〈2016.07.27 wed〉
06:20 起床
07:30 津駅へ
08:21 津発難波行特急乗車
10:00 難波着
難波高島屋でお弁当購入
スタンドでCoffee
中村芝雀改め五代目中村雀右衛門襲名披露
七月大歌舞伎 関西・歌舞伎を愛する会 第二十五回
平成28年7月3日(日)~27日(水)
〈昼の部〉
一、小さん金五郎(こさんきんごろう)
金屋橋の金五郎 鴈治郎
芸妓額の小さん 孝太郎
太鼓持六ツ八実は木津屋六三郎 亀 鶴
芸妓大村屋のお糸 児太郎
奈良屋権左衛門 松之助
千草屋女房お縫 寿治郎
千草屋娘お崎 廣 松
女髪結お鶴 吉 弥
広瀬屋新十郎 錦之助
お崎という許嫁をもつ若旦那六三郎は、芸妓のお糸に夢中になり、家宝の茶入れを五十両で質入れしたため勘当され、今は太鼓持六ツ八となっています。お糸と別れさせることを頼まれた髪結いの金五郎は、お糸を宥(なだ)めて六ツ八との起請を預かり、渋る六ツ八に祝言を承知させますが、納まらないお糸は同じ芸妓の小さんに加勢を頼みます。
五十両の金の工面を巡っての小さんと金五郎の張合いはみどころで、大詰めの立廻りには独特の色気が感じられます。情緒にあふれ喜劇味のある上方狂言の面白さをお楽しみください。
二、夕霧名残の正月(ゆうぎりなごりのしょうがつ)由縁の月
藤屋伊左衛門 藤十郎
扇屋夕霧 芝雀改め雀右衛門
太鼓持鶴七 廣太郎
同 亀八 廣 松
扇屋三郎兵衛 友右衛門
扇屋女房おふさ 秀太郎
病によってこの世を去った遊女・夕霧の四十九日。彼女の恋人であった藤屋伊左衛門は、放蕩の末に家を勘当され、借金を抱え、夕霧の死に目にも会うことができませんでした。すっかり落ちぶれていた伊左衛門は、夕霧の死を知り、起請を香華の代わりに手向けようとするところ、気を失います。そこへありし日の姿のままの夕霧が現れ、喜ぶ伊左衛門は夕霧との逢瀬を楽しみますが、やがて夕霧はその姿を消すのでした。
地唄の「由縁の月」などをもとに書かれた舞踊劇をご覧いただきます。
三、与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)
木更津海岸見染の場
赤間別荘の場
源氏店の場
伊豆屋与三郎 仁左衛門
お富 芝雀改め雀右衛門
鳶頭金五郎 橋之助
番頭藤八 松之助
赤間源左衛門 團 蔵
蝙蝠安 歌 六
和泉屋多左衛門 梅 玉
江戸の大店伊豆屋の若旦那与三郎が木更津の浜見物をしているところへ、この界隈の顔役赤間源左衛門の囲われ者であるお富が通りかかり、互いにひと目惚れします。逢瀬を重ねる二人の関係を知った源左衛門により、与三郎は全身に三十四箇所の刀傷を受け生死の境をさまよいます。与三郎が死んだと思って海に身を投げたお富でしたが、和泉屋多左衛門に救われます。それから3年、命を取り留めた与三郎は「切られ与三」の異名をとってならず者の仲間に入っています。ある日、兄貴分の蝙蝠安に伴われて鎌倉・雪の下の源氏店にたかりに入ったところ、死んだと思っていたお富と運命的な再会をするのでした。
おなじみの名せりふが織り込まれた世話物の名作にご期待ください。(歌舞伎美人HPより)
今日は千穐楽昼の部を観劇
先週(7/17)は満員でしたが、今日は空席が目立ちます。
隣り合った女性は東京からの観劇らしい。
中学生の時から歌舞伎をご覧になっていらっしゃり、
十五代目
御両人
松島屋 etc.
大向うのように声を掛ける
仁左衛門さんがご贔屓らしいが、他の役者さんの事や演目の事もお詳しい
「小さん金五郎」
小さん役の孝太郎さんと金五郎役の雁次郎さんの掛け合いが絶妙
吉弥さん・錦之助さんと、脇が固いお芝居は見応えが違う
「夕霧名残の正月」
藤十郎さんの存在感が大きい
公界に身を置く蓮っ葉な女性を演じる秀太郎さんの存在感も大きい
「与話情浮名横櫛」
ダメンズを演じる仁左衛門さん最高
大店の若旦那の品格と知的でニヒルな影の表現が良い
今日の席は3F1列23
ロビーには五代目雀右衛門さんの襲名を祝う品々のご披露や写真の紹介がありました
lunchは今井のお弁当
終演後は母のゆるゆるソックスを大丸と高島屋で探し回り
もっと買い物に時間が欲しいところでしたが、翌日は出勤
18:00 難波発名古屋行特急乗車
19:22 津着
夕食は車中で出汁巻玉子のお弁当
今月3回目の歌舞伎観賞
襲名披露公演という事で良い配役・演目の公演でした