2012 06 17(日)
桐生市の西郊外に建つ“桐生明治館”の見物。
前橋市と桐生市を結ぶローカル線の上毛電鉄沿いに建てられていました。
桐生明治館は明治11年(1878年)に前橋市に衛生兼医学校として建設された棧瓦葺木造二階建て洋風建築物。
前橋市から相生村に移築され相生村役場に活用された後、村が桐生市に合併され保存、昭和51年に国の重要文化財に指定されました。
明治の気骨を物語るような威風堂々たるテラスバルコニー付き洋館。
正面玄関から館内へ・・・。(観覧料150円 館内に軽食・喫茶店有り。)
建築当時のままの重厚な木製階段も健在です。
桐生明治館の各部屋は展示室に利用されています。
保存工事の際に屋根に目地漆喰を施した職人さんの作品「風神雷神図」は漆喰芸術作品。
前橋市の群馬県庁前に建てられた当時の“群馬縣衛生所”の写真。現在の建物と全く同じに見えます。
旧群馬県衛生所(桐生明治館)国重要文化財指定書。
群馬縣衛生所兼医学校関係の書類など、往時の医学に関する事物なども沢山展示されています。
ガラスケース内の棟札には明治11年5月1日に起工し、同年8月30日に竣工したと記されています。
たったの4ヶ月で完成とは、その建築スピードに驚かされます。
桐生明治館の一階二階の部屋を興味深く探索。
江戸から明治に活躍した画家の名画も観覧できます。
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「観音涅槃図」(岩本一僊 筆)は桐生市の重要文化財指定。
谷 文晁の「孔雀牡丹図」や酒井抱一など名画も展示。
懐かしい骨董品の数々・・・人力車・チェーンを使わない初期の自転車・チューリップ型蓄音機・オルガンなど。
素晴しかったのがアンティークな写真機。暗箱型やジャバラ型の名機が一同に並んでいました。
バルコニーでは爽やかな風が時代の香りを運んできます。
オルガン・ピアノなども多数・・・・下画像のアップライト(縦型)ピアノは絹織物で財を成した桐生随一の豪商・書上文左衛門が購入した逸品(周ショウ生が大正11年に製作 S.CHEW銘)です。
高尚な議論ができそうな会議室。
明治・大正・昭和の各天皇が使用した貴賓室内部と天井に設置された可愛らしいシャンデリア。
見所いっぱいの“桐生明治館”、古き良き明治時代にタイムスリップしては如何でしょうか・・・。
桐生記念館 http://www.webgunma.com/532/
2012 07 10(火)記。 前橋市 最高気温32.0℃ 最低気温21.2℃
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