ゆっくりと山登り

登山、写真、その他日々のことなど

四国の旅 その3 剣山行

2012-04-05 22:39:20 | その他の山
2012年3月28日

天気予報はあまり芳しくないのですが
大きく崩れることもなさそうということで決行です。

当初四国の山に登ろうと思った時は温暖な春山を想像していたのですが
ネットで調べるにつれ、四国はまだまだ雪山ということを知りました。
見ノ越からの一般コースですが、山開き前でお店もリフトもお休みです。

空は曇天
粉雪さえちらつく







剣神社への階段が登山口







さっそくうっすらと雪が乗った山道






カミさんはスキーはやりますが、雪の山を登るのは初めて
といってもさほどの危険を感じるところはありません。








冬枯れの道を歩いてゆきます。













うっすらとかかる霧にかすむ尾根







間もなくリフトの終点西島駅付近








振り返ればどっしりとした山が見えています。三嶺でしょうか。







ここからさらに斜面を登っていきます。
ここまですれ違ったのは若い男性一人
他には人影もありません。
オフシーズンの静かな静かな山です。









山登りの嫌いなカミさんも今日はそれなりに楽しんで登っているようで







すーっとガスが晴れると山頂手前の小屋が見えてきました。















雪も多少深くなり、斜面も急になってきました。









森を出て笹原の広がる斜面になりました。
小屋はもうすぐ








小屋のわきをすり抜けるとゆったりとした笹原に木道
おおらかな山頂です。








青空ならなお楽しいでしょうね・・・







山頂につきました。鞍部を挟んで正面に見える山は次郎笈でしょうか。






ここで再び風が強くなり雪も降ってきました。
山頂を踏んで早々に小屋のわきまで戻ってきます。
強風からカップをかばうようにしてコーヒーを入れます。
持ってきたあんパンをかじって
腹ごしらえをした後はすぐに下山





山を下り始めると皮肉なもので
再び風は穏やかになり、青空さえ見えてきます。








薄日が差す山道を下っていきました。








せっかくカミさんが付き合ってくれた山、
青空のもとで歩きたかったけれど
ちょっとした雪景色の山に
非日常の楽しさを感じてくれたようです。



林道から、もう一度剣山を振り返る
歩く距離も短く簡単に登れる山ではありますが
堂々とした山体、おおらかな頂上の風景
まず名山の名に恥じないところです。







剣山を囲む周囲の山々も立派な姿








あとは翌日の石鎚山に備え一路西へ
今夜の宿は湯之谷温泉


温泉は共同浴場となっていて混雑していたのは残念
しかし宿の食事はなかなか結構なものでした。


















ビールから日本酒へ







締めのお寿司もおいしかった







デザートはイチゴのムースか、アイスクリームの天ぷら
私はムース、カミさんは天ぷら
地元でとれたフルーツ、香り豊かで美味








翌日の天気予報を確認
期待できそうです!

石鎚山に続く