奇跡は…

リンパ腫のガネーシャを抱きしめ
「奇跡が起こりますように…」
と祈ったワタシの思いは届きませんでした。

昨日の夜、7時半頃に息子から連絡があり
「ガネーシャがもうダメらしい…行くなら迎えに行くけど。」
ワタシはパートナーとスーパーで買い物中でしたが
「行くわ！」と迷わず答えました。

息子と2人で宝塚の家の扉を開けると出てきた元ダンナが
「死んでしまいました。」と…
間に合わなかった。

2、3日前から調子が良さそうで今日は元ダンナがゴルフに行き
帰ってきたら急変していたそうです。
救急で診てもらおうと車で向かう途中に心臓が止まったらしく
それでも病院で心臓マッサージをしてもらい一度は心臓が動き出したらしいですが
「これ以上は無理です。チューブを外すともう駄目だと思います。
後はご家族で看取ってあげてください。」と言われ
車で戻る途中に逝ってしまったそうです。

調子が良かったと聞いていたのに…と言ったワタシに息子が
「人間もそうやけど逝ってしまう少し前に調子が良くなったりする事あるよ。
多分、それやと思う。」と。

ガネーシャは元ダンナお手製の棺に入っていましたが、まだ温もりが
ありました。
お花を買いに行き棺の中に飾りました。
保護してから11歳と数ヶ月。でもワタシが7年前に家を出たので
実際は4年程しか一緒にはいませんでした。
ごめんね…ずっと一緒にいたかったのに。

今日は元ダンナが宝塚の動物霊園へガネーシャを連れて行ってくれました。
初七日も済ませ戻ってきた画像が送られてきました。



小さなお仏壇を作ってあげようと思います。と言う言葉を添えて。
きっと精巧なお仏壇ができることでしょう。
ガネ！ありがとう！虹の橋を渡ってカイザーと仲良く遊んでね。

カイザーの時とは違って不思議と涙が溢れません。
でも何かの拍子に号泣してしまいそうです。
自分の両親が亡くなった時には一滴の涙も溢さなかった元ダンナが
目を潤ませていました。

ガネーシャ！また会いましょう！
パパ（元ダンナ）を守ってあげてね。
good bye！