です。
しかし無実の罪で小沢を人格破壊し、座敷牢に閉じ込める作戦に加担した大手メディアは謝罪をしない。
そればかりか今回の政局でも小沢を徹底無視するかのようです。

さて、この第三極という野合がくせものですね。
都知事選には絶対出ない、大阪市長選挙には700%でないとか。
確信犯の嘘つきで罪悪感の欠片も無い人達のようです。
脱原発も出したり引っ込めたり。
野田ちゃんといい勝負。

詐欺師だけあって弁舌さわやかですね。
テレビ受けするのでつられて投票する人も多いのでしょう。
残念なことですが。

今回の選挙は増税、TPP推進、原発継続推進、東アジアでの緊張を高め対米従属(というか軍産複合体従属)を続ける一、二、三極。
それに対して反増税、反TPP、脱原発、自立外交でアジア重視という大きな争点がある。
後者のグループが勢力を結集して対立点を明らかにするまでには至っていないのが残念です。
左派陣営にもスパイがゴロゴロいます。

メディアは争点隠し。
そして1-3極は三つの論点について口を濁しています。
ネットの世界では後者グループの小沢生活党が支持率一位とか。
まだまだメディアの茶番に騙される国民が多いので彼らの躍進は期待できそうにないです。

前の戦争では収拾を図る陸軍を弱腰と批判し大衆を扇動して悲惨な結果をもたらしたのが朝日新聞。
今回の主役は読売、朝日、日経の大政翼賛新聞と系列テレビ局。
国民はまた扇動され「やっちまえ」になるのでしょうか。

佐々木洋という人の意見に賛成です。
日本が変な方に行っているのが心配ではないですか?
軍産複合体の動きの陰でオバマ政権は中国重視に向かいます。

というか軍産複合体の属国、日本には興味がないようです。
再選後に20か国の首脳に電話をしたが日本は入っていなかった。
21番以下か。
とんだ「同盟国」ですね。
日中で騒ぎを起こしてもアメリカに梯子を外されるのはみえみえなのにね。

引用

★年内に解散総選挙をするようだが、メディアの言う1~3極の公約を要約すると

1極:全て我らに白紙委任してちょうだい。「約束を守る」という言葉は知らない。
2極:原発推進、後は白紙委任してちょうだい。
3極:TPP賛成、原発推進、徴兵制復活、後は白紙委任してちょうだい。

 どれを選んでも白紙委任が殆どで、選挙後に一緒になる可能性が高い事が分る。
 その中で、一番議席数が多くなりそうな2極の党首が首相の内閣となりそうだ。

 現在は、中国共産党大会開催中で、中国が最も敏感な時期だが、当該党首(注:安部さん)は
 あえてこの時期に日本の国会にダライ・ラマ氏を呼び入れた。

 是非は人それぞれの考えがあろうから問わないが、時期によっては別の意味
 を持つ。この時期にすることは、中国政府を挑発するにはもってこいだ。

 もし、選挙後に彼が首相になれば、今以上に中国と敵対することになる。
 尖閣問題に火をつけた前都知事を入閣させれば尚更となる。

 私の目には、何が何でも中国に軍事行動を起こして欲しいように映る。
 そうなれば、政治家は国防のためと言って、より好き勝手なことが出来る。

 現在の中国政府のトップは、直接的な国民の支持を得て就任したわけでないので
 政権基盤は弱い。

 そして、政府内で軍部の発言力が増している。その結果が、領土問題で強硬になり、
 インド、ベトナム、フィリピン等の問題が大きくなっている。

 中国は2020年までには経済規模で世界一になる見込みで、国民も相当自信を
 つけてきている。

 1989年の天安門事件以降は、愛国心強化と、日本から受けた屈辱の強調を
 教育の重点としてきており、日本への報復が正しいと信じて育った国民が多く
 なっている。

 軍部と世論に反対して、挑発を繰り返す日本と融和することは、政権トップの
 くびを意味する状況になりつつある。

 中国の軍事力は大したことないとか、米軍が反撃してくれる等と楽観的に考える
 人も多いようだが、中国のミサイルの1つでも、未防備な日本の西日本の原子力
 発電所に命中すれば、東京、名古屋、大阪のいずれからも避難する事態になる。
 運転停止中でも、使用済み燃料プールの破壊で大型臨界となるから。
 
 そうなるのは万一かもしれないが、現状を1つづつ積み上げてゆくと、有り得る
 事態でしかない。

 この方向に向かって日本が進んでいる事をあなたは否定できるだろうか。
 そしてあなたは、白紙委任をしますか。

引用終わり



コメント
この記事をはてなブックマークに追加