二人で日向ぼっこぼっこ。
寝室からふと見ると、
薄暗い台所で、箱の中に収まる鈴がいた。
気温が高めとは言え、冬である。
少々不憫に思い、
なんか入ってる。
箱の中にベッドを入れてみた。
これじゃ中に入れないじゃないの。
不評であった。
ならばせめてと、
まだ何か残ってる。
座布団だけを残してみた。
もう! ぷいーっ。
撤収。
素のままのアナタでいいの。
ニンゲンなりの善意って、
きっと分かってもらえないんだろうな・・・。