HEAVEN: Phil Woods
OLD ACQUAINTANCE:
Conte Candoli With Phil Woods
DIZZY GILLESPIE MEETS PHIL WOODS QUINTET
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"Heaven" Black_Hawk(USA)BKH_50401-1_D I'm Getting Sentimental Over You Heaven / The Duke / Azure 222 / Occurrence Phil Woods (as、cl) Tom Harrell (tp,frh) Hal Galper (p) Steve Gilmore (b) Bill Goodwin (ds) 1984/12/29聴いているファンだけではなく、フィル・ウッズ自身がマンネリに気が付いたようで、今までのワン・ホーン・カルテットにトランペット奏者が加わりました。バリバリは抑えて、ラッパとのアンサンブルを大事にしていると聴いています。変れば変るもんだ。それにしても、またレコード会社が違うね。この中でお気に入りはラストのOccurrence 。ハード・バップが再現されています。
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Conte Candoli With Phil Woods "Old Acquaintance" Pausa(USA)7189 Wail / Don't Worry About Me Just You、 Just Me / Nostalgia Old Acquaintance / Nina Never Knew One More Once Conte Candoli (tp) Phil Woods (as,cl) Charlie Shoemake (vib) Monty Budwig (b) Bill Goodwin (ds) Sandi Shoemake (vo) 1985/10/01コンテ・カンドリは、キャリアの長いトランペット奏者のようですが、わたしはフィル・ウッズとして購入しました。ビ・バップは不滅のようです。女声ボーカルも入っているし、ファッツ・ナヴァロのノスタルジアがステレオで聴けます。...ん、でコンテ・カンドリという人は、こんな傾向の音楽を演奏する人なんだと理解しました。
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"Dizzy Gillespie Meets" Timeless(NTL)SJP-250 Oon-Ga-Wa / Loose Change / Whasdishean Round Midnight / Love For Sale Dizzy Gillespie (tp) Phil Woods (as) Hal Galper (p) Steve Gilmore (b) Bill Goodwin (ds) 1986/12/14チャーリー・パーカーをアイドルとしていたフィル・ウッズが、パーカーの相棒であるディジー・ガレスピーと共演するという、まあ、これも一種の企画物。モダン・ジャズの創始者とも言えるガレスピーと共演するので、フィル・ウッズは多少萎縮するかと思うと、そこは負けずに芸歴の長いウッズですから、そんなことは微塵も感じられません。自分のカルテットにガレスピーを招いた形からかも知れませんね。アルバムのタイトルは敬意を表してガレスピーから書いてあります。ラテンでも実績のあるガレスピーですから陽気さも現れています。いやー、いつ聴いてもガレスピーのハイ・トーンにはしびれます。
...これは、単なる企画物を通り越して名作の部類に入るのではないでしょうか。
投稿済み・準備中を含め アルバム・ジャケット一覧 を用意しました。
2005/08/09 ものずき烏 記
(参考)
2005-03-26 フィル&クイル(アルト×2)
2005-07-27 フィル・ウッズ:ヨーロピアン・リズム・マシーン
2005-08-06 フィル・ウッズ:(’74、’78)
2005-08-07 フィル・ウッズ:(’79、’81)
2005-08-08 フィル・ウッズ:(’82)