バイオハザードまとめサイト分室(資料置き場)

TRPGスレ(キャラクター分担型の合作小説スレ)のバイオハザード関連のフログ。あらすじ、状況等の情報があります。

バイオハザード(第3部) 九武村編(あらすじ)

2005-12-16 05:48:34 | バイオハザード あらすじ
等訓市、狭戸市の第二次生物災害から約3週間後。
悪夢の舞台はスペンサービル、傘社研究所、サナトリウムを保有する九武村の2箇所で幕を開ける。

簡単なあらすじ・九武村編

周りを山に囲まれた九武村。
のどかな田園風景が広がる、日本の原風景のような…どこにでも見られる、ごくありふれた山村だった。
強いて挙げるとすれば、生物災害の被害者を収容するためのサナトリウムと研究所があるくらいだろうか。

サナトリウムには、二人の女性が収容されていた。
一人は、その体液を使えばどんな感染体でも死滅させられる女性。
もう一人はその体液によって、生物をTともGとも異なるモノに変化させる女性。

彼女達をめぐり、米軍、傘社、防衛庁、あるいは個人が暗躍していたことなど…誰も、彼女自身すら知る由も無かった。

予告無しに鳴らされたサイレンと銃声。
それが悪夢の幕開けだった。
永遠に続くと信じていた穏やかな日常は、そこで突如崩壊する。

事故だったのだろうか、それとも、最初から仕組まれた罠だったのだろうか。

次々に感染し増え続けるゾンビと、どこからとも無く現れたクリーチャー達。
僅かに生き残った人々は脱出を図るが、やがて知らされた現実にうちのめされる。

九武村は、完全に封鎖されていた。
化け物ではなく人間の――彼らを守るはずである国家…自衛隊の手によって。


生存者達の思惑をよそに、冷たい雨の中、九武村の夜は更けていく。

夜明けと同時に『除染作業』が開始されることは、自衛隊員以外、まだ誰も知らない。


以下、九武村封鎖状況(以下LEVEL10 >40 赤坂圭吾(自衛隊員)より抜粋)
(略)
「俺達はもうそろそろ定時連絡をしなくてはならない時間だ。その定時連絡が無い場合、『除染作業』が第一段階へと移行する。
そして次の定時連絡が無い場合、『除染作業』が開始される。勿論、その作業とやらの内容は賠尾市と同様だ」
「因みに、この作業が開始される鍵は全部で三つある。一つ目は今言った通りの、俺達の定時連絡が途絶えた場合。
二つ目は制限時刻を過ぎた場合。そして三つ目が、俺達のどちらかが目標の回収を困難と判断し、それを本部に進言する場合だ。
既に部隊が電話線やあらゆる通信回線を切断し、ECMを発動させ、村からの無線連絡も行えない状況になっているが、俺達が 定時連絡をするほんの僅かな間だけ、ECMが解除されて無線 が使用出来るようになる。
その時に俺か誠一郎がそう言えば、 先ずこの研究所を始めとした村の重要施設に航空自衛隊の地表貫通爆弾による爆撃が行われ、その次にMLRSが村全域を掃除する。
まだ終わりじゃないぞ?次に来るのが各種ミサイルや火砲による砲爆撃。そして最後の仕上げが対戦車ヘリ一個中隊による掃討。
これは焦土作戦だ。文字通り、一個の村の全力で消し炭に変える。誰も生きては帰れない」
「…誠一郎は俺が生きている限りは本部に進言する心算は無いだろうが、俺が死んだと知れば、奴は躊躇う事は無いだろうな。
別にあんた等がその猛烈な砲爆撃から生き残れる自信があるのなら、別に俺を殺すがいいさ。それで俺の死を悟られない様にしろ。
知られたら最後。数分後には此処は魔女の釜の底になる」
(注:前記の除染作業を把握している人物…雑賀、赤坂、小川、花井、赤木、山田、桂木、九武村人(畳屋、米屋)のみ。
最終期限の作業を把握しているのは雑賀、赤坂のみ)

最新の画像もっと見る