ものずき烏の無味乾燥?文

ブログ発想 LP/LD/CD コレクション作業 進行中。ジャズばっかしじゃないかと言われたら身も蓋もない。

ビル・エバンス:(’62~’65)

2005-11-09 | 音楽 の 紹介

UNDERCURRENT: Bill Evans - Jim Hall
TRIO 64 / HOW DEEP IS THE OCEAN?: Bill Evans

"Undercurrent" Blue_Note(USA)B1-90583
My Funny Valentine / I Hear A Rhapsody
Dream Gypsy / Stair Way To The Stars
I'm Getting Sentimental Over You / Romain
Skating In Central Park / Dran Thet Dream
Bill Evans (p) Jim Hall (g) 
1962/05/14
 ブルー・ノートでのUA復刻盤。オリジナルより2曲増えてます。このジャケットを気味悪がる人もいるらしいのですが、撮影の状況を考えると頷けます。評価の定まったアルバムのジャケットだから、綺麗なジャケットで済むのですが、使い方を間違えるとグロテスクになる危険性があります。
 ピアノとギターのデュオ・アルバムです。ギターのジム・ホールの音楽の傾向も、ビル・エバンスに似た、繊細さが顕著ですね。スコット・ラファーロの亡き後、音楽対話の相手をジム・ホールに代えて続きます。
’70年代になって、多くの演奏家のデュオ・アルバムが多発されるのですが、そのブームの指標になったアルバムと思います。

"Trio 64" Verve(FRA)815_057-1
Little Lulu / A Sleeping Bee / Always
Santa Claus Is Coming To Town
I'll See You Again / For Heaven's Sake
Dancing In the Dark / Everything Happens To Me
Bill Evans (p) Gary Peacock (b) Paul Motian (ds)
1963/12/18
 これは、わたしのクリスマス・アルバムですね。季節になると必ず聴いています。ほかのクリスマス・アルバムが6月頃録音したようなのですが、これは12月18日とクリスマス・シーズン真っ只中なんですね。翌年のクリスマス・アルバムを狙ったような気がしますが、アルバムの製作にはこれくらいの時間的余裕がないと、味がでないような...
 ビル・エバンスの初リーダー・アルバムからつきあっているポール・モチアンは、キース・ジャレット・トリオの初代ドラマーです。そして、このアルバムだけに参加したゲーリー・ピーコックはキース・ジャレット・スタンダード・トリオのベーシストということで...、キース・ジャレットの成功には、ビル・エバンスの影響が確かにあるのでは、と思いたくなるトリオの編成です。

"How Deep Is The Ocean?" Heart_Note(SWE)HN-007
I Should Care / Peace, Peace
How Deep Is The Ocean?
Nardis / Some Other Time / Time Remembered	
Bill Evans (p) Chuck Israels (b) Larry Bunker (ds)
1965/02/02 Paris Live
 ノイズはないんですが、録音が悪いんでしょうね、なんかこもった音色で、エバンスのピアノが澄んだ音色しないんです。当然エバンスが亡くなってから出ていますから、コレクターズ・アイテムですね。


コレクション整理の進行状況→ コレクション一覧 (兼)ブログ記事索引
2005/11/09 ものずき烏
(参考)
2005/03/14 ビル・エバンス(+モニカ・セッテルンド)
2005/04/13 ビル・エバンス:パリ・コンサート
2005/05/16 トニー・スコット&ビル・エバンス
2005/06/29 ビル・エバンス:コンセクレイション
2005/11/07 ビル・エバンス:(’56~’59)
2005/11/08 ビル・エバンス:(’61)

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