八ヶ岳 晩秋 2008年11月 その１

11月2～3日で、八ヶ岳に行ってきました。


美濃戸口から、赤岳の往復というシンプルなコースでしたが、
秋の紅葉からうっすらと雪化粧を始めた冬の風景へと、
標高を上げるに従って季節の変化を感じることができました。

美濃戸口のバス停付近。
雲が時折太陽を遮るものの、まずまずよい天気です。
いつもは、長いアプローチにうんざりするところですが、
今日は八ヶ岳の裾野の秋の風景を味わう
快適なトレッキングになりそうです。

色づいたカラマツを見上げる。



付近の山陵は見事な黄金色に染まっていました。



これは何の実でしょうか・・・




カラマツの細かい落ち葉が積もる、気持ちの良い道



斜面にはモミの緑と、カラマツの黄色のモザイクが描かれる。




秋の道を見守る道祖神



緑と黄色が競り合って並ぶ、その向こうにまだ小さく阿弥陀岳



美濃戸山荘の先の分岐で、北沢に入る。
流れにそってさかのぼる。



川原でコーヒーを沸かし昼食。
立ち止まると、空気の冷たさがじんわり体にしみてきます。

進むにつれ、あちらこちらに雪の跡



時折、下山してくる人とすれ違いながらさらにさかのぼる。
上の様子を聞いてみると、雪はうっすら残っているが
アイゼンは不要とのこと。

しばらくすると、横岳の岩稜が見えてきました。



次第に、大同心、小同心の岩壁が迫ってきます。
いよいよ八ヶ岳の懐深く入ってきた感じ。




続く