ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

もうすぐ定例会議・・一般質問

2014-02-22 | Weblog
2月27日より3月26日まで町議会第1回定例会議が開かれます。27日・28日には8名の議員が一般質問をします。質問項目は以下の通りです。一人50分(質問持ち時間は20分)ですので、平野は午後になる予定です。お時間のある方は傍聴、お願いいたします。 

2014年度予算については追ってお知らせいたします。なにしろ分厚い議案書を手にしたのは17日午後、各担当課にヒアリング調査をし、21日午前には施政方針及び2014年度予算に対する大綱質疑を提出。その間に一般質問のヒアリングをして20日午前に通告書提出、というめまぐるしい週でしたので・・。

1.関 議員 島本町の学校教育について
2.野村議員 高齢者の住まい・施設について
3.田中議員 認知症ケアコミュニティ事業の推進を求む
4.河野議員
 (1)保育所待機児童が30人、急ぎ実態把握と緊救済策を求める
 (2)人権文化センター・ケースワーク事業の公正な実務を求める
 (3)町有地の活用・賃貸借契約あり方を問う
5.平野議員
 (1)自然環境保護のために若山台調整池売却方針撤回を
 (2)公共図書館としてのさらなる充実を求める
 (3)若狭湾の原発事故による広域避難等ついて
6.外村議員 町有地の売却と財政効果について
7.佐藤議員
 (1)公共性の高い土地建物に対する固定資産税の減免について
 (2)住民の交通手段の確保について
8.戸田議員
 (1)中学校給食実施に完全米飯導入を ~和食を中心とした献立の意義~
 (2)島本町歴史文化資料館と前庭の活用 ~社会教育行政の充実と地域活性化をめざして~
 (3)町営鶴ヶ池住宅跡地の土壌調査結果

画像:JR山崎駅前の十日市にて 美味しいタルトでした

源泉徴収税の徴収漏れ

2014-02-19 | Weblog
2月18日議員全員協議会にて、会計管理者より958,813円の源泉徴収税の徴収漏れがあったことがお詫びとともに報告されました。1月23日付けで茨木税務署から自己点検を行うよう依頼があり発覚したものです。土地家屋調査士(3人)12件分について、個人事業主に対しては所得税を源泉徴収すべきところを事業者名で契約していたため、誤って法人であると誤認し、徴収漏れとなっていたと説明がありました。

今後の対応としては、・町が茨木税務署には立て替えて払い、個人事業者に事情を説明の上、立替分を請求する。・不納付加税及び延滞税計67,500円は町が支払うことになり、それについては定例会に補正予算で計上する。

法令に基づく事務が適正にされず、特に徴収事務という自治体の基本的な仕事がズサンであれば、役場の仕事に信頼は得られません。

大阪広域水道企業団

2014-02-17 | Weblog
若狭湾の原発事故により原子力災害が起きた場合、関西の水源である琵琶湖が汚染されます。滋賀県は琵琶湖への放射性物質のシミュレーション結果を公表しています。その結果をもとに大阪広域水道企業団はホームページに「滋賀県による琵琶湖への放射性物質のシミュレーション結果について ということで企業団水の影響や企業団の方針を公表しています。

午前中は府内市町村のみなさんとともに企業団に話を聞きにいきました。詳しくは追って報告いたしますが、原発事故時に安全な水道水を提供することが難しい、ことが確認できました。

午後は議案のヒアリング、担当課に順次説明していただいていますが、4課が限界でした。明日は上下水道部より新水道会計基準の説明があり、終了後に議員全員協議会があります。理事者からの報告1件と議会運営に関する検討項目の協議を予定しています。午後は引き続きヒアリングです。

防災訓練

2014-02-16 | Weblog
10時より東大寺自治会自主防災会防災訓練のご案内がありましたので参加しました。
炊きだし訓練、消化訓練、防災器具取り扱い訓練、防災クイズなどがあり、子どもたちも楽しく参加できるよう工夫がしてあります。温かい豚汁とおにぎりを頂き、温まりました。ありがとうございました。滝谷公園は自宅に一番近い避難所になりますので、いざというときのためにも役にたちました。みなさま大変ご苦労様でした。

午後はJR高槻駅前で憲法アピールでした、「秘密保護法の廃止を求める署名」やリレートーク、チラシ配りをしました、たくさんの方が参加されました。安陪首相の暴走に危うさを感じておられるのでしょう。

12日の衆院予算委員会で、安陪首相は解釈変更について「政府の最高責任者は私だ。政府の答弁について私が責任を持って、その上で選挙で審判を受ける」と立憲主義を否定するような答弁をしています。集団的自衛権行使を可能にする憲法解釈変更をめぐり、自民党総務会でも安陪首相に、以下のような批判がでています。

村上誠一郎元行革担当相「首相の発言は選挙で勝てば憲法を拡大解釈できると理解できる。その時々の政権が解釈を変更できることになる」
野田毅党税調会長「正面から受け止めるべきだ」と支持し、船田元・憲法改正推進本部長も「拡大解釈を自由にやるなら憲法改正は必要ないと言われてしまう」
野田聖子総務会長「誤解を招くことがないよう(首相に)提案したい」

しっかりブレーキをかけて暴走を止めてもらいたいです。

画像:防災訓練 消防団による電動のこぎりの使い方の講習

議会運営委員会

2014-02-14 | Weblog
朝起きると外は真っ白。山用の靴をはき、滑らないよう注意しながら歩いて役場にたどりつきました。第1回定例会の議事日程を協議する議会運営委員会が開かれ傍聴しました。

会期は2月27日より3月26日まで。議会提案の通年議会の導入のための関連条例や規則、損害賠償に関する報告、2013年度補正予算は即決案件、2014年度予算及び関連条例の制定や改正等が主な議案です。

一般質問は10名の届出があり2月27日・28日で行う予定です。2014年度町長の施政方針及び予算に対する大綱質疑は3月5日の予定です。くじ引きで人びとの新しい歩み(今回は平野担当)は5番目。その後、各常任委員会に付託して予算審議を行い、最終本会議3月26日に討論・採決となります。

来週後半、一般質問・大綱質疑の通告書提出ですので、しばらくは議会に専念します。

午後は教育委員会定例会を傍聴しました。教育費に係わる補正予算及び新年度予算の審議などでした。特に保育所・子育て支援の業務が教育委員会に移管されることで、子ども・子育て会議を町長及び教育委員会の附属機関にすることやいじめ対策推進法にもとづき、島本町いじめ等対策委員会が新たに設置されることなどについて議論がありました。

不服申し立てにおける最終準備書面の報告については秘密会となり、非公開でした。公平委員会の裁決が近々下されることになるのでしょう。

夕方、自宅に帰ると議会事務局からFAXが届いていました。
川口町長名で「土壌調査の結果について」ということで、(町有地鶴ヶ池住宅跡地について)「小野薬品との売買契約を保留していましたが、町有地の土壌調査の結果は『基準値を超える汚染はない』ということで、売買契約手続きを進める」という主旨の内容でした。詳しい土壌調査報告書は議員の連絡BOXに入っているということなので、来週確認します。

画像:雪景色の東大寺公園

大沢は雪景色

2014-02-11 | Weblog
大沢・尺代地区へ。夫に車をだしてもらい議会リポートの配布へいきました。
途中、京都府へ入りながらの狭い道を通り抜けると大沢は雪景色です。夜間は路面が凍結して車での移動は大変だろうな。「わざわざ遠くまで来てもらって」と声をかけてもらいましたが、年4回ほどしか来れなくて申し訳ない気持ちです。大阪府事業で砂防ダムの工事が進んでいました。(画像)

議会に関する検討事項

2014-02-10 | Weblog
東京都知事選結果は、宇都宮さん、細川さんとも舛添候補に及ばず残念でした。しかし2人の原発即時ゼロの主張を193万8000人の方が支持したのですから、この民意は安陪政権は無視できないはずです。

今朝は10時よりJR山崎駅前でさようなら原発1000万人署名を市民のみなさんと取り組みました。寒い中でしたが、子ども連れの若い方々がたくさん署名して下さいました。次回は3月2日、水無瀬駅12時30分より行います。1000万人までもう少しですので、お見かけされたらぜひご協力下さい。 

午後2時より議員全員協議会が開かれました。

理事者からの報告では冒頭に上下水道部により大薮浄水場配水系統の漏水について説明がありました。青葉地区の一部の水道老朽管に亀裂が生じ、修理が完了した2月1日までに6000㎥の漏水があったとのことでした。
島本町公共下水道事業財政健全化計画(案)及び島本町水道事業財政計画(案)については2014年~2017年度までの計画が示されました。直営で行っていた水質検査を職員の退職に伴い、全面委託することについて、説明を求めました。数年前から水質検査のできる職員の継承をすべき、と委員会で指摘してきましたので、対応ができていなかったということです。計画案については予算審議でチェックします。

4月からの通年議会の導入に向け、条例、規則、要綱の改正案を2月会議に提案することを確認しました。

議長への要望事項17件の検討については 1.議員執務室について 2.議運・会派代表者会議・議会だより編集委員会に会派に属しない議員の意見を反映できる仕組みをつくること 3.町長に議案説明の開催を要求すること の3点を先行して検討することにしました。次回は2月18日(火)午前中に話し合いを行います。

夕方は「変えたらアカン!平和憲法in高槻・島本」の会合でした。2月2日の憲法講座の反省会や今後の取り組みについて話し合いました。2月16日(日)午後2時~3時 JR高槻駅南松坂屋前でアピール・ビラまき・秘密保護法廃止署名集めを行います。ぜひ、ご参加下さい。

議員全員協議会のお知らせ

2014-02-09 | Weblog
明日、2月10日(月曜日)午後2時~4時 役場3階委員会室にて、議員全員協議会が開催されます。

案件は
①理事者からの報告
 ・島本町公共下水道事業財政健全化計画(案)及び島本町水道事業財政計画(案)について
②2013年度議会費補正予算について
③2014年度議会費予算の一部変更について
④通年議会の導入について
⑤議長への要望事項の検討について

どうぞ、傍聴お願いいたします。
                          

『戦前』にしないために

2014-02-08 | Weblog
朝起きると雪が積もっていました。暦は立春も過ぎましたがまだまだ寒さは続きますね。

開かれている通常国会で安陪首相は、海外での武力行使に道を開く集団的自衛権の行使容認について、「政府が適切な形で新しい解釈を明らかにすることによって可能だ。憲法改正が必要だという指摘は当たらない」と憲法解釈の変更によって行使を認めうるとの考えを明言しています。憲法9条で禁じていることを国会発議や国民投票といった憲法改正手続きを経ず、解釈でできるようにするとは、まさに立憲主義に反するものです。戦争の時代や戦争とは何かを本当に知っているのか、とその思い込みだけの軽い答弁に背筋が寒くなります。

午後から、ぴあ・ネット主催で「STOP!憲法改悪 ヤマケンさんに聞いてみよう!この道はいつかきた道 『戦前』にしないために~私たちにできること~」として山本 健治さん(フリーライター)にお話を伺いました。

秘密保護法・国家安全保障会議は国体の治安を維持するためのものであることを、戦前の社会運動が弾圧された治安維持法や侵略戦争に突入していく時代の新聞記事を使い、歴史をたどって丁寧に説明されました。憲法改悪・憲法破壊は強権的軍事国家を狙っているため。中国・韓国・北朝鮮に対し民族意識を煽って強い国家、強いリーダーという役割を果たしているのも、そのためである。

日米首脳会議までに「集団的自衛権」について「解釈変更・実質改憲」をし、通常国会で国民投票法改正、そして憲法改正草案づくり、2016年夏の参議院・衆議院のダブル選挙を仕掛け、戦争のできる国家体制をつくるチャンスとみている。

私たちは何をしたら良いのか、という参加者からの問いに、「まず『知る』ことである。それは歴史・法や施策の問題点を知ることともに、国に対し情報公開請求して公表させていくこと。小さな集まりでも良いので、そのような機会をつくっていくことだ」と助言されました。

ものが言えなくなる時代にならないように、このような会を積み重ねていきたいと思います。
山本さんのお話はもっともっとたくさんの方に聞いていただきたいものです。ありがとうございました。

画像:自宅庭の雪

議員研修

2014-02-07 | Weblog
午前10時より島本町議会後期議員研修でした。龍谷大学政策学部准教授の土山希美枝先生に「議会改革と議会基本条例」について講演していただきました。

「議会改革の方向として・議論する議会 ・議会への市民参加 ・議会の情報公開 が求められるが、議会基本条例をつくる意味はそのような改革ができるかどうかにかかっている」ということを全国に自治体議会の実施状況を示しながらお話されました。

「議会の基本機能として、社会にある多様な意見を公開のヒロバで議論し、集約、決定する。「決断」が、なぜ、どういう意見を集約して行われたのか、可視化できるのは議会だけ。首長が暴走した時、止められるのは議会だけ」と議会の重要性をあらためて認識させられました。また地域公共政策を担う人材として議会議員を位置づけられています。確かに地方議員は常に地域課題に取り組んでいると言えます。

近隣自治体議会でも議員全員で議会のあり方を考えるコンセプトワークショップなどにかかわっておられるそうです。講演は議会のあり方を再度問い直す、貴重な機会でした。

午後2時からは地域福祉計画案を審議している住民福祉審議会を傍聴しました。丁度、計画案をパブリックコメントしていますので、担当課による説明や委員のみなさんの意見を聞くことができました。女性委員の方々が積極的に発言されている審議会です。

夜は高槻市立生涯学習センターにて催された映画「SAYAMAみえない手錠をはずすまで」<監督 金 聖雄>上映会に行きました。「50年殺人犯というレッテルを背負いながら、泣き 笑い 怒り 日々を ”凛”と生き抜く夫婦の物語!」と映画のチラシには紹介文が載っています。1963年、差別を利用した見込み捜査で石川一雄さんを犯人(無期懲役が確定)とした狭山事件。50年の長きにわたり無実をはらすため冤罪事件と闘っておられます。その静かな日常を綴る石川夫妻の温かさとともに静かに鋭く、差別や冤罪の重さを問う映画でした。

大飯原発運転差し止め仮処分

2014-02-06 | Weblog
大飯原発運転差し止め仮処分 大阪高裁第5回審尋を原告として傍聴しました。

原告側の準備書面で
1.原子力規制委員会が原子力発電所の安全性を担保する役割を果たしておらず,司法判断が必要であること 
2.耐震性の安全基準として武村式の検討がなされようとしていない。
3.相手方の大飯原発3号機,4号機における重大事故対策が違法であること  
4.台場浜トレンチ内の破砕帯が非常用取水路に近い方向に連続している可能性があり,そのことが重要な安全機能を有する施設に与える影響の有無を相手方が全く評価していないこと
5.F-6破砕帯の観点からの保全の必要性
6.その他の審査手続きの問題点と再稼働が目前であること
を提出しています。

関電は、原告側の主張に対し、これまで「反論なし」と言ってきたのに、本日は「反論できるところは主張したい。3月末までに」と言い出しました。明らかに再稼動後に司法判断をださせようという意図です。それに対し原告側弁護士が「関電社長は3月末の再稼働をあきらめていないと表明しています。再稼働よりも後に次回審尋を入れたら裁判の意味が無くなるので、是非とも短期間に判決を出す方向でお願いします」と、早期結審を強く求める発言をされ、関電の反論期限は3月10日となり、3月20日結審と決まりました。

裁判の傍聴は10分もありませんが、報告会で弁護士さんや訴訟事務局の方々が詳しい説明をして頂きますので、何が問題かがよくわかります。原発の安全性を担保せず再稼動したい関電に運転差し止めの厳しい判断を求めたいです。先日、集団的自衛権のお話をお聞きした武村二三夫弁護士もこの裁判の原告代理人でご尽力いただいています。

注釈
<武村式>原子力規制委員会の基準地震動の評価はまだ確定しておらず、電力各社申請では、基準地震動及び基準津波の評価が二重基準となっている。「地震も津波も震源は同じ」にもかかわらず、津波評価(武村式)と地震動評価(入倉式)は二重基準となっている。武村式は日本の地震の特性を反映したもの。地震動
評価も武村式で行えば、地震の規模は4.7倍にもなり、どの原発も耐震性は崩れてしまい安全性の確認はできない。


国民健康保険運営協議会

2014-02-05 | Weblog
午前中、雪のちらつく中、市民の方と一緒に環境放射線測定を行いました。17箇所の公共施設(保育所・幼稚園・学校含む)を自転車で回り2時間かけて測定しています。常に他のところより高い値の地点があるのですが、何故なのか調べて確かめてみます。

午後2時から国民健康保険運営協議会を傍聴しました。

3年ぶりに後期高齢者支援金賦課限度額を14万円から16万円に、介護納付金賦課限度額を12万円から14万円にそれぞれ引き上げる、医療分の引き上げはなく合計で4月1日より賦課限度額の合計は81万円までとなる案件が諮問されました。委員の皆さんの協議の結果、「妥当」という答申がだされました。これを受け、2月議会で条例改正および当初予算が提案されることになります。

国保に加入していない方の状況について質問があり、深刻な事例も報告されました。安心して医療を受けられるよう親切で丁寧な対応が求められます。
 
傍聴は村上議員・伊集院議員・平野の3人でした。国保の制度や予算を審議するにあたり、公益を代表する方や住民の方の意見は参考になりますので、傍聴は欠かせません。

画像:環境中の放射線測定

漏水結果

2014-02-03 | Weblog
1月28日から生じている大量の漏水は、31日夜間、専門業者による漏水調査を実施し、漏水箇所<青葉地区>を特定、2月1日には修繕が完了したとのです。水路に漏れていたため漏水箇所がわかりにくかったとのことです。ともかく回復して良かったです。

椎尾神社で節分祭がありましたので、夕刻お参りしました。いつものように長い竹竿の串にお餅をさしてもらい、焚き火で炙っていただきました。甘酒も振舞われます。子どもが幼い時には、山崎子ども会の行事で境内で豆まきをしました。この行事は半月ほどかけて準備をされるそうです。竹灯篭の灯りが幽玄な雰囲気です。

橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)は記者会見し、市長を辞職し、出直し市長選に出馬することを正式表明しました。辞職の理由として、大阪都構想を協議する法定協議会で特別区の区割り案の絞り込みについて、維新の会以外の会派の反対で2015年4月の実現が難しくなったためとのこと。

大阪都構想が議会に受け入れられないから市長選をして民意を問うということですが、橋下氏が勝利したとしても、府議会や市議会の会派構成には変化はないため、賛同を得るとも思えません。再選して民意を得たら、自分の思い通りにするぞ、という姿勢は議会制民主主義の否定ではないでしょうか。議会にわかってもらいたいのならば、説得できる内容を示すことです。選挙乱用とも思え、市政を私物化しているのか、と腹立たしい限りです。

集団的自衛権

2014-02-02 | Weblog
「変えたらアカン!平和憲法in高槻・島本」主催で武村二三夫弁護士(大阪弁護士会憲法問題特別委員会委員長)を講師にした「一から学ぶ『集団的自衛権』」憲法講座に参加しました。
クロスパル視聴覚室は会場一杯の参加者で溢れていました。安陪政権の戦争に向かう危うさを感じてのことでしょう。

集団的自衛権とは何か、ということを国連憲章の武力行使禁止原則などの規定や集団的自衛権行使の実際の事例、憲法9条との関係、集団的自衛権容認の動きなど、整理してお話頂きました。あらためて立憲主義(憲法は、権力を制限し、国民の権利・自由を擁護することを目的とする)の視点からも、政府の都合で憲法を解釈変更する「解釈改憲」は「憲法破壊」であり、認められないもの。

「9条によって、日本は従来アメリカの行う戦争(朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、アフガン侵攻、イラク侵攻)に直接参加せずに済んできた。しかし、集団的自衛権を認めるあるいは専守防衛の枠を取り払うことによって、日本は今後アメリカの行う戦争に参加できることになる」「集団的自衛権の容認とは、『アメリカの戦争』に日本が参戦することを容認することにほかならない」「次の国会で集団的自衛権の容認がでる」ということです。

戦争の道を選ぶのか、憲法を変えさせず(解釈もダメ)、平和な社会を築くのか、今私たちが問われています。

(*米軍のために行ったイラク航空自衛隊の輸送活動は違憲判決がでている)