風のうわさ

気ままな私の独り言

烏山山あげ祭

2016年07月27日 | 旅行

今年も烏山の山あげ祭に出かけてきた。

 

 

毎年これを見るとあぁ夏だな~と感じる。

栃木県の東にあるこの小さな町(人口2.6万人)で

毎年これだけのことをするのはすごいことだ。

 

11時半到着。

 「いしかわや」で天ざる蕎麦を食べる。

900円なのに大きな海老天がついている。

ああ、 おいしい~。

しかも天丼はエビ2匹とお蕎麦(八溝蕎麦)付きだよ。

 

 

 

 

12時からの舞台はすぐ近くで始まっていて

常磐津を聞きながら

ズズズーッとお蕎麦をたべる。

風流だね。

 

 

 

 

さて、次が始まるまで2時間弱ある。

 

じゃあ、無料シャトルバスで「洞窟酒造」見学へいこうということになった。

これは地元の東酒造がどうくつを利用して古酒を保存している場所だ。

(この洞窟は第2次世界大戦末期に戦車を製造するために作られた地下工場跡)

 

 

案内の人がいて20分ほどの見学になる。

温度は15度C ひんやりして寒いくらい。

暑いこの時期こういうところは一次的にもオアシスだ。

体がひんやりして生き返る。

 

 

 

 

 

大吟醸のお酒はフルーティでとてもおいしかった。

「これ日本酒?」っていうくらい。

 

シャトルバスで知り合った女性は千葉県から一人で来たそうな。

TVで見てぜひとも来てみたくなったとか。 

 

 

 

 

さあ、戻っていよいよ山あげ祭だ。

出し物は「将門

天慶の乱で平将門は討たれ一族郎党滅ぼされるが

生き残った将門の娘 五月姫(滝夜叉姫)は

傾城「如月」と名乗り 妖術を使い

勇者光圀に近づき 天下を取ろうとする。

 

 

 

毎年町内が入れ替わりこの行事をとりおこなうとか。

今年は金井町らしい。

 

 

 

 

450余年の伝統をもつこの移動式野外劇。

舞台を道路に組み立て、奉納余興をし、解体、

そして2時間後にまた別のところに舞台を組み立て

余興と繰り返す。(出し物は時間によって異なる)

1日に5~6回もだ。

本当にすごい。

 

 

 

毎年ものすごく暑く

出演者も見学者も汗だくであるが

今日は涼しい1日で

お祭りを充分に楽しんだ。

烏山の町に感謝!

 

 

 

 


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