以前詰パラのバックナンバーを調べていたら、「鶴田賞」という賞があったことを思い出し
ました。早速調べてみると、平成元年3月号(通巻397号)に「一年間を通じて最も活躍・
功労をした本誌の会員に与えられるもので・・・」とあり、第1回の投票要項が記されて
いました。それ以降平成5年度までは読者による投票により決定し、平成6年度以降は
編集部の選考により決定し、部門も増設されていました。
受賞者については次のとおりです。(敬称略)
昭和63年度 柳原裕司
平成元年度 七條兼三
平成2年度 片山倫生
平成3年度 山田康平
平成4年度 大和敏雄
平成5年度 岡田敏
平成6年度 大賞:谷川浩司 文筆部門:阿部健治 新人部門:市島啓樹
平成7年度 大賞:波崎黒生 文筆部門:安江久男
平成8年度 特別賞:野村量
とここまでで、平成8年度以降の受賞報告は無さそうです。そういえば以前詰工房で似た
ような賞として「詰将棋大賞」(だったかな)というのがありましたが、こちらも数年で報告が
なくなったように思います。
最近詰パラ誌上で話題になっている「門脇芳雄賞」ですが、賞の趣旨自体はすばらしいと
思うので、どうか永続性のあることを期待しています。そして「鶴田賞」もぜひ復活を希望
します。