ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

明日は大綱質疑

2013-09-05 | Weblog
9月会議3日目の本会議は、前日に引き続き町長提案の条例や補正予算を審議しました。

執行機関の附属機関に関する条例の一部改正は、社会福祉施設整備審査会を附属機関として新たに設置するものです。審査会は新設される保育所を運営する法人の適格性を審査します。審査委員は5名以内、保育の専門学識者、社会福祉法人の財務会計に詳しい公認会計士、社会福祉協議会関係者、町立保育所元所長、町立保育所で障がい児保育を指導している先生の予定です。審査会は非公開ですが、議事録は公表されます。より良い保育を提供できる運営法人かどうか、しっかりとした審査を求めて、条例の一部改正には賛成しました。

一般会計補正予算は、1億700万円の債務負担行為として戸籍システム構築業務及び賃貸借の補正予算が計上されました。戸籍システムの導入については、戸籍という非常にプライバシー性の高い情報を電子データ化してシステム化することにより複製可能、不正アクセス、情報の大量流出などの恐れもあり、個人情報の保護の観点から問題である事を指摘しました。

多額のお金をかけて、事務の簡易化、スピード化が図れるとしていますが、プライバシーという人権が損なわれれることになれば、住民にとっては不利益です。紙ベースの戸籍簿は災害などで滅失するため、という理由も説明がありましたが、法務局には副本も1ヵ月ごと送っていますので、いざというとき復元は可能です。

婚外子差別、差別、民族差別、家制度による女性差別などは、戸籍制度が原因で、社会に無意識に根強く存在しています(戸籍制度があるのは日本のみ)。そのことからも戸籍情報というプライバシーが保護されにくくなる電子データ化については賛成できません。6月会議の条例改正で規定された再任用職員(参与)の給料の増額と管理職手当ての支給についても計上されていましたので、一般会計補正予算には反対しました。

2012年度決算の説明と大綱質疑1番目の日本共産党・河野議員で3日目は終わりましたので、明日は2番目からです。大綱質疑の順番と質問項目です

写真:清掃工場 粗大ごみの破砕機

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