JEC狭山福音教会(大阪狭山市)の聖書・キリスト教・例話コラム

大阪狭山市にあるJEC狭山福音教会(プロテスタントキリスト教会)の牧会スタッフによる聖書・キリスト教・例話コラム。

聖書・キリスト教・例話コラム#180702(川崎 豊信師)

2018-07-14 16:01:51 | キリスト教

一杯の水の大切さ

The Importance of a Drink of Water

 

 ジョン・マックスウェルの記したクリストファー・コロンブスについての話である

 

 コロンブスは自分の探検航海の資金的なめどがつかず大変落ち込んでいた。暑い日でのどが渇いていた。水を飲ませてくれる所はないかと見渡すと修道院のあった。修道院に入って行って水をもらったのだ。

 水を飲んでいる時に一人の年老いた修道士が彼に近づいてきて話しかけてきた。コロンブスが航海をしようとしていることを聞くと、「なぜ危険を冒してまで外洋探検しようとしているのか」と聞いた。コロンブスは自分の探検の目的を詳しく話したのである。

 

 話が終わってコロンブスは立ち去ろうとした。その修道士は彼を引き止め「自分はイザベル女王の親しい友人であるので、何か力になれるかもしれない」と話したのだ。

 

 この老修道士はイザベラ女王のもとに行くと、クリストファー・コロンブスの外洋探検のために援助してくれるように頼んだ。こうしてコロンブスはスペイン女王の援助を受けてアメリカ大陸を発見した。

 

 コロンブスによるアメリカ大陸発見は、修道院の一杯の水から始まったのである。

 

John Maxwell, "God's 'Troublesome' Timing," Preaching Today, Tape No. 147.