ものずき烏の無味乾燥?文

ブログ発想 LP/LD/CD コレクション作業 進行中。ジャズばっかしじゃないかと言われたら身も蓋もない。

ジャズ・ピアノ・カルテット:レット・イット・ハプン

2005-09-28 | 音楽 の 紹介

LET IT HAPPEN: The Jazz Piano Quartet

"Let It Happen" RCA(USA)CPL_1-0680
Lover Come Back To Me! / Maiden Voyage
Let It Happen / Watch It! / Here's That Rainy Day
Variations On Scott Joplin's "Solace"
You Are The Sunshine Of My Life / Improvviso
Warm Valley / How Hight The Moon
The Jazz Piano Quartet
Dick Hyman (p) Roland Hanna (p) 
Marian McPartland (p) Hank Jones (p)
1974/06/10,11
 企画としては、ジャズ・ピアニスト4人だけの連弾ということで面白いのですが...、クラシックの雰囲気が濃厚になってしまいますね。
個性が強い、ピアニストが加わったらジャズっぽくなるとおもいますよ。
 このアルバムは、4chの録音が出始めたころの企画物です。右・左のスピーカーから聞こえるステレオを拡張して後ろの左右からも音をだす Quad という方式の録音ですが、今聴いていて落ち着きません。電気屋(音響)さんの実験材料の色合いが強いようです。録音の細工が欠陥( Lover Come Back To Me! )となって目立つ箇所があります。
 グランド・ピアノを4台、スタジオに準備するだけでも大変な作業でしょうに、プロデューサーは周囲の非難を無視して、もう少しこのピアノ・カルテットなるものを続けたら新しい流れが生まれたかも知れませんね。ジャケットは往年のフォンタナ・ニュー・ジャズ・シリーズの雰囲気があって、参加しているピアニストも悪くありませんので、惜しい。

この後、わたしのピアノ連弾への興味はラベック姉妹へ移ってしまいました。


投稿済み・準備中を含め アルバム・ジャケット一覧 を用意しました。
2005/09/28 ものずき烏

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