バイオハザードまとめサイト分室(資料置き場)

TRPGスレ(キャラクター分担型の合作小説スレ)のバイオハザード関連のフログ。あらすじ、状況等の情報があります。

地名、用語解説

2005-12-19 10:54:19 | バイオハザード あらすじ
用語解説
傘社:製薬、食品などを中心に事業を展開する総合企業。
    違法な生物実験や兵器開発などを行い、
    政治への影響力もきわめて強い。事件の中心にある組織。
ウイルス:感染した生物を急速に変異させる力を持つ。
      大体の感染者は俗に言う「ゾンビ」のような状態になるが、
      稀により強靭な固体へ進化することもある。
      また、ウイルスにより機能を調整された生物兵器も存在する。
真葉市:培尾市の西に位置する。読み方は「まこば」
椎名町:真葉市内東部、培尾市との境。大規模な総合運動施設があり、
      避難所として活用されていたが、避難住民がウイルスにより発症、
      現在は壊滅状態にある。 
等訓市:培尾市の北方。読み方は「らくん」。
     市郊外の暮伊山(くれいさん)はレベルを問わず登山客に人気がある。
岩城市:培尾市の東から東南にかけて広がる。刑務所が存在する。
狭戸市:培尾市の南側。読み方は「はざと」。湾内に浮かぶ客船改造レストラン
     「星輝丸」は夜はライトアップされ、内外ともにデートスポットとして人気だったが、
     逃げ込んだ生存者と感染者の戦闘のすえ沈没。
避難所:汚染、空爆により壊滅した培尾市住民の受入先。周辺の各都市に点在していたが、
      現在はほとんどが壊滅していると思われる。

バイオハザード(第3部) スペンサービル編(あらすじ)

2005-12-16 05:49:33 | バイオハザード あらすじ
等訓市、狭戸市の第二次生物災害から約3週間後。
悪夢の舞台はスペンサービル、傘社研究所、サナトリウムを保有する九武村の2箇所で幕を開ける。

簡単なあらすじ・スペンサービル編

スペンサービルでは正午から特殊災害共同救助会議が開催され、その後は政財界、傘社重役による懇談会(パーティ)が開催されていた。
ショッピングモールではそれにあわせ、テナント各店によるチャリティバーゲンが開始されており、多くの人出で賑わっていた。
いつもの夕方だった。誰もがいつもと同じ日常がずっと続くと信じていた。
ちょうど培尾市や等訓市、狭戸市の住民がそうだったように…。

パーティに参加するデュランを狙い、反デュラン派の突入チームが屋上、地下鉄から侵入。
デュランを射殺し突入チームは任務完了したかに思えたが、デュラン側近であるグリムローズ達が本来の計画を発動。
パーティー客の半分を一瞬でにグリーンゾンビに変えた。

さらにデュラン側はビルを封鎖。
ギリス大佐(クロノス)が館内放送で、ビル内の全ての人間にビルから脱出するための「ゲームのルール」を説明する。

ネズミ算的に増えるゾンビと、次々に現れるクリーチャー達。
生きる気力を無くした者達のなかで、悪趣味なゲームにまっこうから立ち向かおうとする者がいる。
また、ルール以外の方法を用いて脱出しようと図る者たちも。

それぞれの命を懸けたゲームが、今始まる。


以下本スレ抜粋。
館内放送にて生存者に告知された脱出方法(LEVEL9>188 ギリス大佐より)

『もうみんな知ってると思うけど、このビルは完全に封鎖されていて、外界との連絡もとれません。さっきTVで流れた映像は
今の状況を飲み込んでもらうための演出みたいなものね』
『シャッターは傘特性の分厚いサンドイッチ合金製、そこらのバーナーじゃ丸一日かかっても焼き切れる代物じゃないし、
外に面したガラスは、全て水深1000メートルの水圧にだって耐えられる強化ガラスよ。力ずくでの脱出は、まず不可能だと
思ってちょうだい』
『まあ、食料も水も娯楽設備も充実してるから、のんびりと救助を待ってもいいんでしょうけど、この状況じゃそうもいって
られないわよねえ。
ビルを徘徊する怪物の食欲は底なしよ。どこまで逃げても追ってくる。
しかも、死んじゃったら、もれなくゾンビなっちゃうオマケつき。
貴方達は、今から私の言う通りの方法で、ビルから脱出するしかないわ。
玄関ホール中央の噴水にある〝始祖の獣〟のオブジェ、それに、それぞれ牙、爪、角、翼が描かれた四枚の金属製プレートを
嵌め込みなさい。忌々しいビルのシャッターが一斉に開くわ。電話も通じるようになる。
そうなれば、後は簡単よねえ?
・・・・みんな充分に理解できたところで、脱出の鍵になるエンブレムプレートの現在位置を言ってあげるから、よく 聞いておきなさい。
牙は50階の大ホール内、角は45階の崩壊した一室、爪は可愛いペットのお腹の中、翼は意外と近くの隠された部屋の中よ。 (略)

バイオハザード(第3部) 九武村編(あらすじ)

2005-12-16 05:48:34 | バイオハザード あらすじ
等訓市、狭戸市の第二次生物災害から約3週間後。
悪夢の舞台はスペンサービル、傘社研究所、サナトリウムを保有する九武村の2箇所で幕を開ける。

簡単なあらすじ・九武村編

周りを山に囲まれた九武村。
のどかな田園風景が広がる、日本の原風景のような…どこにでも見られる、ごくありふれた山村だった。
強いて挙げるとすれば、生物災害の被害者を収容するためのサナトリウムと研究所があるくらいだろうか。

サナトリウムには、二人の女性が収容されていた。
一人は、その体液を使えばどんな感染体でも死滅させられる女性。
もう一人はその体液によって、生物をTともGとも異なるモノに変化させる女性。

彼女達をめぐり、米軍、傘社、防衛庁、あるいは個人が暗躍していたことなど…誰も、彼女自身すら知る由も無かった。

予告無しに鳴らされたサイレンと銃声。
それが悪夢の幕開けだった。
永遠に続くと信じていた穏やかな日常は、そこで突如崩壊する。

事故だったのだろうか、それとも、最初から仕組まれた罠だったのだろうか。

次々に感染し増え続けるゾンビと、どこからとも無く現れたクリーチャー達。
僅かに生き残った人々は脱出を図るが、やがて知らされた現実にうちのめされる。

九武村は、完全に封鎖されていた。
化け物ではなく人間の――彼らを守るはずである国家…自衛隊の手によって。


生存者達の思惑をよそに、冷たい雨の中、九武村の夜は更けていく。

夜明けと同時に『除染作業』が開始されることは、自衛隊員以外、まだ誰も知らない。


以下、九武村封鎖状況(以下LEVEL10 >40 赤坂圭吾(自衛隊員)より抜粋)
(略)
「俺達はもうそろそろ定時連絡をしなくてはならない時間だ。その定時連絡が無い場合、『除染作業』が第一段階へと移行する。
そして次の定時連絡が無い場合、『除染作業』が開始される。勿論、その作業とやらの内容は賠尾市と同様だ」
「因みに、この作業が開始される鍵は全部で三つある。一つ目は今言った通りの、俺達の定時連絡が途絶えた場合。
二つ目は制限時刻を過ぎた場合。そして三つ目が、俺達のどちらかが目標の回収を困難と判断し、それを本部に進言する場合だ。
既に部隊が電話線やあらゆる通信回線を切断し、ECMを発動させ、村からの無線連絡も行えない状況になっているが、俺達が 定時連絡をするほんの僅かな間だけ、ECMが解除されて無線 が使用出来るようになる。
その時に俺か誠一郎がそう言えば、 先ずこの研究所を始めとした村の重要施設に航空自衛隊の地表貫通爆弾による爆撃が行われ、その次にMLRSが村全域を掃除する。
まだ終わりじゃないぞ?次に来るのが各種ミサイルや火砲による砲爆撃。そして最後の仕上げが対戦車ヘリ一個中隊による掃討。
これは焦土作戦だ。文字通り、一個の村の全力で消し炭に変える。誰も生きては帰れない」
「…誠一郎は俺が生きている限りは本部に進言する心算は無いだろうが、俺が死んだと知れば、奴は躊躇う事は無いだろうな。
別にあんた等がその猛烈な砲爆撃から生き残れる自信があるのなら、別に俺を殺すがいいさ。それで俺の死を悟られない様にしろ。
知られたら最後。数分後には此処は魔女の釜の底になる」
(注:前記の除染作業を把握している人物…雑賀、赤坂、小川、花井、赤木、山田、桂木、九武村人(畳屋、米屋)のみ。
最終期限の作業を把握しているのは雑賀、赤坂のみ)