ゆるゆる馬主日記

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2016年度 募集馬検討 その1

2016年07月25日 | 全般
なんと今年の東サラはディープ産が牡馬4頭、牝馬5頭の計9頭募集と、

バイヤー系のクラブとしてはかなりの離れ業をやってのけました

まぁほぼ山本オーナーの預託繁殖馬にディープを付けた仔ではありますが、

それをやってのけるところが山本オーナーの太っ腹なところ。

2014年のディープの種付け料は2000万ですからねぇ。

ただわたしは手を出すタイミングを見誤ったか、見る目がないだけか、

現3歳4000万のディープ牝馬2頭に出資して、未だに未勝利

先日のカルディア姫の函館未勝利戦での惨敗は厳しいものがありますよ

ただ大きいところとなるとやっぱりディープなんで、

なんとかアタリを引き当てたいところなんですが。。。さてさて。

ディープ産で大きいところとなるとノーザンファームが一番なんでしょうかねぇ

9頭のうち6頭の関西馬を検討していきたいと思います。


セレブレイションキャット15 牡


 父ディープインパクト 母父Storm Cat
 生産:社台ファーム
 誕生:2015年4月20日
 育成:社台ファーム
 厩舎:松永幹夫
 募集価格:6,000万(一口150,000円)
 馬体重:412 体高:155 胸囲:174 管囲:19.7

お母さん7歳時の3番仔になるディープインパクトの牡馬。

この仔の一つ上の半兄ファーブルトン(父Congrats)が藤沢厩舎だし、

同じようにこの仔も藤沢厩舎かと思っていたし、

そもそもオーナー持ちにすると思っていただけに、

ミッキーんところに預けるとはちょっと意表を突かれました。

今年亡くなったレッドディザイアの、

1歳馬が東サラで募集されればミッキーと思っていましたが、
(されなかったのが非常に残念なんですが・・・)

このまさにディープを付けるために輸入してきた繁殖で、

結構な期待値が高い仔を預けられるって、

ミッキーもなんだかんだで東サラつながりが強い厩舎。

今年はやや勢いがない厩舎ですが(斉藤さんが抜けたから?)、

ディープの牡馬で昨年のレジュールダムール14で8000万でしたから、

この仔はいったいいくらするんだろうと戦々恐々でしたが、

さすがに去年よりは抑えてきましたね。

兄姉で活躍馬がまだいないんだけど、

この値段でなんか安め?に感じるあたりが今のディープの凄さかと

お母さんは米で未出走のまま繁殖入りし、

2013年のキーンランドノベンバーセールにて、

30万ドルで山本オーナー名義にて購入された繁殖。

先ほども言った通り、

このお母さんは母父Storm Catでノーザンダンサークロス持ち、

まさしくディープをつけるために購入したんだろうなぁっと、

容易に想像が立つわけで、

満を持してディープをつけられたであろう当馬。

繁殖として油が乗り始める若いお母さんの仔となると手を出すなら今

という感じでしょうか。。。

写真はまだ毛が抜けておらず馬体のハリなど見た目が今一つですが、

4月の遅生まれで、まだまだ成長する可能性があるし、

程よい大きさにもなりそうで、

その辺は逆に先々は見た目よくなりそうな予感はありますよね

こういう先々を想像して可能性を楽しむのも一口の醍醐味

長兄にDeep in a Dreamというセン馬がいて(気性が荒かったのかな?)、

父が代表産駒にリアルクワイエットがいるQuiet Americanで米で10戦1勝の現役馬。

2番仔は持ち込み馬となるファーブルトンという父がCongratsという2歳牡馬で未デビュー。

なので産駒実績はないに等しいけど、

お母さんの全兄 Fantasticat は重賞ウイナー、

曽祖母さん Lotta は重賞5勝のG1ウイナー、

母の半弟マンボツイストは平安S(G3)など重賞3勝。

と近親に活躍馬の名が並びます

去年のレジュールダムール14よりは惹かれるんだけどなぁ。。。

本命が別にいなかったらこの仔が大本線かもしれないけど。


ツインテール15 牡


 父ディープインパクト 母父Tale of the Cat
 生産:辻牧場
 誕生:2015年4月15日
 育成:ファンタストクラブ
 厩舎:角居勝彦
 募集価格:5,000万(一口125,000円)
 馬体重:401 体高:152 胸囲:170 管囲:20

お母さん7歳時の初仔になるディープインパクトの牡馬。

お母さんは山本オーナー所有の馬で角居厩舎所属で新馬戦を快勝しながら、

その後は鳴かず飛ばずの低空飛行の戦績で、

結局5歳で転厩しながら現役を続けましたが、19戦して1勝止まりでした。

2008年のセレクト当歳で1300万ですから、

そこまで良血ってわけでもないかもしれないんですけど、

曾お祖母さん Gaily Gaily は米G1フラワーボ-ルHを勝った重賞7勝馬ではあります。

お母さんの半妹には東サラ馬レッドヴェロッサ(4戦0勝)がいますね。

でそんなお母さんにディープをつけたのが当馬で初仔になるわけですが、

母系がストームキャットですから、セレブレイションキャットと同じく今旬のディープ配合で、

セレクトに出せばデキさえ伴っていれば相当な額がついたかもしれない仔。

前脚を見てると丈夫に走ってくれそうな気がしないでもないけど、

角居ブランド好きなわたしなんですけど、
カルディア姫の現状がどうしてもわたしのディープ産への出資意欲を抑えます

動画を見てると何か気になるのか神経質なのか、ずっと耳をキョロキョロさせてます。

動きは柔らかそうでいいですね

ただディープ牡馬としてはセレブレイションキャット15と比べると、

わたし的にはちょっと興味が下がるかな


レッドエルザ15 牡


 父ディープインパクト 母父Smart Strike
 生産:ノーザンファーム
 誕生:2015年1月30日
 育成:ノーザンファーム
 厩舎:角居勝彦
 募集価格:7,000万(一口175,000円)
 馬体重:448 体高:155.5 胸囲:174 管囲:20

お母さん5歳時の初仔になるディープインパクトの牡馬。

1月の早生まれですでに450キロ近くあります。

お母さんはなんといっても全兄に名馬イングリッシュチャネルの名が燦然と輝いています。

お母さん自身は3歳で7戦して勝ち上がれず引退し、4歳から繁殖入り。

お母さん出資者にとってはお母さんと同じ角居厩舎でディープとくれば、

待ちに待った仔なんではないでしょうか。

今年の募集馬の中でエリモピクシー15と並んで最高額というのは、

自信がある証拠なんでしょうかねぇ

血統が血統だけに十二分にその価値はありそうですけど。

母父Smart Strikeにディープとくれば、

東サラ出資者にとってはすぐに思いつくであろう、

桜花賞2着馬レッドオーヴァルの名があがります。

というかそれぐらいしか思い当たらなかったりして

ただ配合診断にある通り母系がミスプロにヌレイエフですから、

ディープとの相性は問題ないんでしょう。

ディープの仔にしては馬体の雰囲気から重厚な感じが少し受けます。

馬体も価格も厩舎もわかんなかった字面だけの時点では、

ディープ牡馬にいくならノーザンファームのこの仔かと思っていましたが、

やはり初仔でこの価格ってのがね。。。悩ましい限りです


サクラサクⅡ15 牝


 父ディープインパクト 母父デインヒル
 生産:社台ファーム
 誕生:2015年2月11日
 育成:社台ファーム
 厩舎:藤原英昭
 募集価格:3,200万(一口80,000円)
 馬体重:461 体高:156 胸囲:178 管囲:19.7

お母さん18歳時の11番仔になるディープインパクトの牝馬。

半姉エイジアンウィンズはヴィクトリアマイル勝ち馬で、

全姉エバーブロッサムはオークス2着。

正直東サラ募集になったのがちょっと不思議な仔ですが、
(高齢募集だったディソサードと同じ感じのノリ

牝系が走るイメージの血統で、デビューした仔はみな勝ち上がっていますし、

なかなか注目高い仔ですよね

母父デインヒルにディープの稼ぎ頭はフィエロと東サラG1馬レッドキングダム。

ノーザンダンサーが色濃い母系なだけに、ディープとの相性も良さそうで、

走ってきそうな気がプンプンします

ただお母さんの若かりし頃の産駒と比べると若干勢い的には気になるところですよねぇ。

そのあたりが価格に反映されているのでしょうか?

それとも他に何かあるのか?

兄姉実績があるディープ産にしては価格が抑えられている気がします。

兄姉を見てると体質も気になるところで、管理厩舎が藤原厩舎なだけに、

じっくり仕上げられることは間違いないでしょう。

この仔の場合はやっぱり胴の作りからして目指せ桜花賞でしょうから、

じっくり仕上げるという点も気になるところではあります。

ディープなだけにクラシックを夢見たいですからね。

すでに460キロを越えていて、トモのボリューム感なんかは素晴らしい

ディープ牝馬ならこの仔かなぁっと思うものの、

何度も書いて申訳ないけど、現3歳4000万ディープ牝馬2頭の現状が・・・


レッドヴァージン15 牝


 父ディープインパクト 母父Distorted Humor
 生産:社台ファーム
 誕生:2015年2月20日
 育成:社台ファーム
 厩舎:松田国英
 募集価格:4,200万(一口105,000円)
 馬体重:443 体高:156.5 胸囲:174 管囲:20.1

お母さん6歳時の初仔になるディープインパクトの牝馬。

お母さんは東サラが2010年に追加で外国産馬募集を行った時の一頭。

このとき募集された3頭の牝馬の中では、

結局出資には至らなかったんですが、少し興味をもっていたんですよね。

ただ体質が弱く、持ってる素質を開花とはいきませんでした。

で早くもそんなお母さんにディープをつけた初仔が募集。

この快速系の母系にディープは面白そうなんですよねぇ

値段次第と思っていましたが、若干高い。

初仔の牝馬なんでもう少し抑えてほしかったかな。

馬体の作りは筋肉質のパワータイプっぽくダートよりに出ちゃってるかも。。。

そうなるとディープ産としては微妙で、躊躇してしまいます。


レッドメデューサ15 牝


 父ディープインパクト 母父Mr.Greeley
 生産:ノーザンファーム
 誕生:2015年3月25日
 育成:ノーザンファーム
 厩舎:石坂正
 募集価格:3,800万(一口95,000円)
 馬体重:415 体高:154 胸囲:172 管囲:20.1

お母さん6歳時の2番仔になるディープインパクトの牝馬。

お母さんはレッドヴァージンと同じく2010年に東サラにて、

外国産馬として3200万で募集がかかった馬でしたが、

結局デビュー出来ずに繁殖入り。

祖母のCatchascatchcanがヨークシャーオークスの勝ち馬。

血統的にピンとくる感じはないんですが、

ノーザンファームのディープ牝馬となると、ひょっとして隠れた資質が目を出すかも

首筋から背中にかけてのラインは綺麗に見えるんで、

バランスがいいし、レッドヴァージン15よりはこちらに食指が動きます。



現時点で検討したディープの中では、

牡馬なら

 セレブレイションキャット15

牝馬なら

 サクラサクⅡ15

でしょうか

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