ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

12月会議 学童保育4年生受け入れ、1小給食室廃止で4小との親子方式

2016-11-30 | Weblog
12月会議の議会運営委員会があり出席しました。一般質問は12名で、会期は12月13日、14日、15日の3日間となりました。いつもの定例会議より町長提案の議案はボリュームがあります。詳しくはこちらの議会ホームページをご覧下さい。主なものとして以下の議案があります。

・農業委員会制度の見直しに係る条例改正

・学童保育の4年生受け入れと保育料の改定(所得階層による段階的な設定のもと一部値上げ)に係る学童保育設置条例の一部改正・・現行は3年生までなので来年度から4年生も入室できるようにするものです。

・第三小学校は耐震補強工事をするB・C棟の工事費 230,463千円が計上されています。国の2016年度補正予算を活用して実施するため、本年度中に契約し、2017年度にまたがり工事を行うものです。建替えをするA棟と保育所建設については細部を調整中です。保育所は2019年度には開設予定で進められています。

・第四小学校校舎の整備(教室増設及び学童保育室増設)に加え、2018年度より第一小学校の給食室を廃止し、四小から給食を配送する親子方式による給食室を整備するための設計変更補正予算案も提出されました。第一小学校の保護者などには議会までには、十分な説明が必要です。

・「やまぶき園の移転建替え及び地域生活支援拠点等の整備」を行うために施設整備運営事業者を公募し来年3月までには決定する予定です。公募した事業者を選定するため社会福祉施設整備審査委員会の委員報酬とふれあいセンターの敷地に整備するための測量業務委託料などが補正予算に計上されています。

・やまぶき園(2017~2018年度〉及びふれあいセンター(2017年度~2021年度)の指定管理者の指定

・人事院勧告にもとづく一般職員の期末・勤勉手当の引き上げ *特別職及び議員の報酬引き上げはなし
・幼稚園園長・学童保育室指導員の報酬額の引き上げ
・臨時職員(保育士・幼稚園教諭・学童保育指導員・支援講師・延長保育士)の賃金の時給80円アップ 

議会運営委員会では、議事日程の協議の後、議会運営の検討事項三点について検討しました。




秋の植物観察会

2016-11-26 | Weblog
暦の上では冬ですが、秋の植物観察会(主催:緑と水を守る会)に参加しました。講師は高須英樹さん(和歌山県立博物館館長)です。JR島本駅西側田んぼから島本高校裏をぬけて、ふれあいセンターまで歩きました。植物の生態について丁寧な説明をお聞きしながらのんびりと秋を楽しみました。

タンポポは一枚の花びらのように見えているものが一つの花、葉のつき方、根と茎と葉が植物によって違い、「ノビルの葉のどちらが表か裏なのか?」「ダイコンはどこが茎か根か?」などのクイズがあったり、図説でのお話、面白かったです。

西側の田んぼでは楽農クラブさん主宰で「里芋イベント」が行われていて子ども連れの親子が里芋堀り楽しんでおられました。桜井の里山ではヘビにも出会い、紅葉の落ち葉を踏みしめながら、冬の始まりを感じ、ふれあいセンターでようやく昼食でした。

午後は樹木の枝の今年の枝、去年の枝、それを見分ける芽鱗痕、松のよく伸びる枝の「長枝」とほとんど伸びない枝「短枝」ができることも教わりました。見せていただいた学生さんの書かれた植物の細密画に感動しました。書いてみようかな、もっと植物のことがわかるかも。贅沢な1日を過ごしました。

マイナンバー違憲訴訟

2016-11-24 | Weblog
大阪地裁でマイナンバー違憲訴訟(個人番号利用差止等請求事件)を傍聴しました。

被告国側の準備書面において「原告のいう自己情報コントロール権は実定法上の根拠も不明確で、差し止め請求の根拠となりうる実体法上の権利とは認められない」と主張していることに対し、本日の法廷では原告代理人より1.憲法13条(すべて国民は、個人として尊重される)に根拠のある自己情報コントロール権に基づく差止請求である 2.住基ネット訴訟最高裁判決に基づいても差止請求が認められること 3.求釈明(①被告が使用している「一元管理」の意味について②システム上の保護措置について③システム上の保護措置の根拠について 明らかにされたい)という主旨の準備書面の概要を述べて、原告側の主張を明らかにされました。

「高度情報ネットワーク社会において、自己のプライバシー情報の取り扱いについて自己決定する権利(自己情報コントロール権)は憲法上保障されている」という主張は納得できます。自分の知らないところで、同意がなくとも自分の情報が収集されたりデータマッチングできるマイナンバー制度が憲法違反であることがよくわかりました。

求釈明に対し、被告の国側は1月末までに対応することで、次回期日が裁判長より言い渡されました。
その後の報告会でも、個人番号提供の強制、住民税の課税通知書に個人番号を記載することなどマイナンバーにかかわる問題点が税理士、自治体職員の方がたから報告が相次ぎ、ますます制度廃止の必要性を強く感じた次第です。

障害者施策推進協議会

2016-11-22 | Weblog
21日は介護保険・総合事業について担当課より詳細な説明を受けました。来年4月より要支援1・2のホームヘルプサービス、デイサービスを保険から外し地域支援事業とするものですが、6月議会での一般質問や学習会開催を経ての市民と担当職員との懇談会や要望書提出等の取り組みもあり、国のガイドラインどおりではなく、一部は市民や私たち学習会開催メンバー(共産党と市民派議員計5名)の要望が取り入れられたものになっています。今後は市民への説明を行う予定です。

22日は障害者施策推進協議会を傍聴しました。「やまぶき園の移転建替え及び地域生活支援拠点等の整備」に関する基本方針(案)について、障害福祉サービス事業所と団体に意見を聞いた結果も報告されましたが、基本方針案は前回の会議で承認されたものとし、案の変更はありませんでした。

全障害者対象の一般相談支援事業は町の委託事業になりますが、委員のみなさんやヒアリングの意見も専任の職員配置にしてほしい、ということでしたが、明確な答えはありませんでした。今後、公募にあたり募集要項の中に明記するのか、確認が必要です。

町立ではなく民設民営になると、町が運営に関わるのではなく理事会及び評議員の意向で運営されることに変わることを十分認識してほしい、と厳しい意見もありました。公的責任をどのように担保するのかしっかりチェックしなければなりません。

基本方針案についてはパブリックコメントを実施するつもりはないようですので、みなさんからもご意見をお聞かせ下さい。

農林業祭

2016-11-20 | Weblog

農林業祭が大勢の参加のもとで役場前で開かれました。
大西実行委員長の挨拶では都市農業振興基本法にふれ、都市農業をもっと振興するようにしたい!と意気込みを表明されていました。町行政もそれにしっかり応えてほしいですね。

品評会ではみなさんが丹精込めた農産品が並べられていました。今年は雨が多く、農産物が少ないため出品数も少ない、とおっしゃていました。農業委員に就任していた2年、毎回品評会の担当でしたので、講評の様子がよくわかります。来年は我が家のレモンも出品しようかな。

実行委員のみなさん、ご苦労様でした。

高槻ジェンダー研究ネットワーク公開学習会

2016-11-19 | Weblog

今週は議会リポートの配布で町を歩いています。約4k㎡しかない市街地なので、端から端まで回れます。

19日午前中は「どよう会」に参加しました。今はマイナンバーについて自主的に調べたことなどをもとに勉強会をしています。マイナンバー違憲訴訟の報告や、小学校に配布された内閣府作成の「マイナンバーガイドブック」について何が問題なのか、詳細に検討しました。

ガイドブックはマイナンバーのデメリットについては全く書いてありません。事実ではないこともあります。このガイドブックの作成費を内閣府に開示請求してみることにしました。多額の税金が使われているはずです。

午後4時~5時までは水無瀬駅前で、戦争させない!19日行動でした。南スーダンに自衛隊を派遣させるな!若者を戦場に送るな!とアピール、チラシ配布をしました。

夜は高槻ジェンダー研究ネットワークの公開学習会に参加しました。研究会のメンバーである二木洋子さんから「男女共同参画社会基本法から17年~男女共同参画計画の変遷を考える!」というテーマでお話を聴きました。

国連及び国内の女性の地位向上の取り組みをはじめ、安倍政権や維新府政における男女共同参画施策が、男女共同参画社会基本法の理念からいかに後退したものになっているのかを、男女共同参画計画の違いなどを紹介しながら、報告されました。

島本町でも今年度は「男女共同参画社会をめざす計画」(スマイルプラン)の見直しがされています。女性の人権や個人の尊重ではなく国の成長のための女性活躍推進をめざす、安倍政権下での国の第四次計画にもとづくプランとなる可能性が高く、今後のパブリックコメントではしっかり意見をださなくては、とお話を聴いて強く感じました。

学習会は充実した内容で、二木さんはどれだけの準備をされたのだろうと思うと、本当に頭が下がります。
ありがとうございました!

画像:戦争させない!19日行動にて

駆けつけ警護 閣議決定に抗議

2016-11-15 | Weblog
安倍内閣は15日午前、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣する陸上自衛隊の部隊に、安保法制に基づく「駆けつけ警護」任務を付与することなどを盛り込んだ実施計画を閣議決定しました。

南スーダンは政府軍と反政府軍との内戦状態です。PKO参加5原則の停戦合意の条件を満たしておらず、このような所で武器使用範囲を拡大させた上で実施する任務で、自衛隊員が殺されることも、政府軍や現地の人を殺すことも十分予測されます。戦闘に巻き込まれる危険性が増大するとの懸念は拭えません。

15日は国会前でも抗議行動が行われ、夕方には高槻駅前でも高槻・島本の市民と一緒に抗議をしました。メッセージボードを持ちながら、アピールをしました。憲法違反の戦争法に基づく自衛隊の南スーダン派遣は中止すべきです。

琵琶湖のほとりにて 脱原発を願う

2016-11-13 | Weblog
11月13日、62歳になりました。元気に動けることに感謝!ですね。
午前中はケリヤホールで『クラルテの人形劇』を観ました。青少年健全育成大会の催しで、たくさんの親子が楽しんでおられましたよ。

午後は歴史文化資料館で開かれている「故 岡本四郎氏蔵書譲渡会」(主催:島本町退職教職員の会)へ。
長年、郷土史研究などをされた元校長先生の岡本四郎氏は島本町史の編纂にも携わられています。研究のための膨大な史料・歴史本などは関係者によりボランティアで分類・整理され「大切に活用していただきたい」と今回の蔵書譲渡会で、市民に提供されることになりました。

島本町の歴史文化に貢献された岡本氏の蔵書は町外からも注目されているとのことです。本来は教育委員会が歴史文化資料として保存・保管・展示に供する史料もあるのでは思います。

私は興味のある「卑弥呼」「邪馬台国」関係の書籍を3冊いただきました。展示会は毎日曜日、12月4日まで開かれます。

その後は、琵琶湖のほとり「ピアザ・淡海」で開かれた「老朽原発美浜3号も廃炉に! 11・13琵琶湖集会」へ。
原子力規制委員会は、高浜原発1・2号機に続き、美浜原発3号機についても、40年を超えた運転を認める認可を今月中にも出そうとしています。福島第一原発事故の教訓から「原発の運転期間40年」という原則は崩れ「命より経済」でまたもや原発政策は進められています。

地震列島の日本で原発を稼働することの危険性は言うまでもありません。
原発訴訟の報告や地震動過小評価等の安全性問題の報告、原発事故の際の安定ヨウ素剤事前配布を求める活動、滋賀県や京都府への申し入れ報告、各地の多様な原発を止めよう!という市民の報告がありました。
若狭湾の原発事故があれば2時間で島本にも放射性物質は降り注ぎます。(岐阜県の市民団体が風船を飛ばし確認されたもの)

集会アピールは「福島原発事故の悲劇を繰り返さないためにも、私たちはまず、極めて危険な老朽炉である美浜原発3号機の運転期間延長認可の手続きを中止し、高浜原発1・2号機とともに廃炉にすることを求めます。そして、『40年ルール』の例外を一機たりとも許さず、一日も早く脱原発社会を実現するためにこれからも取り組んでいくことを誓います。思いを同じくする人たちとともに、頑張りましょう!」

目の前にひろがる美しい琵琶湖が放射能で汚染されないように、と誓った62歳の誕生日でした。

ショートステイ見学&議員研修

2016-11-11 | Weblog
午前中は社会福祉法人水上隣保館運営のみゆき園に伺い、障がい児・者のショートステイ事業などについてお話を聞かせてもらいました。普段介助・援助をしてくれている人が急に病気になったり、冠婚葬祭があったりして、 介助・援助ができないとき、一時的に泊まることができます。利用者に寄り添う運営をされていますが、障害福祉サービス等に係る報酬についても、決して高いとはいえず、人材配置がままならない状況もあるようです。

障がい児・者の在宅での生活を支える大事なサービスです。やまぶき園の移転に伴い、新たな機能としてショートステイ機能がつけられますので、しっかり審議できるよう、いくつかの施設の見学をさせていただく予定にしています。

午後は大阪北部3町(豊能町・能勢町・島本町)議長会の議員研修で亀岡市へ。講演は「地方創生と議会の役割~人口減少、縮小時代の自治体の課題~というテーマで、同志社大学の新川達郎先生にお話を伺いました。昨年度、島本町でも人口ビジョン&総合戦略を策定しています。もっと早くお話を聴いていれば、議会審議も充実したのになぁ、と思いました。わが町の総合戦略がまちづくりに沿っているのか、チェックしていくことも重要だ、と指摘されました。

夜は戦争させない!高槻・島本実行委員会の会議に出席しました。19日行動の取り組みなどについての協議、多種多様な地域での護憲の活動についての情報交換などもあり、刺激になります。

フル活動の一日で帰宅したら、ぐったりでした。

臨時議会 し尿処理の高槻市への委託

2016-11-10 | Weblog
私が議員になって15年間以上、し尿処理問題は懸案の課題でした。
高槻市東上牧にある町衛生化学処理場の老朽化、維持費の増大、処理量の減少などで希釈下水道放流方式の中間処理施設を町内で建設するのか、広域処理で他自治体にし尿処理の委託をするのか、紆余曲折があり、この度、高槻市との協議が整い、し尿処理を委託するための規約案が議会上程されました。

東上牧周辺自治会からの長年の施設撤去要望に応えることができること、両市町で処理することでのコスト削減などの効率的運営が図れるとして、高槻市の理解を得たものです。

規約案には委託するにあたっては環境整備も含め島本町の負担となることに加え、衛生化学処理場の跡地を高槻市へ無償で譲渡することも規約案に盛り込まれました。土地面積は4362㎡、土地の鑑定評価額は3億1600万円です。町の財産を手放すのですから、住民には周知をするよう求めました。

2010年、環境省より「し尿処理広域化マニュアル」がだされ、し尿処理広域化による効果が特に期待される項目として①公共事業の効率化・コスト縮減②環境保全対策の強化③資源循環、リサイクルの推進④地球温暖化対策への貢献)温室効果ガスの排出量削減対策 があげられています。今回の両市町の広域処理によりこの効果が果たせるもの、と考えます。町内建設候補地の住民ホール跡地が他の用途に使えるようになること、川口町長からは「合併」とは関連しないという主旨の答弁もあり、規約案に賛成しました。

ここまでの協議に前副町長(退職)と担当職員の努力、高槻市にも感謝いたします。
規約案は全員賛成で可決しましたが、今後開催の高槻市議会において同様の議案が審議される予定ですので、行方を見守りたいと思います。可決されれば、4月実施に向け、協定の締結が行われることになります。




女性参政70周年記念行事 in 関西

2016-11-06 | Weblog

10月5、6日は市川房枝記念会女性と政治センター主催の《女性参政70周年記念行事 in 関西》「なんでやねん 70年経ってもまだこれか~女性の政治参画を増やすために~」がドーンセンターで開催されました。

5日は市川房枝さんが1931年、吹き込んだレコードで肉声の「婦選の話」を聞くことができました。「婦人(女性)参政権が平等で平和な社会を築く手がかり『鍵』である」として女性の参政権運動に力を尽くされた市川さんの力強いメッセージに感動しました。

パネルディスカッションでは「70年目の女性と政治」として越 直美 さん(大津市長)、武井多佳子さん (松山市議 )のじまさとこさん (SADL)コーディネーター森屋裕子さん (NP0フィフティ・ネット)
のお話があり、その後3つの分科会がありました。

私は男女同数議会の島本町議会の議員ということで分科会「オッサン政治の中で生きる‥女性議員の本音トーク」のパネラーとして出席しました。議員になった動機や自治体の女性の政治参画の状況、女性の政治参画や意思決定の場に女性が参画するために行ったこと、女性政策を後退させたアベ政治、女性センターの廃止を進め、慰安婦発言などで女性の人権を侵害する橋下維新政治はまさに「オッサン政治」であること、などについてお話させていただきました。

議会に女性が少ないことや、議員と職員の懇親会にコンパニオンを呼ぶという慣習を最近やめさせた、と地方の議員から発言があり、まだまだ女性の政治参画を増やすことで是正すべき議会があることを知りました。

6日は「女性の政治参画を増やすために」と前滋賀県知事の嘉田 由紀子さん(びわこ成蹊スポーツ大学長 )の基調講演がありました。ご自分の知事選挙や知事時代の体験を通し、もっと女性が政治参画すれば、財政難・少子化・環境破壊など回避できたのではないか、とおっしゃっていました。

「女に学問はいらない」という環境の中で、学問の道に進ませてくれたのは明治民法の家制度の中で苦しめられた母であり、「女も自分で学んで稼いで社会で活躍するべし」という強い意思があったからだったそうです。

『もったいない』と言う「暮らし言葉」を合言葉に、新幹線新駅の建設凍結、滋賀県内に計画されていたダムの凍結、旧志賀町に予定していた廃棄物処分場の中止などを主張して県知事になられ、実質これらの事業を中止することになりました。女性政策、河川・環境・琵琶湖政策、防災・原発政策など知事時代に取り組まれたことをお聞きしながら、共感することも多く勇気づけられました。嘉田由紀子さんは多くのことを学ぶことができました。

最後には「あきらめない未来へ 半分いるのが当たり前 10年以内に、女性議員をフィフティに(50%)に 市民も議員も今できることから始めよう」というリレートークで活発に意見がだされ、熱気の中で終えました。貴重なシンポジウムを市川房枝記念会女性と政治センターとともに企画していただいたフィフティ・ネットのみなさんに感謝いたします。

画像は嘉田由紀子前滋賀県知事と一緒に

やまぶき園の移転建替え

2016-11-01 | Weblog
11月1日に開かれた障害者施策推進協議会を傍聴。「やまぶき園の移転建替え及び地域生活支援拠点等の整備」に関する基本方針(案)が示され、委員のみなさんからは多くの意見がだされました。

知的障害通所施設の島本町立やまぶき園(生活介護30人、就労継続支援B型10人)は1973年建設の旧第三保育所を改修し、1992年に開設、開設当初から公設民営施設として社会福祉法人が運営、2006年からは指定管理者制度を導入、社会福祉法人四天王寺福祉事業団に指定し運営されています。

施設の老朽化とアスベスト(天井裏・封じ込め済み)が長年課題で、ようやく移転建替えされることになりました。地域生活拠点施設も一体化して整備する方針案です。

基本方針案は〈新施設をふれあいセンターゲートボール場に整備、新施設は民設民営とし、整備運営事業者を公募、年度内には決定し2019年4月開設をめざす。サービス機能は生活介護・就労継続支援B型、特定相談支援事業に加え新規で短期入所(ショートステイ)、全障害者対象の一般相談支援事業を行うという内容となっています。

公設民営から完全民営化になり、地域拠点施設もやまぶき園運営と同一の法人が運営することになります。ニーズのあるショートステーイの定員4名は少ない、重度の障がい者のグループホームをつくれないのか、公的責任は保障されるのか等の切実な意見もでました。

関連議案(公募選定のための社会福祉施設整備審査委員会委員報酬)が12月会議には提案される予定であり、全町的な議論ができる時間はありません。パブリックコメントは必要ではないでしょうか。
町としては事業所、障害関係団体へのヒアリングは精力的に行うと説明しています。


教育週間

2016-11-01 | Weblog

教育週間には町内の学校では公開授業が行われています。
10月29日、第二中学校の授業を1年生から3年生まで参観しました。学年によってもクラスによっても雰囲気は違いますが、子どもたちや学校の様子が垣間見れました。いろいろ課題があるのかな、と短時間でしたが思うことがありました。

2中の図書館は司書の方が素晴らしく、少しばかり訪問。お会いできませんでしたが、図書館は本の魅力が引き出せるように並べられていました。ずっと、そこにいたくなる空間です。