ツトムさん家の写真日記。

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第229回 埼玉 寄居町 玉淀水天宮祭。

2007-08-18 18:18:18 | 旅行

2007年8月4日(土)   夏本番! 夏祭りの季節!

日中は猛暑でお祭り見物どころではないので、夜の祭りに出掛けました。
場所は埼玉県北部の寄居町。 今年の春に“寄居北條祭り”で訪ねた町(北條祭りはここクリック)

北條祭りが行われたのと同じ場所の名勝玉淀河原で夜祭りの玉淀・水天宮祭が開催されるのです。
早速、午後4時から車を飛ばして寄居町へ・・・。

寄居町玉淀河原を一望できる荒川に架かる正喜橋から見た水天宮祭会場です。


広い玉淀河原では大勢の見物客達が早々と場所取りに・・・。。
祭りの主役となる舟山車艘で清流・荒川岸に係留中。(左の崖上が鉢形城址)

先ずは、お祭りの祭神を祀る玉淀・水天宮を訪問。
寄居玉淀・水天宮水神様を祀り、水難除けと安産・子育てで武州一帯の信仰を集めています。
ちょうど祭神を乗せたお神輿を氏子達が担いで出発、水天宮祭の開始となりました。
 
金ピカ神輿は寄居町中心部を一回りしてから玉淀河原に到着。
ここで御神輿は神主のお祓いを授けてから小さな御座舟へ乗船です。
 
金ピカ神輿を伴って提灯で飾った舟山車を次々と周り、祭りの安全鉢形城攻防戦で散った霊に祈りを奉げていました。

寄居玉淀水天宮祭のメインはなんと言っても巨大で賑やかな舟山車(万灯船)です。

五隻の舟山車は祭り正装姿で出番を待っています。
舟山車は武町、本町、中町、栄町、茅町の五隻で、正式名は供奉船と云います。

対岸の鉢形城下の河原でも夜祭りの準備中。 水天宮文字の電飾でしょうかね?
 
舟山車では若衆が提灯のロウソクに点火して祭り開始に備えていました。
(確認したところ、灯り関係は全て蝋燭を使用で、時には火事になる場合もあるとか。)

夕刻になり陽も落ちて、いよいよ玉淀・水天宮祭の本番開始です。
 
五隻の舟山車にはそれぞれお囃子方が乗船し、盛んに祭囃子を奏でて祭りを盛り上げています。

玉淀河原一帯も暗闇に包まれ、舟山車の蝋燭提灯の灯りが川面にも映し出され印象的な光景です。
 
荒川を挟んだ対岸の鉢形城址から花火が盛んに打上げられ始めました。

提灯・雪洞(ぼんぼり)と花笠で満艦飾の舟山車は川に入った祭り勢子達によって上流へ曳かれて往きます。  
 
普通の祭り山車は子供たちに路上を曳かれるのですが、川面での山車とは実に珍しい祭りですね。貴重な文化財を見せて貰いました。

対岸の鉢形城下の河原には水天宮の文字に火が灯り、関東一の水祭りと云われる玉淀水天宮祭も最高潮に・・・。

上流から精霊流しの灯篭が下流へ漂い、舟山車の賑やかさと相まって幻想的な雰囲気を醸していました。

対岸の鉢形城址から切れ目なく花火が打上げられて夏祭りのムードは満点です
  
玉淀の岸辺に寝そべって見上げる花火は極楽気分

河原に陣取った子供たちが一斉に風船ロケットを上げます。
 
カラフルな風船が子供の夢を乗せて夜空高く飛んでゆきました・・・。

荒川に浮かんだ舟山車では親も子も脇目も振らず祭り囃子に熱中です。

ほどなく対岸の鉢形城の崖では仕掛け花火が・・・。
 
お茶屋さん、運動具店、建設会社等々が仕掛け花火を提供していました。
お馴染みナイヤガラ花火水天宮祭豪華花火大会は終了。

花火後もいつ醒めるとも無く玉淀河原には熱気が漂い、何時までも祭りの余韻に浸っていました。

普通の祭り山車とは異なり、水上で豪華に繰り広げられる舟山車祭りは一見の価値以上のものがあります。
名勝玉淀河原の爽やかな涼風を肌に感じながら、夢幻の舟山車豪華花火の競演の“寄居・玉淀水天宮祭りを読者にもぜひお奨め致します。(8月第一土曜日開催。)

2007 08 18(土)記。    前橋市    最高気温26℃


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