INFINITE SEARCH: Miroslav Vitous
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実力派のベーシストであるミロスラフ・ヴィトウスの初リーダー・アルバムです。ハービー・マンのメンバーで「メンフィス・アンダーグラウンド」でこの当時のベースが聴けますが、これはハービー・マンがプロデュースしたエンブリオ・レーベルの最初のLPです。表のジャケットが凝っていまして四角の額縁状になっています。同時期のエンブリオには三角とか丸の額縁のものもあったと記憶しています。ヴィトウスの顔半分が額縁から覗けますが、凶暴な印象を与えていますので、裏ジャケットに温和なヴィトウスが出ていますので、それも出しておきます。
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Infinite Search Embryo(USA)SD-524 Freedom Jazz Dance / Mountain In The Clouds When Face Gets Pale / Infinite Search I Will Tell Him On You / Epilogue Miroslav Vitous (b) Joe Henderson (ts) John McLaughlin (g) Herbie Hancock (p) Jack DeJohnette (ds) 1969/11表ジャケット同様の雰囲気で、緊張感のあるなかで、ど迫力のフリーダム・ジャズ・ダンスが演奏される。ジョー・ヘンダーソンは、以前取り上げたが、この曲での演奏がわたしは好きである。エレクトリック・ピアノのハンコックが絶妙なタイミングで音を絡ませる。
それにしても、よくこれだけのメンバーを揃えられたものである。ハービー・マンのプロデュースに感謝します。
投稿済み・準備中を含め アルバム・ジャケット一覧 を用意しました。
2005/06/16 ものずき烏 記