〈2012.03.24 sat〉
ロッシーニ『セビリアの理髪師』
人気テノール歌手錦織健プロデュースのオペラ
「歌は華やかかで技巧的で聴きどころがいっぱい。お芝居はドタバタ喜劇。」
「キャストを選ぶのは楽しい。赤字の心配だけはプロデューサーのつらいところです。」
「森麻季さんの華麗な技巧、美しい容姿、アクティブな演技、すべてが映えるのがこの作品。」
と、朝日新聞の記事。
[出演]
森 麻季(ソプラノ) /ロジーナ
堀内 康雄(バリトン) /フィガロ
錦織 健(テノール) /アルマヴィーヴァ伯爵
志村 文彦(バス) /バルトロ
池田 直樹(バス・バリトン)/ドン・バジリオ
武部 薫(メゾソプラノ) /ベルタ
大貴族アルマヴィーヴァ伯爵と貧乏学生リンドーロの二役を演じ分ける
錦織健さんの奮闘ぶりが楽しく
セビリアの町一番の美人ロジーナを演じる森麻季さんのソプラノも素晴らしかった
一緒に観たy子さんが「吉本新喜劇やったネ」
[あらすじ]
舞台は18世紀のスペイン・セビリア。
大貴族アルマヴィーヴァ伯爵は、バルトロ邸に住むセビリアの町一番の美人ロジーナに一目惚れ。
が、彼女の部屋の下でセレナーデを歌っても、
彼女の後見人である医師バルトロが見張っていて窓は開かない。
伯爵は町のなんでも屋で床屋のフィガロの助けを借り、
身分を隠すために貧乏学生リンドーロに変装してアプローチするものの、
バルトロ(彼もロジーナに熱を上げている)の邪魔もあってなかなか想いを遂げられない。
酔った士官に変装してバルトロ邸に乱入し邸内を大混乱に陥れたかと思えば、
音楽教師に化けて歌のレッスンを口実に接近するも見破られて退散。
たびたび窮地に立たされながらも、
フィガロの機転とどういうわけかの幸運で何とかピンチを脱出し続けた伯爵ではあるが、
どうしてもあと一歩のところでうまくいかない。
そうこうしているうちに、
バルトロから「お前は遊ばれているだけ」と説教されたロジーナは、
なんとあろうことかバルトロとの結婚を承諾してしまう。
その夜、最後のチャンスとばかりにロジーナの部屋に忍び込んだ伯爵は、
自分の身分を明かして誤解を解き、ついにロジーナと結ばれるのであった。
錦織健プロデュース・オペラvol.5“セビリアの理髪師”から
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