酔漢のくだまき

半落語的エッセイ未満。
難しい事は抜き。
単に「くだまき」なのでございます。

彼岸

2013-09-22 07:43:01 | 藤沢便り
明日彼岸中日。
この時期の墓参は叶わないでおります。
彼岸の墓参りは、いつも釣竿持参で出掛けました。
墓参りの後、「ハゼ釣り」を楽しむためでした。
そんな思い出がございます。

今年は、春先から、花の開花が早いような気がします。
バラ、ユリ、紫陽花、ヘメロカリス・・・・。
早めに出かけておりますが、今回ばかりは・・・。
八月の末から9月のはじめまで、帰省しておりましたし、あの残暑ですから、ガーデンへ向かいませんでした。
そしたら!
「リコリスの見ごろを外してしまったぁぁ!」でした。
三分の二の品種の顔しかお目にかかれませんでした。

さて、このリコリスですが。
「マジック・リリー」と呼ばれております。
「花が咲いている時期に葉がつかない」。花と葉が同時に見られないところから、こうした名前がつきました。
「曼珠沙華」は「彼岸花」と同じに使われますが、「白の曼珠沙華」と紹介されておりますのは、この「リコリス」なんですね。
と、語っておって、ふと「山口百恵」さんのアルバムを思い出した次第。
(A面最初が「いい日旅立ち」でA面最後が「曼珠沙華」でした・・・)
いろいろ言われてはおりますが、リコリスを愛でいてまいりました。



しべの長い品種は、難しいです。
特に、花弁と距離がありますと、しべにピントを合わせますと花弁がぼけてしまったり・・です。
真横から眺めますと、リコリスがヒガン花科というのが分りますね。



逆に、花をアップにしますと、これはこれで可愛いと思います。
「ピンキー」という品種です。
花びらの先の紫が、成長すると消えていきます。ピンクの先のワンポイントです。



「かがり火」と言います。炎のような赤です。集団にしますと迫力あります。



同じ、赤でも少し雰囲気が違いますね。
「アンナ」です。すこし彼岸花とはちがった花のつけ方をしているのが、面白い品種です。



何故か「ブロード・ウェー」という名前がついてます。



名前は解らないのですが、こんな顔したリコリスがありました。



自宅側の「仙台公園」。
駐輪場の中に白いリコリスが咲いてました。
誰かが、植えたのだと思いますが、白のリコリスでした。



「彼岸花」「曼珠沙華」。
「リコリス」はギリシャ神話の海の女神。
「相思華(サンチョ)」は韓国の呼び名。

花言葉「またお会いいたしましょう」。
酔漢はこう受け取ります。

♪花は 花は 花は咲く 私は何を残しただろう♪



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2 コメント

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こんにちは (見張り員)
2013-09-22 14:57:08
お彼岸ですね、私も今日墓参りに行ってきました。
写真の彼岸花、リコリス何ともいえずいい風情が漂っていますね。
しかし本当にはなっていろんな種類があるなあと改めて思いました。
そういえば数年前宮崎は日南に行ったときピンクの彼岸花が咲いていたのを思い出しました。

ブロードウエー。その名の通り華やかな印象ですね^^。
見張り員さんへ (酔漢です)
2013-09-26 02:17:56
今晩は!
リコリス、夏すいせん、彼岸花、きつねのかみそり・・
同じ仲間ですよね。
見張り員さんが宮崎でご覧になられた「ピンクの彼岸花」はおそらく「リコリス」の園芸種だと思います。
今日、国道一号線を走ってました、大磯、ちょうど吉田邸入口付近の松並木の下には、彼岸花が列をなして咲いておりました。

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