みつとみ俊郎のダイアリー

音楽家みつとみ俊郎の日記です。伊豆高原の自宅で、脳出血で半身麻痺の妻の介護をしながら暮らしています。

後1週間で

2009-02-22 21:44:44 | Weblog
26年住んだ東京杉並の住居ともお別れすることになる。
アメリカから帰国して以来ずっと住んでいた場所なので、人生のほぼ半分を過ごしたことになる。そんな場所なのだから名残り惜しさとかいろいろな思いがあるはずなのだが、今は早くここから出たいという気持の方が強い。きっと、引っ越した後に、懐かしさとか寂しさのような感情が起こってくるのかもしれない。
それにしても、粗大ゴミやいらなくなったものを処理するのにこれほどのお金がかかるものなのかとあきれる。特に冷蔵庫や洗濯機、テレビなどの電化製品をひきとってもらうの何千円もかかり、ヘタしたら新しいのが買えてしまうぐらいのお金がかかってしまう。まあ、昔のようにゴミの捨て場所がたくさんある状態ではないし、ゴミそのものがさまざまな害を起こしてしまうのだからある意味しょうがないと言えばしょうがない。これも一種の税金なのかナ?と思ってあきらめることにする(生きていればお金がかかるのはしょうがないことだ)。

仕事がらとはいえ、CDの多さにもあきれる。毎月何十枚もレコードメーカーから送られてくるサンプル盤もたまりにたまってくるし、自分でも何枚も買うので、数えられない枚数を数えてみると約3000枚(やっぱり、大雑把にしか数えられない)。
少しずつ、弟子や友人に引き取ってもらっているのだが...全然減らない(笑)。
さあ、また26年分の部屋の片づけに戻らねば。


講座最終日

2009-02-15 00:59:43 | Weblog
毎日引っ越しの準備にあわただして追われているが仕事は当然のごとくそんな私の個人的事情とはまったく関係なく進行していく。
今日は、渋谷区の生涯教育プログラムの一つとして行なっていた『音楽とヒーリング』の講座の最終回。毎回熱心な60~70人(時に80人)の受講者の人たちを相手に音楽の話しをしたり演奏をしたりのプログラムだったが、それも今日で終わり。たまたまヴァレンタインデーだったので、受講者の人たちの何人の方々からチョコレートやいろんなものをいただいた。
たった2ヶ月間のおつきあいの講師と受講者という関係以上のおつきあいをさせていただいたような気がする。

昨日は何年かぶりで尺八の藤原道山さんとのインタビュー。前回と今回では取材対象の雑誌が違っているが、前回以上に受け答えに落ち着きが見られたのは、やはりそれなりにアーティスト活動を続けてこられたせいだろう。笛の一曾さんにしろ、琵琶の友吉鶴心さんにしろ、最近の邦楽の世界には本当に才能のある若手が多いことに驚かされる。
純邦楽ということばがもはや死語になった現在、邦楽や邦楽器の分野での新しい才能の出現こそが日本の音楽界を救ってくれる存在なのかもしれない。


熱海では桜がもう咲いている

2009-02-04 00:36:45 | Weblog
熱海という所は本当に「海が熱い」のか?本当にいろいろな草花がとてつもなく早く咲く。
昨日、おとといと引っ越しの荷物を運ぶために伊豆の自宅に行く途中、熱海の桜がほぼ満開なのには驚いた。いつも早い早いとは思っていたけど、今年はまたさらに開花が早い。伊豆高原にある河津桜もほぼ3分咲き程度。今月の中旬にはやはり河津桜は満開になるだろうなという気がする。

3月から伊豆に拠点を移して、東京には月の半分程度過ごす感じの生活パターンを作っていくつもり。多少の不便さはあるけれど、伊豆半分、東京半分の生活は以前から理想にしていた生活なので、ちょっとばかり理想に近付いた?のかも。
これからは伊豆便りも本格的なものが書けると思うのでご期待ください。
それよりも、今は引っ越しの準備でテンヤワンヤ。
東京の杉並の自宅はほぼ26年も住んだ所なので、荷物もハンパじゃない。特にCDの数は自分でも信じられないぐらい多い。
来る人来る人に「持っていって」とあげまくっているがそれでもまったく減らない。オールジャンルあるので、誰が来てもどこかに好みはひっかかるはず。CD欲しい人は2月中しかチャンスがなにのでぜひ連絡してください(マジですから)。