15:17 佐井村『願掛け岩』
巨大な岩の脇を道路が通っている。
真ん中が『男願掛け岩』左奥が『女願掛け岩』。
古くからたくさんの縁をつないできた二つの岩の間には近年『鍵掛け縁結び』=金網が設置された。カップルで南京錠をかけ、永遠の愛を誓うという湘南平のパク・いや、オマージュ的な感じ。
『佐井村 新・観光三景』の一つらしいが、後二つがなんだかわからない。
15:50 仏ヶ浦展望台到着
トイレ完備、展望台も新設された仏ヶ浦駐車帯。
海岸線に連なる奇岩を一望できる。港には観光船が入港している。
オラすげえワクワクして来たぞ!
この後大変な目に合うとも知らずに・・・。
16:00 仏ヶ浦駐車場到着
『←仏ヶ浦』の看板をたどっていくと・・・
え!?徒歩っすか?
行きはよいよい、帰りはこわいのパターン。
登ってきたおばさんが、ぜえぜえと肩で息をして、しばらくの間動かなくなった。
本気で帰ろうかとさえ思う。
仏・浦 休・所
もともとは休食所と言う看板だったらしい。
看板がぶっ壊れてても意味が通じているところがすごい。
パチンコ屋で『パ』の文字だけネオンが消えてたときのことを思い出した。
ここには自由に使える杖が設置されている。
借りた方がいいですよ。
階段を10分ほど下って海面に到着。
岩でけー。人ちっちぇー。
巨大な奇岩、ゆるやかに弧を描く木道、輝く水面が本当にあの世みたい。本当のあの世を見たことありませんけど。
毎度おなじみ大町桂月さんもここを訪れ、
『神のわざ 鬼の手づくり 仏宇陀 人の世ならぬ 処なりけり』
『呆れ果て おどろき果てて 仏宇陀 念仏申す 外なかりけり』
と詠んでいる。
※仏宇陀(ほとけうた)とは仏ヶ浦の古い呼び方。
あの恐山を蓮の花に喩え、美しく詠んだ桂月さんも、仏ヶ浦には驚いたみたいだ。
緑色凝灰岩と言う種類の岩。昔の民家の砂壁のような質感で、いかにも脆そうなかんじ。
こんな時、岩が崩れてきたらどうやって逃げるかという杞憂的シミュレーションをしてしまう。バカらしいと思いつつも。
水の色が不思議な緑色。
「仏ヶ浦は船から見るのが一番ですよ~」
とのチケット売り場のおじちゃんのセールストーク。
こういうとき、観光客はチョロイ。
せっかく来たんだから・・・って乗っちゃう。
800円払って、観光船ひかり丸に乗ることに。
光の速さとは程遠そうなひかり丸。
船底がガラス張りになっていて、海底を見ることができる。
白い岩肌の海底にたくさんのウニ!ウニ!!ウニ!!!そしてヒトデ!
でも海藻が生えにくいので、ちっちゃくて漁師もとらないんだって。
船頭のおいちゃんが岩の解説はもちろん、ここを訪れた有名人の話なんかもしてくれる。軽妙なトークで、終始笑いが絶えなかった。
いい旅夢気分で梅沢富美男さんが来たらしいですよ。
梅沢富美男の名前を聞いて、そういえば佐井村は歌舞伎で有名なことを思い出した。そしてぬいどう食堂の歌舞伎丼を食べ忘れたことに気づいた。
ここ仏ヶ浦ではドラマのロケが頻繁に行われるらしい。
確かに船越栄一郎がここで犯人に手錠をかけそう。
最近もロケをしており、捜査員のエキストラは地元の漁師の若衆達がやったんですよ~。なんてことを言っていたが、肝心のドラマの題名を言わず。
たくさんの仏像が並んでいるように見える『五百羅漢』
大中小の岩が仲良く並んだ『親子岩』
『蓮華岩』
斜めに入った裂け目は、源義経を守る弁慶が追っ手をなぎ払ったときについたんだって~。
仏ヶ浦のシンボル『一ツ仏』。
これに似てる。
クルージングは20分ほどで終了。
ライオンががけの上にいるみたい。
『仏宇陀 いにしえの人 歌に詠み 平成女子は 写メ写し撮る』
写メってもともと写メールの略だから、写真をメールで送れるサービスだと思うんですが、ケータイで写真を撮ることを写メと呼ぶことが一般的になってきたようで違和感を感じる今日この頃。
現場ではキノコみたいな形の如来の首がどこにあるかわからなかった。
岩の場所をもっとよく把握しておけば、効率的に回れたと反省。
仏ヶ浦攻略マップ
17:00仏ヶ浦出発!
地獄の登りが始まる。
寝不足も加わって思いのほか厳しい。息は荒く、汗だくに。普段の運動不足を恨む。
歩数計を見たら海面から駐車場まで600歩くらい。高さにして百数十メートル。
10分ほどで登り切ったときにはのどがカラカラ。
やっとたどりついた休・所で飲み物を・・・
と思ったら
全商品に売り切れランプが点灯!
そうですか。閉店後はそういう設定ですか。
神様!僕がそんなに憎いですか?
結局車にも飲み物がなく、ノドカラカラの状態で発車。
40分後にやっとありついたコーラの美味い事美味い事。
そんな矢先。
あ!やせいのマンキーがとびだしてきた!
いけっ!コダック!じゃなかったキヤノン!
あともうちょっとだけつづくのじゃよ。
■ロケしたドラマってこれかな?
水曜劇場「浅見光彦~最終章~」
10月21日(水)21:00~ TBS系列
第1話は『恐山・十和田・弘前編』
「恐山殺人事件」を2時間スペシャルでお送りします。
青森を舞台に、弘前から十和田湖、日本三大霊山として有名な恐山と、光彦が事件解決のために各地を巡ります。ねぷた祭りと津軽三味線の響きに乗せて“亡くなった人の想い”“亡くなった人への想い”が交錯。悲しい運命を背負いながらも、前を向いて歩き出すヒロインと、彼女の苦しみを支えようとする光彦…。
ヒロインに片瀬那奈さんを迎え、青森の名所を巡る一大ロケを敢行!
第2話「伊豆天城~宮城松島」第3話「岩手県・遠野」ですってよ!
ヘアメイクさん(?)のsayori0302さんのブログ9月5日くらいから青森ロケしてたみたい?
※原作
■仏ヶ浦 海路からの行きかた
佐井定期観光
9:00、10:40、14:30の1日3便が佐井港から出ている。
佐井~仏ヶ浦上陸30分~佐井(90分)。往復2300円。
仏ヶ浦海上観光
1. 9:00~ 2. 9:30~ 3.10:30~ 4.11:20~
5.13:00~ 6.14:00~ 7.15:00~
2,4,6,7は臨時便なので要確認。
佐井~仏ヶ浦上陸30分~佐井(90分)。往復2300円。
夢の平成号
10:45、14:55の1日2便が脇野沢から出航。
脇野沢~仏ヶ浦上陸30分~脇野沢(120分)。往復3800円。
少々お高いが海岸線まで車道の走っていない下北半島南西部や伝説の伝わる鯛島を巡るルートは面白そう。
どれも仏ヶ浦上陸時にはガイドさんがつくので、効率よく回れそうですね。
ただし、ごつごつした岩の上を歩く上、所々水溜りがあるので、すべりにくい長靴で行くのが吉。
※参考
駐車場と仏ヶ浦海岸の標高差は約250mもあり、急勾配の砂利道を徒歩で下ります。下りは約20分、上りは約30分。充分に健康かつ一定の体力を備えた方にしかお奨めできません。山道の運転や急勾配の登り下りを心配することなく、船旅と仏ヶ浦の散策を満喫していただくことが可能です。(佐井定期観光HPより抜粋・改変)
▲管理人のエネルギー源です。よかったら、ぽちっとしてください。他の青森、八戸ブログのリンクとしてもどうぞ!
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巨大な岩の脇を道路が通っている。
真ん中が『男願掛け岩』左奥が『女願掛け岩』。
古くからたくさんの縁をつないできた二つの岩の間には近年『鍵掛け縁結び』=金網が設置された。カップルで南京錠をかけ、永遠の愛を誓うという湘南平のパク・いや、オマージュ的な感じ。
『佐井村 新・観光三景』の一つらしいが、後二つがなんだかわからない。
15:50 仏ヶ浦展望台到着
トイレ完備、展望台も新設された仏ヶ浦駐車帯。
海岸線に連なる奇岩を一望できる。港には観光船が入港している。
オラすげえワクワクして来たぞ!
この後大変な目に合うとも知らずに・・・。
16:00 仏ヶ浦駐車場到着
『←仏ヶ浦』の看板をたどっていくと・・・
え!?徒歩っすか?
行きはよいよい、帰りはこわいのパターン。
登ってきたおばさんが、ぜえぜえと肩で息をして、しばらくの間動かなくなった。
本気で帰ろうかとさえ思う。
仏・浦 休・所
もともとは休食所と言う看板だったらしい。
看板がぶっ壊れてても意味が通じているところがすごい。
パチンコ屋で『パ』の文字だけネオンが消えてたときのことを思い出した。
ここには自由に使える杖が設置されている。
借りた方がいいですよ。
階段を10分ほど下って海面に到着。
岩でけー。人ちっちぇー。
巨大な奇岩、ゆるやかに弧を描く木道、輝く水面が本当にあの世みたい。本当のあの世を見たことありませんけど。
毎度おなじみ大町桂月さんもここを訪れ、
『神のわざ 鬼の手づくり 仏宇陀 人の世ならぬ 処なりけり』
『呆れ果て おどろき果てて 仏宇陀 念仏申す 外なかりけり』
と詠んでいる。
※仏宇陀(ほとけうた)とは仏ヶ浦の古い呼び方。
あの恐山を蓮の花に喩え、美しく詠んだ桂月さんも、仏ヶ浦には驚いたみたいだ。
緑色凝灰岩と言う種類の岩。昔の民家の砂壁のような質感で、いかにも脆そうなかんじ。
こんな時、岩が崩れてきたらどうやって逃げるかという杞憂的シミュレーションをしてしまう。バカらしいと思いつつも。
水の色が不思議な緑色。
「仏ヶ浦は船から見るのが一番ですよ~」
とのチケット売り場のおじちゃんのセールストーク。
こういうとき、観光客はチョロイ。
せっかく来たんだから・・・って乗っちゃう。
800円払って、観光船ひかり丸に乗ることに。
光の速さとは程遠そうなひかり丸。
船底がガラス張りになっていて、海底を見ることができる。
白い岩肌の海底にたくさんのウニ!ウニ!!ウニ!!!そしてヒトデ!
でも海藻が生えにくいので、ちっちゃくて漁師もとらないんだって。
船頭のおいちゃんが岩の解説はもちろん、ここを訪れた有名人の話なんかもしてくれる。軽妙なトークで、終始笑いが絶えなかった。
いい旅夢気分で梅沢富美男さんが来たらしいですよ。
梅沢富美男の名前を聞いて、そういえば佐井村は歌舞伎で有名なことを思い出した。そしてぬいどう食堂の歌舞伎丼を食べ忘れたことに気づいた。
ここ仏ヶ浦ではドラマのロケが頻繁に行われるらしい。
確かに船越栄一郎がここで犯人に手錠をかけそう。
最近もロケをしており、捜査員のエキストラは地元の漁師の若衆達がやったんですよ~。なんてことを言っていたが、肝心のドラマの題名を言わず。
たくさんの仏像が並んでいるように見える『五百羅漢』
大中小の岩が仲良く並んだ『親子岩』
『蓮華岩』
斜めに入った裂け目は、源義経を守る弁慶が追っ手をなぎ払ったときについたんだって~。
仏ヶ浦のシンボル『一ツ仏』。
これに似てる。
クルージングは20分ほどで終了。
ライオンががけの上にいるみたい。
『仏宇陀 いにしえの人 歌に詠み 平成女子は 写メ写し撮る』
写メってもともと写メールの略だから、写真をメールで送れるサービスだと思うんですが、ケータイで写真を撮ることを写メと呼ぶことが一般的になってきたようで違和感を感じる今日この頃。
現場ではキノコみたいな形の如来の首がどこにあるかわからなかった。
岩の場所をもっとよく把握しておけば、効率的に回れたと反省。
仏ヶ浦攻略マップ
17:00仏ヶ浦出発!
地獄の登りが始まる。
寝不足も加わって思いのほか厳しい。息は荒く、汗だくに。普段の運動不足を恨む。
歩数計を見たら海面から駐車場まで600歩くらい。高さにして百数十メートル。
10分ほどで登り切ったときにはのどがカラカラ。
やっとたどりついた休・所で飲み物を・・・
と思ったら
全商品に売り切れランプが点灯!
そうですか。閉店後はそういう設定ですか。
神様!僕がそんなに憎いですか?
結局車にも飲み物がなく、ノドカラカラの状態で発車。
40分後にやっとありついたコーラの美味い事美味い事。
そんな矢先。
あ!やせいのマンキーがとびだしてきた!
いけっ!コダック!じゃなかったキヤノン!
あともうちょっとだけつづくのじゃよ。
■ロケしたドラマってこれかな?
水曜劇場「浅見光彦~最終章~」
10月21日(水)21:00~ TBS系列
第1話は『恐山・十和田・弘前編』
「恐山殺人事件」を2時間スペシャルでお送りします。
青森を舞台に、弘前から十和田湖、日本三大霊山として有名な恐山と、光彦が事件解決のために各地を巡ります。ねぷた祭りと津軽三味線の響きに乗せて“亡くなった人の想い”“亡くなった人への想い”が交錯。悲しい運命を背負いながらも、前を向いて歩き出すヒロインと、彼女の苦しみを支えようとする光彦…。
ヒロインに片瀬那奈さんを迎え、青森の名所を巡る一大ロケを敢行!
第2話「伊豆天城~宮城松島」第3話「岩手県・遠野」ですってよ!
ヘアメイクさん(?)のsayori0302さんのブログ9月5日くらいから青森ロケしてたみたい?
※原作
■仏ヶ浦 海路からの行きかた
佐井定期観光
9:00、10:40、14:30の1日3便が佐井港から出ている。
佐井~仏ヶ浦上陸30分~佐井(90分)。往復2300円。
仏ヶ浦海上観光
1. 9:00~ 2. 9:30~ 3.10:30~ 4.11:20~
5.13:00~ 6.14:00~ 7.15:00~
2,4,6,7は臨時便なので要確認。
佐井~仏ヶ浦上陸30分~佐井(90分)。往復2300円。
夢の平成号
10:45、14:55の1日2便が脇野沢から出航。
脇野沢~仏ヶ浦上陸30分~脇野沢(120分)。往復3800円。
少々お高いが海岸線まで車道の走っていない下北半島南西部や伝説の伝わる鯛島を巡るルートは面白そう。
どれも仏ヶ浦上陸時にはガイドさんがつくので、効率よく回れそうですね。
ただし、ごつごつした岩の上を歩く上、所々水溜りがあるので、すべりにくい長靴で行くのが吉。
※参考
駐車場と仏ヶ浦海岸の標高差は約250mもあり、急勾配の砂利道を徒歩で下ります。下りは約20分、上りは約30分。充分に健康かつ一定の体力を備えた方にしかお奨めできません。山道の運転や急勾配の登り下りを心配することなく、船旅と仏ヶ浦の散策を満喫していただくことが可能です。(佐井定期観光HPより抜粋・改変)
▲管理人のエネルギー源です。よかったら、ぽちっとしてください。他の青森、八戸ブログのリンクとしてもどうぞ!
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上からしか行けないんですね・・・観光船乗り場や文字の抜けた休所には。
北限の猿にも出合って収穫の多いドライブに成りましたね!
仏ヶ浦の景観・・・この崖を登ったんだね・・・小説「飢餓海峡」の主人公は。。。
観光船は佐井港などからも出ているので、後ほど補足します。
尚、階段の所々にベンチがありますから階段の上り下りに問題がなければ、ちょっとずつ進めばよろしいかと思いますよ!
地元が載ってたので嬉しくてメールしちゃいました。またいらして下さい☆
今月は佐井村で物産展やるみたいです。
私は東京で行けませぬ…
遠く離れて東京に住んでいても、故郷のことを常に思っている、読んでいて心が温かくなるブログでした。ありがとうございます♪
佐井村は歌舞伎丼を食べに絶対にリベンジします!
ブログ見せていただきました。下北生まれ下北沢在住とのことでビックリ!マジスパいきてえ!!
ちなみに奈良県に下北山村って言うところがある。これまめちしきな。あと大阪には八戸ノ里もあります。
合掌