事件は数日前のことである。その少し前から、奴が言っていたのだった。どうもトイレの最後の吸引がよくないのではないかと。最初、私は気にならなかったが、注意するとどうもそのような気がする。父もそのような気がすると言っていたが、我が家で絶大な権力を誇り、なおかつ、あんまり色々気にならないタイプの母が、そう思うと言ってくれない為に修理に向かわないうちに、ある朝、トイレが流れなくなった。私と、奴は大丈夫だったが、父がトイレをした後、出てきて一言。「流れない。」 確か、停電時のための入排水のレバーがあるはず、と私が言うも、父は見つけられず、困ったことになった。マニュアルもなぜか、母が違うところにしまい込んだことが判明し、対策が不明。私は既に出掛けるところだったので、母が慌てて、我が家の天井から床下まですべて、いつもお願いしている一軒となりの大工さんのところへ、どこに連絡したらいいか聞きに行った。すると、故障を訴えつつ、何度も、我が家のトイレは吸引式だから無駄だと話していたのに、トイレをカッポンするアレを大工さんから借りてきてしまい、やってみたらと父に強引に言う。母の理解のなさにがっかりしつつも、父は一応、やってみるが、意味なし。父はぶち切れそうになっていた。恐ろしいケンカを見ないように慌てて出勤した。帰宅後、聞くと、ケンカはちょっとで済んだらしい。で、停電用の入排水のレバーでとりあえずトイレは動いていた(ふたの開閉とウォシュレットは問題なし)。とにかく町の下水道屋さんでは駄目で、T*T*の技術の人でなくては分からないと言うことで、翌日に修理となった。下水道屋さんがしてくれたのは、フタの後ろに書いてあるフリーダイヤルに電話をしてくれたことらしい。最悪は基盤交換だということで、朝につらい目に遭った父は、マイコンの無いトイレに変えたらどうだろうかと言い出す始末。しかし、結果は吸引ポンプのベルト(なんだかよく分からない)が切れていたということで、たいしたことなく、2日にわたるトイレ騒動は終結したのだった。
今日食べたもの。朝:ご飯、明太子(従兄弟の子供が中学水泳で全国大会で優勝した福岡お土産)、ぜんまいの味噌汁、ナスのおひたし。昼:カレー2杯。大根サラダ。おやつ:キウイ味のマシュマロ、スコーン。夜:豆もやしと豚肉の炒め物、しめたアジとキュウリの酢の物、タマネギのサラダ、ビール。おやつ:ジョア、六花亭レーズンサンド。